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異世界(この世)は戦場、金と暴力が俺の実弾(武器)  作者: 木虎海人
序章 この世は戦場、小金持ちは悪人の鴨と葱
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シグベル


「えー、イゾウ?なんかへんー」

「うーん、他になかったのかなって思うんだけど?」

「かわいくなーい」


辛辣である。


 それぞれセレナと一緒にいるキツめの顔といわれた2人と、マナというロリ美少女の言葉である。

特にロリ女は俺と口を利かないくせに文句言うときだけ参加しないで欲しい。

かわいい名前なんて俺に似合うワケが無い。

中身はおっさんだし。


 セレナは

「やっと名前で呼べるね。君って呼んでて言いにくかったんだぞ」

と笑顔で言ってくれたけど。


 最初は他人行儀なくん付けだったけど。

お互い呼び捨てで行こうと説得し、強引に呼び捨てにさせた。


 えーた? 男は知らんよ。

多分横で一緒に話には参加しているから伝わっているはずだ。

相変わらず女性陣にはいない人扱いだけど、自業自得。

いるところで纏めて言ったんだから、あいつの耳にも入っているはず。それで終わりだ。

聞いて無いならあいつが悪い。


 今日も引き続き女子チームと合同作業だった。

これは多分、俺とえーたに餌をくれているじゃないかと思っている。

人を働かせるには鞭ばっかりじゃ駄目ってことさ。

怖い顔して上手いやりかただ。

あがらえ無い、飴だと分かっていてなお、全くもってあがらえ無い。


 おかげで朝のランニングで気づいたことを教える機会を得た。

そう簡単に夜に2人で話す機会なんて無いから、いつ声掛けるか迷っていた。

えーたや他の3人にも聞かれてしまったが、俺が走るときに意識している点として伝えておいた。

アドバイスとして快く受け入れてくれたようで安心した。

明日のランニングでは頑張って欲しい。




 昼飯を食べているときに、追加で1人手伝いが増えた。

教官に連れてこられたのはまたも女性だった。

これで女性が10,男性が7の17人。

俺は嬉しかったが、俺以外は怪訝な顔でその女性を見ていた。


 彼女は全身入れ墨だらけ。 だからだろう。

こっちの世界では入れ墨は珍しいのだろうか?

確かに顔までビッシリ入れているのは目を引く。だが顔立ちは悪くないし俺は気にしない。

むしろこっちの世界でなら気にしない。

そんな入れ墨だらけの部族がいそうなくらいの予測はしてた。

 多少正確が悪い子でも気にしないし、やりまんビッチなら大歓迎まである。

悪いことに憧れている女は大概、股も緩い。

美味しく頂きたい。


 そんなことを考えながらもちゃんと5皿完食し、その後極道コンビに昼も扱かれた。





 昼からの作業は女子チームと別れて別作業だった。

どうやら飴の時間は終わりらしい。

かわりに別の男チームと共同で肉体労働だ。

男6人体制で重い荷物を運ばされる。


 異世界にはエレベーターがないので荷物を運ぶときには大体階段を担ぎ上げる作業になる。

これが結構きつい。

生まれ変わって強化されていようと、きついものはきつい。


 今回は三階までズタ袋みたいな袋に詰めされた何かの資材を運ばなければならなかった。

当然中身の説明なんてしてくれやしない。

文句も言わず、黙々と運んだ。



「ハァハァハァ、でもよぅ折角女が入ってきたと思ったら呪い持ちとはな。ふぅ重い」


 階段の踊り場で俺を見つけたえーたが言う。

こいつ・・・・・・荷物を置きやがった。


 ちなみにこいつは俺と、これで3回遅れだ。

3回目を追い抜くところで話しかけて来やがった。

喋ってないでもう少し動きやがれよ。

そう言いたかったが、気になるワードがあった。


「呪い持ち?なんだそれ?」


「知らねーの? さっき入ってきた女いるじゃん、あれ全身紋様が走ってただろ?アレだよアレ」


「紋様?・・・・・・ああ、アレね。

ってなんだ? アレって入れ墨じゃねーの?」


「入れ墨?違う違う。アレは呪い子の紋様だよ。

なんかでだか、呪われた奴は全身に紋様が走るんだってさ。

見るのは初めてだけどな、すぐわかった。

呪い子はどこでも持てあまされるから冒険者になる奴も多いって聞いてたけどよ。

まさか同期になるとはなぁ~、はぁ、ついてねぇ」


「ついてないってお前女の子相手になぁ」


「いやいや、呪い子ってなぁいるだけで災厄を呼ぶっていうぜ?

