表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/19

第9話 勝利のカギ

夏の強い日差しがグラウンドを照らす。

Bチームの選手たちは緊張の面持ちで円陣を組む。


「今日の相手はAチームだ」

多田コーチが真剣な顔で言う。

「みんな、力を合わせて挑め!」


阿多米悠斗はゴール前で肩を軽く揺らしながら言った。

「僕たち、絶対勝てるよ」


海――東雲海――は深呼吸をする。

(これが本当の試練だ……)

彼はピッチ中央に立ち、目を閉じて想像する。

味方の動き、相手の配置、ゴールまでの最短距離。

すべて頭の中で計算されていた。


試合開始。


Aチームはさすがの精度。

パス回しも早く、簡単にはボールを奪えない。


しかし海の目はすべてを捉えていた。

茂久田茂、大井武蔵、池田相馬――DF陣を操り、細田三知と北幸四郎を動かす指示を即座に出す。


「右サイド守れ!」「中央、詰めろ!」

一瞬でBチーム全体の動きが連動する。

まるでAチームがBチームのペースに引き込まれていくかのようだ。


Aチームは能力差がありながら焦りを隠せない

海はその焦りを見逃さなかった

瞬時に相手からボール奪取


視線を上げ、阿多米悠斗の位置を確認。


目の前の相手を揺さぶるが小3とは言えどAチームさすがに簡単にはかわせない

それには理由もあった

中3の時は簡単にかわせても体格身長などが同じだとフェイントがうまくきかない


ここにきて技術不足が明確に出た

「くそっ」

後ろで組み立てることを選択することにしたが

DFに預けたとたんに茂がミスをしてボールを取られ失点

0-1

チームに雰囲気が落ちる


その後も組み立てようとするがDFの技術不足などで実現不可能

追加で失点する事態となった

状況は0-2最悪だ

前半終了

ホイッスルが鳴り響く


この中でまだ

勝てると信じたものがいた。


悠斗と海だ


そして海はみんなに話す。

まだ試合は終わっていない。


多田コーチも言う

「まだ勝てる。そう信じてれば必ず」


後半開始



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