発情期
エロを含みます。
苦手な方はスルーして・・・
したら、少し話が飛んじゃうんですけどね。回れ右推奨です。ごめんなさい。
多分今後も突然エロをぶっ込むので、宜しくお願いしておきます。
今、1番好きな漫画はサタノファニです。
つまりは全てそういう事なのです。
時は発情期。
初陣を終えた講習生たちには、一気に春が訪れる。
桜花咲く春では無い、
恋の春、繁殖の春が訪れた。
戦線に参加し、死を身近に感じ、生命の危機を乗り越えたことで生存本能が活性化していた。
任務終了後より乱発的にカップルが誕生し、娯楽の少ないこの世界では盛り、そこかしこに励む者が現れていた。
一部講習生が恋に目覚め、盛り上がり、周囲に悪い影響を与える。恋に興味の無い講習生にとっては、講習修了間際のこの時期にと、激しく迷惑し、冷めた目で見ていた。
当然、イゾウの周囲にも恋の話が芽吹いている。
イゾウは基本的に他人の幸せが嫌いだ。
自分だけが幸せであれば良いと、心の中で思っている種類の人間である。
だがそれを口に出すほど愚かな男では無い。
膨れあがった自派閥の、または同室や顔見知りの、カップル誕生の報をなんとも言えない顔で聞き
「おめでとう、喧嘩すんなよ、仲良くやれよ。」と、精一杯の言葉を絞り出して、表面上は祝福していた。
それでもそれを返せるだけの余裕があるのは、イゾウ自身も彼女持ちになっているからだ。
もし独り身だったならば大変な事になっていただろう。
ただし、その彼女さんから、しばらくは内密にと強く願われている。
呪い持ちの自分がイゾウに迷惑をかけないように、彼女の優しさから配慮している事は理解しているが、それも少し寂しいイゾウだった。
今回の防衛任務はイゾウの宣言通り 12班が最も活躍した班だった。
ただしそれは班としての活躍では無く、イゾウ個人がオークグラジエーターと戦ったという戦果が大きい。
それを除けば 第2東門で無双していたたユリウス率いる1班の活躍が大きいと評されている。
勿論これもユリウス個人の戦果がほとんどなのだが、班から離れていたイゾウと違い、班長として行動していたユリウスを評価する教官やギルド職員も多い。
当然講習生内でも、ユリウス人気が再度高まる。元々高い女人気がさらに高まった。
だが今回は、イゾウの成果も負けていない。
一部女子からは蛇蝎の如く嫌われつつも、無関係だった女達からはそれなりに人気が出ている。
とある日、夕食後にイゾウは声をかけられる。
「すいません、イゾウくん、話があるんだけど・・・」
講習開始前、セレナたちといた女子2人組だ。
気が多いのか移り気なのか、講習開始当初は、彼女たちもユリウスの取り巻きだった。だがそれは最初だけで、その後は数人の男達とグループを小さな作っているのをイゾウは見ている。相手は後に、何度か入れ替わっていた。
イゾウが落ちこぼれ扱いされていた頃には、落ちこぼれだの何だのと直接口にこそしなかったものの、イゾウとの会話は全く無くなった。元は共に講習前のバイトをしていた仲だ。
その態度に失望していた。 セレナとマナが特に変わらなかった事でこの2人の事は苦々しく思っている。
それが今では手の平を返し、猫なで声で話かけてくるようになった。その変わりようにうんざりするイゾウだった。
「いや、俺は無い。どいて。」
「えっ、ちょっ、待って、すぐ終わるから、お願い。」
「無理、俺これから訓練だから。どけっての」
「そ、そんなこと言わないで、すぐ済むから、大事な話なの!」
女を無視し先に進もうとするイゾウだが、女はしつこく付きまとう。
こんなことも、初めての事ではない。
任務終了後この手合いは一気に増えた。
既に二度ほど話があると呼び出され、告白された。それも過去に落ちこぼれ扱いし、見下していた女に、だ。当然、「舐めんなぶす、犯して吊すぞ!」と叫んで追い払っている。
それ以降、付き合いの無い女からの呼び出しには、一切応じず、その場で断っている。
告白されることすら拒否している。
「はぁ・・・こないだまで君ら、俺のこと落ちこぼれ扱いしてたよな?
