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第14話 手放しの野犬

準決勝の勝利から数日後。

Bチーム、横浜エンゼルは決勝戦の練習に励んでいた。

背番号8――東雲海――はグラウンド中央でボールを回しながら、自分の動きを確認する。


そのとき、コートの外で二人の大人が声をかけてきた。

片方は横浜Fマリノスのジャケット、もう片方は川崎フロンターレのエンブレムを身につけている。


「君、背番号8の子だね?」

マリノスのスカウトがにこやかに近づく。


海は少し緊張しながらも答える。

「はい、東雲海です」


「前半のプレーを見ていたよ。連携プレーもそうだが、チョップタッチの使い方が素晴らしい」


海は少し照れくさそうに笑う。

(小学生なのに、こんな風に見られるなんて……)


「決勝でもその力を存分に見せてほしい。君ならできる」

二人のスカウトは微笑み、海に軽くうなずくと去っていった。


海は背番号8のユニフォームを握りしめる。

(俺は……まだまだ、ここからだ)


グラウンドの空気はさらに引き締まる。

決勝の相手は川崎フロンターレ。

準決勝で勝利した勢いのまま、海とBチームは頂点を目指す――

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