なんでも魔物を引き寄せるとか、不幸を呼ぶとか。

そんな存在が同期になるとかついてねーだろ?

身体だけでなく顔まで来てるってことは多分結構強い呪いだぞ?」



 随分な言いようだ。

あまり感心しない。だが、


「・・・・・・それマジな話なのか?」


「いや聞いた話だけど? 詳しくは俺も知らん」


 やっぱり又聞きか。

どこまで本当か怪しいもんだ。

何よりこんな話してると、俺も一緒に言ってたことになる。

それは避けたい。


「あんまり憶測で者を言わない方がいい、何より聞こえたら可哀想だ。

それより早く運ぼうぜ。えーただけ遅れてるぞ」


「ちぇ・・わかったよ。お前よぅ、あーイゾウか、イゾウは良い子ちゃんだよな」


 ふて腐れたように唇を尖らせてえーたが言う。

男が口を尖らせても可愛くないのだが?

荷物を持って動き出した事だけは褒めて・・・・・・やるほどの事じゃないか。

手伝いでここにいるんだから、当たり前だ。


「ばーか。俺は大体どんなときでも女の味方なだけだ。

お前だってそうだろうに」


「まぁそうだろうけど。

多分イゾウほど徹底してねーよ。あーあマナちゃんも冷たいし、面白くねーなー

どっか仲良くしてくれる子いないかなー」


 動き始めたはいいが、えーたはどうもやる気がない。

こんな態度で講習が始まったらちゃんとこなせるのかこいつは?と思う。

男の心配なんかする気は微塵もないが。


 ダラダラ動くえーたを置いて俺は階段を上ってさっさと荷物をおき、遅れた分を取り返しに階段を下りた。

ダラダラやってると終わらない。

荷揚げはきついが、それでも数が決まっている作業なんだからやるしかないのに、全く。

なるべく早く、夕飯までには確実に終わらせたい。


「おい」


1階に降りると、この作業に一緒に従事している別チームの男が待っていた。

こいつがまたデカイ。

名前はなんだっけか、さっき聞いたのだがどうも男の名前は覚えられない。


「え~と、シグシグ?」


「・・・・シグベルだ。」


「おおっ、それは失礼。頭悪くてな、許して欲しい。イゾウだよ。どうかしたか?」


「いや、気にするな。それよりあそこにある木箱も追加だそうだ。

さっきギルドの職員が来て・・・・・・置いていった。

あれは1人で階段はキツい。

今いる中だとイゾウが一番背が近いからな。一緒に運んでくれないか?」


 シグベルの指す先には1.5メートル四方の木箱が積んである。

確かにあれを1人で担ぐのはキツい。

2人で運んだほうがいいだろう。

だが問題は


「いいけどさ、背、どんくらいある?結構違うと思うんだけど?」


 俺と少し違うどころじゃない。目算で30センチは違う。

180センチの俺、プラス30センチだ。つまり210センチ。

2人で荷物を持つ時には、背丈をだいたいで合わせるのが普通だ。

 それには当然意味がある。

荷物が水平でないと、低い方に重さが片寄る。

つまり背が低いほうに、重さがのし掛かる事になる。

当然高さに差があれば、差があるほど大きくなってしまう。


「知らん、測ったこともないな」


 そうですか。体重計だけじゃなくて身長を測る道具もないのかよ。

こっちは作れそうな気もするけど、必要かな?