なに?呼び出し? 何様だ? 俺に喧嘩でも売りたいのか? 喜んで買うぞ?」
「ち、違くて・・・その、大事な話があるの。」
「そればっかな。そっちの大事な話、俺に大事じゃねーし、 残念ながら聞く耳ついてないから。」
「でも・・・」
「失せろ、お前に興味無い。俺の貴重な時間の邪魔をするな。
お前の話を聞くよりも、俺は訓練の時間の方が大事なんだよ、どけ。」
大体この流れで、話を切り、大半は途中で泣き出すのでそのまま放置して移動している。
今更悪名が広まることなどイゾウは気にしない。
これで噂が広まって、話かけてくる女がいなくなって欲しいとすら思っていた。
だがイゾウの思惑とは別に、女の側のプライドか、イゾウの態度は特に話題にもならず、イゾウに声をかけてくる女性は増えている。
(全く・・・少し前、任務の前でなら喜んで相手にしたのに。)
今は、これ以上女関係では手を広げたくないと考えているイゾウは、多少は残念に思いながらも態度を変えなかった。
「モテる男は大変だ」
近くで見ていたライアスが近付き、からかった。彼は防衛任務後からイゾウたちの夕食後の訓練に顔を出すようになった。今も外でイゾウを待っていたのだ。
女を無視するように2人は連れ立って訓練所へと向かいながら、わざと声を大きく喋る。
「モテてはねーだろ、目立ったからとりあえず唾つけとこう、みたいな奴だろ。相手にするだけ時間の無駄だ。」
「はははっ、違いない、けどよ、良いのか? イゾウは割と女好きなのかと思ってた。
いつもチラチラ見てるだろ?」
講習生、特に貧しい講習生は、ギルドに支給された粗末な布のふくがメイン装備だ。
おかげで貧しい女性講習生はイゾウにとって眼福である。
気づけば目で追っているという自覚はある。どうやら彼にもバレバレだったようだ。
「まぁ女は好きだけどな、でもどうでもいい女はどうでもいいよ。やるだけが目的になりそうで怖い。
それでもオークの上位種と戦ったからって、手の平返して告白来るような女はちょっとな。
手を出す気にもなんねーわ。」
「なんだよ、本当はやることはやりてーの?」
「まぁ俺も男だしな、でも後々面倒なほうが嫌だ。無駄に時間取られたくない。
何のために魔法講習やめて、武術に専念してるか分からなくなる。」
「なるほどな。
まー確かに、オークの上位種と戦ったからって手の平返して告白してくるような女は嫌だよな!
分かる。すげー分かるぞイゾウ!!」
ライアスが声高で叫ぶ。特に後半を強調して。
周囲でまだ様子をうかがってた女たちは、その声を聞いて蜘蛛の子を散らすように逃げて行った。
イゾウは心の中でライアスに感謝をする。
後にこの件がキッカケで、ライアスと殴り合うことになることなど、この時にのイゾウは思ってもいないだろう。
だが今2人に待っているのは、教官たちの愛の籠もった稽古の時間であった。
共に動けなくなるまで、鍛えられるのだった。
教官たちとの組手と言う名の訓練が終わり、イゾウ達参加者は教官たちと飲み屋に向かって移動していた。
その道中、1人の酔っぱらいに会った。 絡まれた。
寝泊まりする宿舎のあるエリアからギルドの支部の建物へと向かう道の途中で、酒樽を2つ抱え、その女は1人で飲んでいた。
ドワーフのガレフの飲み仲間、ビキニアーマーの女たち、の片割れだ。
彼女はだいぶ飲んでるようで、一団を見つけて、笑いながら声をかけてきた。
皆、面倒な雰囲気を感じつつも、付き合いのあるガレフが代表して相対する。
ドワーフのガレフ。彼もまた、任務後、この訓練に顔を出すようになった。
任務を経て、講習生内でも色々感じているのだろう。
励む者たちは一層励むようになり、盛る者も、また激しくなる。
「なんじゃ!珍しいのぅ、1人か?」
「なによう、女は1人で飲んじゃイケないっていうわけ?」
「そんなことは言っておらん。珍しいな、と言っただけじゃい。」
「ふん、しょうが無いでしょ、相棒は自分だけ彼氏作って今頃仲良く飲んでるんだから、
私だって1人で飲むくらい、いいじゃないのー。
10こ下の彼氏だからって、はー、もう嫌になるわ。聞かされる方の身にもなれっての。
暇なのよ、飲みに行くなら私も連れてってよ。」
「おぬし、だいぶ飲んでおるな、この飲み会は稽古に参加した者だけしか参加出来ん決まりじゃ、参加しとらんおぬしは駄目じゃ。こんな所でいつまでも飲んでないで部屋に戻っとれ」
「ブーブー、何よ、ケチ!ケチドワーフ!
