聖剣と私
「勇者になる意思はありません。そっちは成りたい奴が好きにやればいい。
俺が弟子になったのは勇者になりたかったからでは無く。純粋に強くなりたかったからです。」
最近よく聞く勇者になりたいか?というフレーズを改めて師匠たちに問われ、俺はこう答えた。
世のため人の為なんてまっぴら御免で有る。
世界平和の為に戦う?お断りだ。
顔も知らない誰かの為にこの身を犠牲にして戦う覚悟は無い。
そんなことは今まで何度も伝えているので、師匠たちは知っているのだが再度問われているのは理由がある。
勇者の条件の1つであるらしい〝聖剣解放〟を俺が半分達成してしまったからだ。
〝元勇者〟である教官長が持つ〝聖剣〟は12の光の刃と1本の短剣に別れ、飛び回る光の刃が敵を切り刻むという〝聖剣〟らしい。
この〝聖剣〟に主と認められる手順は2つ。
・未承認状態で4つ以上の光の刃を発動させること。
・聖剣の名を正しく呼んだ上で聖剣に主と認めさせること。
これが出来て初めて国から勇者の資格有りと認められるらしい。
俺が8の刃を発動させたことで改めて再確認された。
もしこれが伝われば、間違い無く勧誘の話が来るらしい。
公表するか隠蔽するか、その判断を問われている。
俺としては〝聖剣〟を触らなければバレないことなので、出来れば今後その練習ごと封印してもらいたい。
「本当に良いのか?おそらくこことは比べ物にならん施設でもっと上等な教育を受けられる。
発動に手間取っている氷魔法も使えるように指導を受けられるだろう。」
傷顔の教官に問いかけられる。
この冒険者ギルドもかなり恵まれているとは思うが所詮一般向けの講習でしかない。冒険者ではなく国の施設ならさらに上級者向けの教育が受けられるかもしれない。
俺の氷魔法なんてまさしくだろう。ここでは魔法課教官の中には氷魔法を使える者がいない。
ゆえに魔法課の教官に頭を下げてまで教わろうと思えない。
魔法自体はすぐに使えるという技術では無いと信用出来る人間は皆言ってるのでのんびりやるつもりだ。
話自体は魅力的といえば魅力的話だ。
だがウマイ話には代償がある。
教育を受ける代わりに組織の為に戦う人形になるわけだ。
別に否定はしない。それを幸せと感じるかどうかだ。
俺には向いていないだけ。
「そんな寂しいこと言わないで下さいよ。俺は教われれば誰でもいいとは思っていません。素っ裸で倒れていた記憶喪失の俺を、身元不明なのに保護してちゃんと鍛えてくれた2人だから弟子入りしたんです。
少なくとも今、俺は弟子としてキチンと師匠の技を継ぎたいと思ってます。」
「そうか・・・ならばお前が望む強い男になるように精々鍛えてやるとしよう。」
そう教官長が言い、3人は嬉しそうに笑う。意外とチョロいんだよね、師匠。
可愛い弟子としては適度にリップサービスを入れるべきだと思ってる。
勿論、全部が嘘ではなく少し誇張して感謝を伝えているだけだ。
ちなみに弟子入りした理由に教官長は入っていない。
理由には入らなかったが、今は受け継ぎたい相手として認識している。だから別に問題ないだろう。
俺の師匠はこの3名だ。
別にどっかで上等な教育とやらを受けなくても構わない。
「ああ、くれるなら通り名も継いでも構いませんよ、『狂乱血桜』に『血塗れ黒槍牙』でしたっけ、何やったらそんな物騒な通り名がつくのか教えてもらえませんか?」
「「「・・・・・ぶはっ」」」
それを聞いた3人は少し呆気に取られた後吹き出した。
「・・・お前は知らんでいい。」
「ガハハハハ、儂はくれてやってもいいけどな。その分二刀流を早めてがっつりやるぞ。ただ二刀を振り回すだけじゃ『血桜』にはならねーからな。
ま、使えるようになったら好きに名乗っていいぞ、使えたら・・・な。」
なるほど血桜は技名とかからきてるのか? 師匠の得意技とかの名前なのか?