諦めて覚悟を決めた。


 頑張って運んだ。

本当に、強化されてて良かった。



 シグベルとも共同作業をしたおかげで、彼とも少し話せるようになった。

一緒に苦労すると連帯感が沸く。

今後も是非助け合って頑張ろうなんて話をした。

彼は元木こりらしく、仕事に対しては誠実で熱心だ、どっかの村人えーと取り替えて欲しい。


 なんとか担ぎ上げの作業も終わる。

シャワーを浴びて夕飯だ。

俺は訓練してからだけど。

ちゃんと訓練はしたよ。








 そしてその日の夕食時、シグベルが来た。


「イゾウ、横いいか?」


俺の周りは極道コンビを筆頭に教官に囲まれている。


「良いけど食いにくくないか?」


「いや、いつも見てて思ってたんだ。俺も負けたくないってな。

俺の方が身体が大きい。なのにイゾウの方が食べる。なんか悔しくて、な。

一緒に食わせてくれ」


 身体の大きさと食べる量は関係ないと思う。

だが巻き添えが増えるのは大歓迎なので黙った頷く。

 教官たちもそれを聞いて楽しそうにシグベルにも食べさせ始める。

彼は5皿を根性で食べきった。凄い、たいしたもんだ。


 俺は2皿だったけど。


「あー、悪いなシグベル。俺夕飯は軽くで、このあと教官たちと訓練してるんだよ。

ごめんな、止められなくて」


 全く申し訳無さそうに聞こえないかも知れないが、一応すまなさそうには言っておいた。

だって余計な事言うと、ねぇ?


 シグベルは口を手で押さえてどこかに走って行った。




 そんな彼だが俺が訓練を受けていると訓練所に現れた。

最初は俺が教官を相手に延々組手をしているのを見ていたが、しばらくして自分にも訓練を受けさせて欲しいと教官に申し出た。


 俺は一生懸命、目で「止めておけ」と訴えたのに。

だが彼には伝わらなかった。


 セレナを含む女子たちもそこにいて、なんともいえない顔で見ていた。

多分あっちにならアイコンタクトが通じたはず。

付き合いの浅さがこんなところに出てしまうなんて。

全くもって申し訳無くて仕方が無かったが、心の中で犠牲者が増えて喜んでいたのは内緒だ。


 俺を後で恨まないで欲しい。

けっして俺が誘ったワケでは無いのだから。


 教官たちは勿論快諾した。

そりゃーそうだろう、玩具が増える。

俺よりデカくて俺よりゴツい、当然教官たちよりもデカい。

遊び甲斐のある玩具が現れた心境だろう。

だが注意して欲しい、そいつは俺ほどチートじゃない筈。

そこまで丈夫じゃないと思うんだよね。

1人に戻りたくないから、簡単に壊さないで欲しい。





 シグベルは頑張った。

俺はなんだかんだ一週間近く訓練している。身体も慣れてきた。


 そんな俺に教官たちも慣れてきている。

奴らは口では「最初だから軽くいこう。」なんて言う。

口ではな。


 そしてすぐに化けの皮が外れやがる。

あっという間にギアが跳ね上がるんだ。

シグベルは普段の俺よりも酷く痛めつけられてしまった。この鬼教官どもめ!


 それでも頑張って食らいついていったシグベルは根性のある男だと思う。

素だったら俺にはとても真似出来ない。


 シグベルが沈んだ後、俺に対し鬼教官たちは


「お前もお揃いにしてやろう。シグベルも待ってるぞ」


とか言い出しやがった。

かなり強めに当てに来やがるようになった。あいつら本当に鬼だ。


 仲良く治療院送りになって、夜の訓練は終わった。

強くやり過ぎて自分たちの回復魔法では治せないとこまでやったらしい。

当然治療院のおっぱいさんに怒られてた。


 そしてシグベルも連れられて飲みに行った。

いつも教官たちに囲まれて飲んでたのが、同期が1人はいると少しほっとする。


 酒を飲みながら色々話した。

教官たちも気を遣って2人で話すように仕向けてくれたようだ。

シグベルはあまり酒に強くなく、すぐに酔って自分のことを話してくれた。



「なぁ・・・・・・イゾウは勇者を目指してるか?」


お前酔いすぎだよ、というのが俺の感想だ。

何だよ、勇者って?

だが前世から酔っ払いの相手は慣れている。

とりあえは相槌だ。

酔っ払いの言う事には相槌を、


打ったら勇者を目指してることになるので止めておいた。


「勇者? いるの?