!!! あ、イゾウがいる。抜け駆けして1人、オークの上位種と戦ってたって噂のイゾウさんじゃないですか。班の女子のために身体を張って懲罰房に入ってたって本当?
今、女子に大人気、プレイボーイで、三股三股当たり前だって噂のイゾウくんじゃ無いですか、ねー、どこ行くの? 噂は本当? お姉さんに教えてくれない?」
突然話を振られたイゾウは、そのあんまりな内容に顔が引きつる。
だが大きく間違っていないために返答に困る。
故にガレフへ逃げた。
「・・・ガレフさん、なんか俺にタゲが来たんですけど? ちょっとうざいです、イラッときます。」
「・・・うむ、すまんの。
ほら、イゾウに絡むでない。イゾウは儂らと一緒に飲みに行くに決まっておろう、いい加減にせんか。」
「えー、じゃぁさイゾウちゃん、お姉さんと一緒に飲もうよ。樽で買って来たからまだお酒一杯有るし、ほら今日も、ビキニアーマーだぞー。おっぱい好きだろー?」
「いや、好きだけどさ、なんか風評被害みたいなの広めるの止めてもらっていいですかね?
なんかすげー不愉快だし、色々呼ばれたけど最後ちゃんづけしやがったし、」
ぬっころすぞばばあ、とまで口から飛び出しそうになったイゾウだが、視線がビキニアーマーからはみ出した豊満な胸に吸い寄せられた為に、そこで言葉を切った。
おっぱいは正義である。例え年上でも。むしろこの女は20代後半。
元40歳のイゾウから見れば、充分守備範囲だ。
このビキニアーマーを着込む女性コンビたちは酒好きで酒豪として有名なコンビだ。
彼女たちが何故ビキニアーマーを着てるかといえば、それが酒を買いに行くときの正装だからである。
その格好で買いに行くと色々捗るからである。この世界では行き遅れと言われる歳だが充分に色気があり、魅力がある。
特に男店主の酒屋にはめっぽう強い。
今日もこの格好で樽酒を買いに行ったのだろう、脇に抱えるサイズの中樽が2つも持っている。
「えー、いいじゃーん。たまには2人で飲もうよー」
その言葉に面倒臭い、と思いつつも少し考えるイゾウだった。
目の前の彼女とは付き合いが薄い。
彼女は先輩冒険者であり自分の知らない世界で生きている。今イゾウが優先するのは情報集である。
「まぁ・・・たまには、良いか。分かった、付き合いますよ。でもそっちの奢りで、
ただちゃん付けは止めて欲しい。
次ちゃん付けしたら、冗談抜きでそのばで真っ裸に向いて、放置して帰りますが、それでも良いなら、付き合いますよ。」
「本当!?うん、飲もう飲もう!いぇーぃ!」
「良いのか、イゾウよ? 何なら儂が宿舎に放り込んでくるぞ_?」
「たまには良いですよ」
「無理せんで構わんぞ?」
「ま、この間の飲みの時も彼女には飲まされましたしね、なんか今日は随分酔ってるから、返り討ちにしてやりますよ。
冒険者としても先輩だしね、1回くらい2人で腹を割って話してみるのも、有りかなって。」
現状、彼女からは情報収集が出来ていない。
酔っ払っている今が話を聞き出す良い機会だと、イゾウは目論んだ。
ドワーフの酒飲みガレフとの繋がりで、何度か飲む機会は今までにもあったのだが、目の前の彼女は酒に強く、イゾウよりも酒の廻りが遅い。ほぼイゾウが先に酒が廻ってしまうのだ。
現在情報収集を主に行動しているイゾウは、今後も飲む機会の多そうな友人や、師と飲むよりも、酔って口が回りやすそうな、目の前の女から情報を引き出す事を優先した。
教官たちに今日の不参加を伝え、酔って千鳥足の彼女の代わりに酒樽を抱えて移動するのだった。
「で、どこまで行くの? もうその辺でいいと思うんだけど。」
「もうちょっと、あー、あっちあっち。
ちょっといい場所があるんだって。にへへへ、相棒情報。
散々聞かされたから行ってみたかったんだ。」
酒樽を抱え、彼女の案内でイゾウは移動している。
その辺の適当な場所で良いというイゾウの考えを遮り、彼女が強く場所を指定して移動し始めたことで猜疑心に駆られたが、残念ながら今日は周囲に誰も潜ませてはいなかった。
新イゾウ派閥の者たちは、今日はどこかの組織に潜り込むために、3人で潜伏先が被らないように打ちあわせをしている予定だ。
なので今日は、怪しい動きを感じたならば1人で相手をしなけれなならない。
最後の最後まで油断は出来ない。