二刀流は剣術盾術をキチンと修めてからと言われている。
まだ焦るような時間じゃない。なのでそう答えて保留にしてもらった。
「ふむ、儂の『順滅』は受け継いでくれぬのか?」
「いやそれ〝聖剣使った勇者〟としての〝称号〟ですよね?
通り名じゃ無いですよね?
勇者になっちゃうじゃないですか・・・」
「気づいたか」
勇者にしたいのかよ・・・
順滅は単体の通り名ではない、順滅の勇者という、聖剣を使った教官長が勇者になってからの称号だ。
12に別れて飛び回る聖刃を操り、困難に立ち向かう勇者の〝称号〟だから。
継いだら大変な事になってしまう。主に俺の苦労の面で。
通り名では無いので受け継ぐのはお断りだ。
そんな話をしながら聖剣の事は4人の秘密とすることになった。
義兄弟3人と弟子の俺の関係は変わらない。師3人、弟子1人の奇妙な関係だ。
聖剣の代わりの魔力を注ぐ練習用の剣は教官長が別に用意してくれる事になった。他に使える物があるのなら最初からそちらで練習させてくれれば面倒が無かったのに。言えないけど。
多分本心では教官長は後を継いで欲しいのかもしれない。
飲み込んでくれる優しさがあるのだ、今は甘えておこう。
案外ユリウスあたりにやらせたら簡単に発動しそうなんだけどな、〝聖剣〟。
ただユリウスはユリウスで、家が槍に重点をおく一族らしく、槍以外に譲る気が一切ない。メイン武器は槍で行くともう決めている。
家とか家族とか兄弟とか、何処かにおいてきてしまった俺には少し眩しい理由だ。その分こっちで頑張って家族を作るけどね。
槍の勇者ユリウスか、変な方に走らないたいいのだが。
「よし、ではイゾウよ。最後に聖剣を発動して見せてくれ。」
「ガハハハハ、それはいい、儂らは見てないからな。弟子が聖剣を発動するところを見ておきたい。」
先に〝聖剣〟に魔力を通したときは教官長と二人きりだった。
〝聖剣〟に魔力を流し〝聖刃〟を出すことは凄いことらしく、3人も師匠がいる身としては最後にやってみせておく方が正しいだろう。師匠はある程度平等に扱う事が弟子としての心遣いだ。
教官長から聖剣を受け取り、ゆっくり魔力を注いでいく。
前回はよくわからなかったので一気に魔力を注ぎ込んだ形になったので今回はゆっくり行う。経過も見たいし。
ビールサーバーから一気に注ぐのではなく、ビール瓶とグラスを傾けてフチを伝わせて注ぐあの感じでゆっくりと聖剣に魔力を流していく。
すると聖剣が一気に砕けて散らず、剣先の側から1つづつ〝聖刃〟の塊となって分離していくのが解った。
俺の魔力を受けて剣が喜んでいるかのように、柄から剣の胎動が伝わってくる。
8の刃を発生させたところで注ぐ魔力を押さえ込む。
あとはそれを維持する分の魔力だけに調整する。
この感じだと、魔力を注げばまだまだ〝聖刃〟が発生させられそうだ。
教官長は12の〝聖刃〟 そして短剣になった本体の聖剣、合わせて13の刃を操ったらしい。
それに近づけば近づくほど師匠は喜ぶだろう。だが後の苦労が増えることは確実だ。
今日は8の刃でいい。充分だ。
だが〝聖剣〟はもっと魔力を注げと言わんばかりの反応をする。俺は当然それを拒否する。
魔力を制御して抗った。
しかし何故か・・・・・剣の意志が直接伝わってくるようだ。これは〝聖剣〟だからだろうか?
