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#17

死にたくない死に切れない死にたくない‥。血が、止まらない。それでも死なない、死なない。兄さんを置いて死ぬわけにはいかないんだ。この世で一番愛している兄さんを他人としてあしらうよりも、兄弟だからと言うだけの理由で兄さんを愛せないこの苦しみよりも俺は‥兄さんを奴らの思い通りにはさせたく、ないのに、、


「に、兄さん、、はやっ‥‥て」

「‥‥ごめんね、アレン。僕の‥‥弟」

「に‥‥‥て(兄さんは最後に何を‥あぁ、兄さん俺はもう‥)」


「任務完了しました。総司令。そちらへ戻ります。」

「よくやった、レイ」



「よく帰ってきたな、レイ」

「はい、ありがとうございます。総司令、僕を信じてくれて」

「もしかしたら、レイは弟に同情して我々を見捨ててしまうのではと思ったが、杞憂だったな。本当によくやってくれた」

「えぇ、ありがとうございます。」

グサッ!!!


「うっ、、ぐっはっ!!れ、レイ?き、貴様一体何を!?」

「これは、弟の分。そしてこれはっっ!!」

グサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッ!!!!!

「今までの俺の苦しみの千分の一です、総司令。ってもう死んでるか。ハッ!」


大丈夫だ、アレン。兄さんはお前を1人なんかにしないさ。


「魔力の扉よ、今我イエルの名において開くことを命ずる。私の望みはただ一つ。この星に住む、全ての生命体の死である。どうか叶えた給えー」


こうして、この星に住む生命体は全て死ぬよりも苦しい苦しみを味わいみな、死んだ。


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