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嘘つきはだれ?  作者: 金原 紅
本編
53/100

登場人物紹介2

「夜が明けて3」までのネタバレを含む登場人物紹介です。

「夜が明けて3」まで読んでから確認することをお勧めします。(本日は前話「夜が明けて3」と一緒に更新しています)

レイティーシア・ランドルフォード(レイティーシア・チェンザーバイアット)

ド田舎に領地を持つチェンザーバイアット伯爵家の次女。22歳で貴族令嬢としては完全な行き遅れだった。クセラヴィーラの努力により髪の毛は銀色を取り戻した。また、イゼラクォレルの命令により眼鏡を外した。瞳は紫色。

魔道具製作の天才。レイト・イアットの名前で魔道具製作を行っている。手先の器用さと天才的なセンスで新しい魔法具を考案する。

癒しの魔法も使える。鈍感。


オルスロット・ランドルフォード

旦那様。第二騎士団副団長。

黒い短髪、薄氷のような印象の蒼い瞳。高身長で、騎士としては細身だが鍛えられた身体付き。27歳。ランドルフォード侯爵家の次男。

騎士団副団長、端正な顔立ち、侯爵家次男、人当たりの良い外面という高物件であり、27歳ということでそろそろ身を固めろと見合いの嵐だった。喧しく、条件だけで寄ってくる令嬢たちを毛嫌いしており、そろそろ見合いにも嫌気がさしていたため、オルスロットに興味がなく、行き遅れで扱いやすそうなレイティーシアに白羽の矢を立てた。程々に飴を与えつつ円満な仮面夫婦をする予定だったが、普通な令嬢じゃなかったレイティーシアおよびその周辺に振り回されつつある。

他人に興味がなく、友達が居ないレベルの人付き合いのため、レイティーシアに対する感情やらもいまいちよく分かっていない。


マリアヘレナ・カーチェス

通称マリア。レイティーシアがチェンザーバイアット家から連れて来た唯一の侍女、というより魔道具製作の助手。なのでレイティーシアの身支度の手伝いやら身の回りのお世話などせず、レイティーシア自身が行っていた。紅茶を淹れることだけは上手く、唯一行う侍女らしいお仕事。19歳。薄茶の髪、琥珀色の瞳。


バルザック・ツェルニーク

第二騎士団団長。38歳、独身。がっしりした体格とワイルドな顔つきの脳筋野郎。金褐色の少し長めの髪、金褐色の瞳。獅子の様な風貌。

書類仕事が嫌いで、オルスロットの仕事量を増やす原因。軽い。

結構な頻度でふらりと王都から消える癖がある。現在は国境の砦へアンゼリィヤと共に調査に行っている。


クセラヴィーラ・ハルキルニス

オルスロットの屋敷でレイティーシアに付けられた侍女筆頭。32歳。金褐色の髪、茶色の瞳。ド迫力笑顔が怖い。オルスロットも逆らえない。

厳しい真面目だが、良い人。レイティーシアの衣装や美容を徹底的に管理している。

困った時はクセラヴィーラに相談すると、割となんとかなる。


ナタリアナ・ウィンザーノット

ウィンザーノット公爵系令嬢。17歳。金髪、青目の美少女。たれ目。オルスロットのことが大好きで妻の座を狙ってた。

というより諦めきれずに、色々とレイティーシアに嫌がらせなどをしていた黒幕。

ウィンザーノット公爵領へ療養として戻されることになった。


ハロイド・ハートフィルト

オルスロットの同期。27歳。ハートフィルト子爵家の三男。ナタリアナとは従兄。金髪、緑目の優男。たれ目。

第一騎士団所属だったが、第二騎士団に異動となりかなり不服。

ナタリアナと仲が良かった様子だったが、それもただ単に家格の違いからナタリアナに従っていただけだという。


ソルドウィン・ジルニス

ジルニス家四男。宮廷魔術師。攻撃魔法の天才。攻撃魔法以外もなんだかんだで器用に使いこなす。

レイティーシアの従弟で幼馴染。21歳。襟足長めの黒髪、金色のつり目。ネコのような印象。魔術師だが、それなりに鍛えてはいる。オルスロットよりは小さいが長身。

レイティーシアとは気安い間柄。姫さんと呼ぶ。また、レイト・イアットの魔道具が大好きで愛好家。いつも全身に大量に着けている。

周囲を引っ掻き回すのも大好き。


アルメリアナ・ウィンザーノット

ナタリアナの母。ウィンザーノット公爵夫人。大輪の薔薇の様に華やかで堂々とした貴婦人。

ハートフィルト子爵家令嬢であったが、大恋愛の末ウィンザーノット公爵夫人となる。『ハールトの花』のモデル。


アンゼリィヤ・ジルニス

ジルニス家長女。魔法騎士。第二騎士団所属。攻守優れ、精度の高い魔法と高い身体能力が売り。レイティーシアの従姉妹でソルドウィンの姉。29歳。独身。燃えるような紅の(ショートカット)。金色のつり目。右目の下に走る傷跡が勇ましい。女性にしては長身で大柄。

レイティーシアのことをシアと呼び、可愛がっている。(レイティーシアはリィヤ姉様と呼んでいる)

現在は国境の砦へバルザックと共に調査に行っている。


イゼラクォレル・ランドルフォード

オルスロットの母。『氷の貴婦人』と社交界では呼ばれる、自他共に厳しい人間。息子が恐れる程の異様なレベルの情報網をもつ。レイティーシアがレイト・イアットであることも知っていた。黒髪、蒼の瞳。


オルフェレウス・ランドルフォード

オルスロットの父。ランドルフォード侯爵。

普段は温和な雰囲気の人だが、いざというときは侯爵らしく非情で厳しい判断も下す。


ランファンヴァイェン

レイティーシアが唯一レイト・イアットの魔道具を卸す男。魔道具の仲介業者。素性など詳しいことは知らないが、情報管理はしっかりしており、信頼している。

浅黒い肌と赤銅色の髪、金色の瞳を持ち、服も風変わりなゆったりとしたものを纏った異国人。チェンザーバイアット家ならびにジルニス家とは古い付き合い。


コルジット

ランファンヴァイェンがガルフェルド・ジルニスの紹介で新しく雇った少年。薄茶の髪、金茶色の瞳、そばかすの平凡な感じの少年。


シュヴェンター

第二騎士団付きの事務官。いかにも文官といった男。オルスロットとは、バルザックの逃亡癖に悩まされる戦友でもある。


ガルフェルド・ジルニス

ジルニス家当主。宮廷魔術師長。


アザハーク・トルバチェリ

トルバチェリ伯爵家の四男。王宮の文官。突出した才能はないが、出世欲はある人間。

ナタリアナが計画した騒動の実行犯。オルスロットにぶん殴られて気を失っているうちに、色々人生が決まってしまった人。監視の意味で今後ウィンザーノット公爵家が面倒を見てくれるらしいので、ある意味得をしたかもしれない。

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