浮かれること無く周囲を見渡しながら少し歩き、人気のない場所に案内された。
ついて彼女は大げさに騒ぐ。
「ここ、ここ、人の来ない穴場なんだって。」
「うーん、なんかここ・・・飲む場所、てーより、やることをやる場所って雰囲気なんですけどね。
なんか雄と雌の匂いがするような気がするけど・・・
まぁいいか、とりあえず飲みましょう。 はい、お酒、どうぞ。
それじゃ乾杯、ということで。」
「ほいほい、ありがとね。
かんぱーい。プッハー、あ~、美味しい。
ねーねー、聞いて、これさちょっと奮発したんだよね。少し高い奴なの。
エロ店主、胸ばっか見てたくせに、全然値下げしてくれなくてさ。
でも美味しいから、飲んでみてよ。」
イゾウは周囲を訝しげながらも、樽を置き、持ってきた盃に注いで渡した。
女は受け取るとすぐさまに一気に飲み干した。それを見て、警戒していたイゾウは毒気を抜かれる。
この場所は周囲が開けておらず、景観は全く良くない。あまり酒を楽しむ場所には向いてないと思われる。
人目を避けた恋人たちが、隠れて逢瀬を楽しむ場所のようにイゾウには感じた。
それでも油断せず、イゾウもゆっくり盃に口をつける。
今まで飲んで来た酒よりも高いと言うだけ有って、酸味が少なく、口当たりの良い酒だった。
飲んだイゾウが、その味に格好を崩す。
酒飲みはこうゆうときにチョロい。
「ほー、うん、なかなか。
これは運が良かったな。誘いに乗って正解だった。
今は金が無いから悪いけどご馳走になるよ。
冒険者になったらそのうち、一席設けて返すから、それまでつけといてよ。」
油断も他所に、饒舌になり、手酌で注ぎ飲み干した。そして次の酒を注ぐ。
一気にイゾウの飲むペースが速くなった。
「はははっ、大丈夫、今日はお姉さんが奢ってあげる。
でもでもでもさ、きっと君はすーぐ私よりも稼げるようになるよね、ちょっとだけ、期待してる。」
そういって無邪気に笑い、お代わりを注げと要求し、イゾウが注ぐとすぐに飲み干した。
「期待に添えるように頑張りますよ。それはそうと今日は相方さんはどうしたんですか?」
「はぅっ、そこ、聞く? 聞いてたよね? あのね、イゾウちゃん酷いんだよ、年下の彼氏が出来たの。だからって毎日毎日ずーーーっと惚気られてるの? 私の気持ち、わかる?
年下は可愛いとか、年下は凄いとか、年下は激しいとかさ。そんなこと聞かされるんだよ!
1人で飲みたくなるじゃん!? 仕方無いでしょ!!」
「おっ、おう・・・」
当然イゾウも、先ほどのやりとりを聞いていたので知っている。だが、敢えてそこに話を振った。
少しペースが速く感じた為に、飲むよりも会話を優先しようと話題を変えようと振った話題だった。
だが、そこは一面の地雷原だった。爆弾が埋め尽くされていた。
イゾウは見事に踏み抜いた。
以降、怒濤の勢いで愚痴りだし、お代わりを要求し、また愚痴った。 年上の女、それも充分守備範囲だったはずの女の、その狂った姿、激しい勢いに少し引いた。
話の流れでまたも、さらに何度も ちゃん付けで呼ばれ、そこに少し苛々しながらも勢いに負けて、絡まれることになる。
飲み始めは対面していた、だがイゾウの不用意な一言を聞き、即座に光の速さで距離を詰められ、肩に腕を回され、絡み酒を飲む飲み会に変化した。
年上の女と密着する。ビキニアーマーから零れる巨乳の感触をこっそり楽しみながら、(そういや転生前からずいぶんご無沙汰だったな、そろそろ我慢の限界かも・・・)などと考えながら、ループする会話を聞いて過ごした。
元おっさん、絡まれ酒には耐性がある。
気づけば自然に太ももに手を置き、そのうちには情報収集も忘れ、酔いも色も楽しめるイゾウだった。
☆★ ☆★
「ふぅ、スッキリした・・・・」
隣でぐったり横たわり、ビキニアーマーを脱ぎ散らかした裸の女性を眺めながらイゾウが小さく呟いた。
誰が脱がしたか、元おっさんにして、〝神の寝床〟の誰かである。
酒、そして目の前の女の魅力に負けて、我を忘れていたことを自覚した。
「もう、久しぶりだから優しく、って言ったのに・・・」
つい久しぶり、散々我慢して来たため、色々エロエロ攻め込んでしまい、消耗して動けなくさせてしまった。