「おお・・・・素晴らしいぞイゾウ・・・・」
「儂らでも2つしか出せなかったのに・・・・」
視界の端では極道コンビ師匠が驚いていた。いつものガハハ笑いが出ないくらいだ、本気で驚いている。しかも悔しそうにも見える・そんなに凄いことだと思わなかった。今後気をつけよう。
その横で教官長もまたなんとも言えない顔をしていた。
酷い師匠ならここで弟子の意見なんて聞かないよね。強引に勇者を目指させるだろう。
受け継ぐのが聖剣と師匠の技だけで済むなら喜んでもらうんだけどな。
〝勇者〟なんて肩書きは俺の鞄にはデカすぎて入らないのだよ。
と、思ったけどこの〝聖剣〟は魔力を注げってアピールしてウザいからやっぱりいらんわ。
道具は持ち手の意志を受け止めてくれる物がいい。道具側の意志もまた俺には必要無い。
師匠の前で少し〝聖刃〟を動かして見せた後、魔力を散らして剣を大剣に戻す。
魔法講習でやるよりも上手く早く魔力の調整が出来るのは〝聖剣〟が相手だからだろう。多分かなり優秀なんだけどねコイツ。
鞘に戻して師匠に返そうと思っていると、剣身に文字が浮かんでいるのが見えた。
前回も気になっていた奴だ。
最後だからなんて書いてあるのか読んでみてもいいだろう。もう触らない予定だし。
そう思って剣身を顔の前に移動させ、文字をのぞき込んでみる。
理解出来ない文字で書かれており、当然読解は出来なかった。
だが読み終えて一息置いた瞬間に頭の中に機会音声のような声が響き、右目がはじけ飛ぶような痛みに襲われた。
『 Conexión forzada (強制 接続)』
機械音声のような音が頭の中で何度も繰り返され、何故か意味が理解出来た。
意味は理解出来たがそれどころじゃ無い。右目周辺が激しく痛む。身体揺れて沈みこむのがわかった。
「「「大丈夫か、イゾウ!!」」」
師匠たちが慌てて駆け寄ってくるのが見える。
さすが元勇者やAランク、駆け寄ってくると思ったらもう周囲を囲まれていた。
おかげで倒れて頭を打ったりすることは無かった。
その一連の動きを認識できるくらいには意識も残っていた。
だがやばい、これは失明したかもしれない。右目の周囲を拳銃で撃ち抜かれたらこんな感じではないだろうか、そのくらいの激痛が一瞬で通り抜けていった。
慌てて押さえた右手を残った左目で見ると血がべっとりとついていた。
教官たちに座らされ、呼吸を整えながら心を落ち着かせる。
もう痛みはなかった。
痛みは一瞬だけで、血で掠れて見えにくかったが右目も問題無く見えて無事だった。
問題は頭の中に響くこの機械音だ。
うるさくて頭が痛む。
『Conexión completa Ajustar el idioma』(接続 完了しました。言語を調整します)
『Conexión completa Ajustar el idioma』(接続 完了しました。言語を調整します)
『Ajustar el idioma』(言語を調整します)『Ajustar el idioma』(言語を調整します)
『・・・・・完了シマシタ。』
壊れたラジオのように頭の中で響いている。
五月蠅くて集中出来ない。具合が一気に悪くなった。
「大丈夫か、イゾウ? 剣を預かろう。」
教官長が落としてしまった鞘を拾ってくれたので、不作法だが裸のまま返す。
師に借りたら鞘に戻して膝をついて渡すのが礼儀作法だ。
だがさすがに今はちょっと無理だ。師匠もそれは解っているので裸の大剣の柄に手を伸ばしてくる。
