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正義の味方は勇者に成れない  作者: 井戸中 蛙
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〜スキルと魔法で異世界冒険!〜

人間は身勝手だ。

人のためと言いつつ自分の為を結局気にし続ける。

ユキ、俺はやっぱり、勇者ってやつが向いてないみたいだ……




 「昔むかし、世界には4つのダンジョンがあり、ダンジョンから出る魔物が地上へ出て人々を襲った。人々は神に祈り、神はそれに応え人々に「スキル」を与えたのだった。スキルを使い、魔物を倒し、とうとう魔物をダンジョン内へ退けることに成功したのだった。

 はい、その時に活躍した英雄の名前はなーんだ!」

「ルイシェルド!」

「当たり!」

道を歩く子供たちは自分たちの憧れの話をしていた。晴れ渡る青空は世の平和を表すように澄み切っている。

「やっぱ伝説のパーティーはかっこいいよなー…!」

「あたし、魔法使いのルナみたいになりたい!」

「ばーか、マリアみたいに頭の悪いやつは絶対魔法なんて使えっこないね!」

「そういうバークだって今日の算数10点だっただろ…」

齢10にも満たぬ3人の子供たちは子供らしく無邪気に笑いあう。微笑ましく見守る大人たちはまた黄金色の畑の収穫に戻っていく。

「いいんだよ、おれはちょーぜつつよい戦士になるんだから!」「バカ丸出しみたい」「なんだとォ!」

 「ちょっと待って」

黒髪黒目の少年は前方に何かを見つけて立ち止まる。

「なんだよハルキ、俺いまマリアをボコボコにするのに忙しいんだけど」

「女の子に向かってボコボコにするとか言わないでよ!てかされてないし!」

「痴話喧嘩は後にして、たぶん誰かが倒れてる」

そう言うと同時にハルキと呼ばれた少年は走り出していく。バークと呼ばれた少年とマリアと呼ばれた少女はあるひとつの言葉にのみ反応し、ハルキを追いかけた。

「痴話喧嘩じゃねぇぇぇええ!」

「痴話喧嘩じゃないもぉぉん!」

追いかける先の少女が、この3人を、国を、世界を変えてしまうということは、まだ誰にも知ることは出来なかった。

もうじき、夏が暮れ始める。

最後まで読んで下さりありがとうございます!

一応初投稿なのでまだまだなろうの設定が分かってなかったりするんですが…

頑張っていきたいと思います!割と不定期に投稿すると思います〜

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