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岩の剣殺し  作者: モーツァルトチーズ
1/3

プロロロローグ

読んでくださり、ありがとうございます。……駄文で、すみません。

「俺は前世の記憶がある!!!!」…今唐突に叫んだ俺こと【カイル・ザラ・マーサ】は転生者である。

よくある異世界に転生し、これまたよくあるファンタジーな世界で、魔王と勇者が戦うことを定められた運命がある。

もはや、ありきたりでは足りないような世界に転生したのである。


そんな転生者な俺は、当然?自分が勇者になると思い、厳しい鍛練や恐ろしい修行に耐え、…12歳になった今。

漸く勇者の剣【エルサソード】を手に入れる為に、聖域と呼ばれる森の奥深く足を踏み入れたのだ。


まぁ……長い話は置いといて、俺は確かに《勇者の剣(エルサソード)》を剣が刺さっている台座から抜くことができた……周りの岩のごと(・・・・・・・)……。


\(^o^)/<オワタ


ⅡⅡⅡⅡⅡⅡⅡⅡ


「何でだよ!!!」


カイルは地面を思いっ切り殴ると、顔を俯かせた、殴った地面は人が殴ったとは思えない程に陥没している。

まるでカイルがどれだけ厳しい修行をしたのかを思わせる程に。


「何でこんな……。」


カイルは、胸の内から込み上げてくる感情を、押さえつけるように、力強く地面を殴った。

地面は更に陥没し、上に布をかけたら、落とし穴が出来るぐらい深く凹んでいた。


「くそ、…こんな……。」


そしてカイルは、自分が引っこ抜いた《勇者の剣(エルサソード)》を見ると、おもいっきり!!!



「岩ごと取れるとかコントかwwwwwwwwwwww」


笑い転げた。腹を抱えて、笑いを堪えるように地面を叩いている。

但し、威力が半端じゃないので、地面が凄い事になっている。


此処に来た人が、「えっ、月面。」と思うぐらいにクレーターがあちこちに出来ているのだ。


ⅡⅡⅡⅡⅡⅡⅡⅡ


一頻り、笑ったカイルは、【エルサソード】を肩に担ぐと、


「おっ、中々良いじゃん!」


と言い笑いながら、歩き出した。



【エルサソード】を手にしたカイルは、最早聖域に興味が無く、次の場所に向かって、旅にでた。

向かう先は、学園。

多種多様な亞人や人間が通う名門校、その名も――――【エルサレム総合職選抜学園】。



この話は、勇者に選ばれなかったにも関わらず、勇者の剣を反則的な方法で引っこ抜いた。

……後に、【岩の剣殺しロック・ザ・ザンリース】と呼ばれる転生者の物語である。

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