もう痛みはないが、吐き気が止まらない。
教官長に剣を手渡すと、頭の中の声がピタリと止まった。
ああ・・・・犯人はあいつか・・・くそ聖剣め。どう考えても邪剣じゃねーか、呪われてるって言われても納得するぞ。
そのまま5分くらい休憩すると調子は元通り回復した。
一過性のモノだろう。犯人が解っているから納得できる。
転生してからすこぶる元気で調子がいい。なのに右目に痛みが走ったときは一気に体調が崩れるから不思議だ。〝神の力〟とやらの反動だろうか。
それはそうと少し興味がある。あの剣とは会話が出来るのだろうか。試してみたい。情報が欲しい。
体調さえ戻ってしまえば、調子が悪いときの弱気もどこかへ吹っ飛ぶから不思議だ。
「もう止めておいたほうがいい。」という師匠たちに頭を下げて最後にもう一度だけ〝聖剣〟を借り受ける。
柄を持っても反応が無い。
何かで見た漫画を参考に座禅のように胡座を組んで座りながら、足の上に剣を寝かせ、その上に手を置いて魔力を巡回させながら頭の中で剣に話しかけてみた。
(「聞こえるか、駄剣、おーい駄剣、俺の声が聞こえるか?駄剣さーーん?」)
(『キコエテイマス、新タナルアルジノ資格ヲ持ツモノヨ、我ガ名ハ』)(「待て待て待て!名前は言うな、俺はお前の主になる気は無い。」)
(『ピーーーー、error。強制シュウリョウシマス』)(「待て待て待てって、違うの、言葉のあやなの、今は、今はまだって事だから、修行中だから、修行が終わるまで待って、お願い、出来ればずっと待ってて。」)
(『ピーー』)(「なるべく早く頑張るから!」)
(『 了、デハソノ時ヲオ待チシテイマス。』)
(「お、おうその前に少し聞きたいんだけどお前って何なの?何で頭の中で喋るの?教官長とも話していたの?」)
(『ワタシハ〝*****〟デアルタメニ〝神ノ器〟ノ為二存在、シテイマス。過去ノアルジノ中二ハ〝神ノ器〟ハイマ、センデシタ。ワタシノ真ノ力、ヲ使イコナセル〝神ノ器〟ヲ持ツ主トシカ意思疎通ハデキマセ、ン。』)
なるほど、よくわからん。しかもバグってるし。
上手く聞こえなかったのはアレか・・・追求するだけ無駄だろう、放置で。
問題は〝神の器〟だな。多分神様になるだけの大きな器って話では無く、文字通り神様の入れ物のことだろう。
つまり〝氷の神の寝床〟・・・俺のことを指すわけか。
つまりこの〝聖剣〟とは〝神の使徒専用の武器〟ということか。
とはいえ〝使徒〟でなくても使えるからガバガバ仕様だな。女だったらヤリマン扱いだぞ。
(「〝真の力〟について聞いてもいいか?」)
(『 了 サイ大 16 枚ノツルギトナリ、アルジノ手、足トナリ、マス。』)
(「あれ・・・?12枚と短剣1じゃないの?」)
(『 否 ソレハ発動、ト中ノ姿デス、サイ大デ 16 枚ノツルギトナリマス』)
(「あー・・・それって短剣は残らないで全部〝聖刃〟になるってこと?」)
(『ピー、聖刃トハ正式ナ、メイショウデハ、アリマセン、ワタシハ〝神ノ器〟ヨ、アナ、タノ〝パーツ〟トオ考エ下サイ、ワタシガ真ノ力ヲ発揮、デキルナラバ、左右ノ手二、モ武器ヲ持ツコト、ガデキル、デショウ』)
(「つまりそれはお前は第三の武器ってことか・・・おお、まさかお前、憧れの・・・〝ファンネル!〟マジでか!」)
ファンネル・・・・それは男の浪漫だ。少し思い描く形と違うけど勝手に攻撃してくれる〝浮遊型攻撃装置〟と考えれば悪くない。いや悪く無いどころか素晴らしい。
そう考えると途端にこの〝聖剣〟が惜しくなる。