グッタリ横たわりながら文句を言う彼女を眺め、それでも満更では無いのだろう、どこか満足げな顔をしているようにイゾウには見えた。
散々弄った文句を聞き流しながら、( やっぱ人肌はいいな ) などとイゾウは考えていた。
酔っ払った2人は情事に及んだ。
酔った女が言う
「ねぇイゾウ寂しいの・・・ 年下の子と、そのさ、する話とか毎日聞かされて・・・・こっちだってしたくなるじゃない? 付き合って、とか。 彼女にして、とか。面倒な事言わないからさ、 1回だけ、私と遊ばない?」
という言葉。
その誘惑に負け、野獣のように襲い掛かってしまった。
「ちょっと待って、ちょっと待って、私けっこう久しぶりだから、ね? 優しく、ねぇちょっ あっ」
「駄目、そっ、そんなとこ駄目だって」
「ちょっと、あなた、ほんとっ、うっ、に、とっ、年下なの? あっ」
という制止の声も全て振り切り、転生以来、初の、そして実は転生前結構ご無沙汰だったために、久しぶりの情事に耽った。
そして終わって冷静に考える。
今日は月が2つ、夜空に輝いている。
元知る世界とは違う現実を感じつつ、イゾウの中で何かが変わっていった。
(なんか・・・今まで我慢してたのがアホらしいな・・・
外だからとか、相手の都合とか、最初は優しくとか、可哀想とか・・・・全部アホらしい。
水魔法で洗ってやれば大半の事解決するんじゃねーかな?)
なんか我慢してたのが勿体なかったな、と。
横でぐったりと横たわる、年上の女性の裸体をムラムラと眺めながら考え、試しに水魔法で洗い流してみた。今回は突発だったので避妊なんて言う概念は持たず挑んでいる。
身体を、大事なところを、水魔法で洗い流すと、彼女は最初戸惑いビクッとしたが、されるがままに受け入れた。
「あ、ありがとう、便利ね魔法。」
魔法の使えないという女は少し驚いたようだ。
綺麗に流されたその身体をみて、イゾウの中で再度何かがムクリと起き上がる。
「ふむ・・・」
「なに、どうしたの? 飲み直す? ちょっ、キャッ!」
「ごめん、もう一回」
「ちょっ、無理、もう無理だっ、あっ駄目だって、まだ敏感になってるから・・・ちょっ、きゃっ」
その後相手の都合をお構いなしに、2回ほど延長し、消灯を少し過ぎて部屋に戻った。
毎夜約束しているナードとの打ち合わせをすっぽかし、消灯を過ぎたことで教官たちからも大目玉を食らうイゾウだった。
だが、久々の性交に満足して眠りについた。
この時、イゾウはまだ自覚出来ていない、
若い精力を持て余し、これから思考がそれに左右され、大きく振り回されてしまうことを。
転生しての初体験、この日をキッカケにイゾウは、改めて性に目覚め、ゆっくり暴走していくことになる。
ベッドに潜り、独り眠りに就くイゾウの中で 無意識にかけられたブレーキが、今 1つ 音を立てて壊れていった。
次回から少し時間が戻って、懲罰房編になる、と思います。
なれば、いいな。
纏まらなかったら他のとこを先に投稿するかも(前科有り)。
しばらく間が空いてすいませんでした。更新していない間もありがとうございます。
読んでくれた方、ブックマークしてくれている方、前に読んでくれた方、感想をくれた方本当にありがとうございます。
先日20万PVを超えていました。 多謝です。
感無量です。
実は既に何話分かは書けているのですが、書いた話が所々繋がらない、もしくは被っているので調整しながら投稿します。今後も更新は空く可能性があります、申し訳ありません。
書き始めたときは、後で何か突っ込まれたら消して逃げればいいやーとか思ってました。あの時の自分はどこに行ったのでしょう?
仕事と趣味の合間にのんびりやってますので、こいつ暑くなってきたから頭沸いてるんだな、とか。
酒の飲み過ぎでちょっと変になってるんだな。とか思ってご容赦下さい。
だいたいこの解釈であってますので。
やっと温暖差を超えて体調が戻りました。今年は鼻が抜けなくてキツかったです。
これから暑くなってくるらしいので皆さまも体調にはお気をつけ下さい。
一応Twitterで更新するときは呟きますので、良かったらフォローをお願いします。
今回も読んでいただいてありがとうございました。
なお、後書きは、後に何か手を加えた時点で削除させていただいております。ご了承くださいm(_ _)m