勇者か・・・成っちゃおうかな・・・
(「確認したい、お前は俺・・・いや主になった奴が左右の手に武器を持つことを想定されて作られた兵器・・・・ってことで良いか?」)
(『 是 』)
(「つまり頭の中で動きを指示するためにこうゆう形で繋がった?」)
(『 是 』)
(「お前みたいな兵器って複数あるの?」)
(『 ソノ質問二ハ回答デキマセン 』)
(「あっそう・・・・」)
あるんだろうなぁ・・・。この感じだと誰が何故作ったかとかは答えてくれないだろう。
別に興味もないが・・・そんな細部に拘るほど繊細な性格はしていない。
道具は使えるかどうか、だ。
その基準ではコイツは〝使える〟だろう。
だとすると問題は・・・俺、か。
(「なぁ、俺さ戦闘技術がまだまだなんだよ。しばらくはそちらを磨きたい。
お前が有能なのは理解出来るんだけど、多分解放出来たとしても使いこなせないと思う。
お前を、では無く両手の武器を、って意味なんだけど、解る?」)
(『問題アリマセン、対応シマス。デスガ、主ニナルモノノ意志二従イ、マス』)
(「じゃー少し時間をくれ、両手で自在に武器を扱えるようになったらお前の〝名前〟を聞くよ。
そのときに他に〝神の器〟とやらがいなかったら俺の剣になってくれ。」)
過去にいなかったんだから少し時間をもらってもそんな簡単に現れまい。
もし現れたとしたらそいつを殺して奪い取ればいい。
▷ 「殺してでも奪い取る」
ゲームの選択肢だけどリアルでも有りだ。そんな話は現代日本にだっていくらだって転がっていた。大半は捕まってたけどな。
勿論、俺は銭金と誠意を差し出した交渉をしたうえで、これを選択肢に入れるつもりだが。
そこまで短絡的に動く気はない。
(『 了 デハ仮契約ヲオ願イシマス。』)
(「仮契約?」)
その後俺は聖剣から仮契約の説明と手順を聞く。
機械音声のようで解りにくかったが、教官長を 主 にしたまま 副 主 に据えられるようだ。
正式に契約すると、教官長の名前は消えて、俺が 主 になる。
それまでの繋ぎの契約だ。
これによって教官長と俺以外にこの〝聖剣〟を〝聖剣〟として使用することは出来なくなったらしい。
つまり聖刃が発生しなくなるのである。
誰にでも使える淫乱かと思っていたら、ちゃんと相手を選んではいるようだ。
おかげで殺してでも奪い取るという選択肢は消えてなくなった。
誰も不幸にならないいい話だったので素直に受け入れた。
だんだん廻りで見ている師匠たち3人の目が、訝しげな視線に変わってきたので今日の所はこの辺で打ち切ることにする。
教官長に封印されてしまうのでしばらくはお預けだろう。
〝聖剣〟といわれるだけあって凄い武器だと思うがそれ頼りになるのはよろしくない。
しばらくは忘れて、しっかり自力をつけたいと思う。
駄剣と呼んだ事は心の中で謝罪しておく。
でもよく考えたら俺以外に〝神様の寝床〟がいた場合、俺が仮契約したせいでそいつは契約できなくなってしまった。
俺以外に正しく〝解放〟出来て使える奴が現れたらそいつが〝神様の寝床〟だと判明するので、仮契約しないで泳がせておいても良かったかもしれない。
ちょっと早まったかも?
グーグル翻訳先生のお世話になっています。間違ってたらごめんなさい。
どうも名前をつけるのが苦手でして、更新しなかったら名前が思いつかないんだなと、ご理解下さい。
師匠で元勇者なのに教官長なんていまだに名前がつけられていないという・・・orz