俺はそれはない。他人のために戦うなんてまっぴらだ。

金、女、うまい酒に美味い飯。ラブ アンド ピース アンド セックス。

俺が冒険者に求めるのはそれだけだ」


なんて巫山戯た事を宣っていたら、隣で飲んでいた教官に


「いるぞ、勇者」


と軽く突っ込まれた。

 勇者はいるらしい。なんて世界だ!

まったく面倒くさい、死ねばいいのに。

よく知らねーけど。


「そうか・・・なぁイゾウ、聞いてくれるか?」


「おお、何でも言えよ!聞かせてくれ!

俺たちゃ同期だろ!? ドンと来いよ!? 仲良くやろうぜ。」


 多分俺も酔っている。

同期と一緒でつい、ペースが早かったかもしれぬ。



「おおぅ、そうだな、そうだよな!? 俺達同期だな、仲間だよな!?

うん、うん、聞いてくれよイゾウ! 俺な、あのときな、親父が死んだんだ。

ガキの頃だ。10のときだよぅ。

お袋が泣いてよ・・・・・・大泣きしてよぅ

俺の下には2人も弟がいて、これからどうやって生きていけばいいんだぁってな・・・・・・」


「うんうん」


デカい割に女々しいなこいつ。

なんて思いながら肩を叩いて、そっと次の酒を注いでやる。

泣き上戸かな?


「昔から身体だきゃーデカかったからよぅ。

俺がそれから木を切って、木を切って、木を切って・・・・・・

木を切って弟たちを育てて来たんだよぅ」


「そうか・・・・・・お前も大変だったんだな。

凄いことだと思うぞ。中々出来る事じゃねぇ、尊敬するぞシグベル」


そう言ってやると満更でもない顔をした。

コイツチョロいぞ?


「へへ、ありがとよイゾウ。

それから気づいたらもう8年も経ってた。

去年下の弟が15になってよぅ、やっと成人したんだ。


なのにお袋が病気になっちまってよぅ。

弟がどっちも成人した。ちゃんと仕事にも就いた。

さぁこれからだろ? これからお袋に楽してもらおうって・・・・・俺ぁそう思ってたんだよぅ。

なのによ、あっという間だった・・・・・・

あっという間に死んじまったんだよぅ・・・・・・」


「・・・・・」


返す言葉も無い。

ここにもまた不幸な話があった。

俺に出来るのは黙って話を聞いてやるくらいだ。

チョロいとか思ってごめんね。


「お袋がよぅ、最後によぅ、言ったんだよおおぅ。

『今まですまなかった、これからは好きに生きろ』ってよぉおおぅ。


それ聞いてよぅ・・・・・・なんか泣けてきちまってな。

おれぁずっと木こりをしてたんだぜ?

親父の代わりになろうって、必死によぅ、弟を育てるためによぅ、今更だろぅ?

っんな事言われたってよぅ、いまさら他にどうしたらいいんだって?

俺ぁ死ぬまで木を切ってさ、お袋に・・・・・・お袋に・・・・・・

楽して・・・・・・もらいたか、っ・・・・・・」


 そう言ってシグベルはテーブルに突っ伏して泣き出した。

男の酒は時々目から色々出ちゃうんだよな、分かってる。

飲み過ぎると特にな。


コイツも多分、どこかで気持ちを吐き出したかったのだろう。

それをお酒が手伝ってくれたのだ。


「そうか・・・・・・・

そうか・・・・・・、そう、だな・・・・・・・」


「ああ・・・・・・・そうだ、そうなんだよ・・・・・・

だからよぅ俺は、勇者になりたいんだよぅイゾウ。

親父が死んでからお袋がよぅ、俺がよぅ、どんな扱いを受けてきたか・・・・・・

村の奴らによぅ・・・・・・


 なのに弟たちゃそんな奴らの下でよぅ、笑いながら働いてやがる。

聞けよぅ、イゾウ。

下の弟は去年15になった。成人した。

そしたらすぐ村の職人の娘とよぅ、結婚したんだ。

そいつん()の婿養子になってよぅ。

上の弟もよぅ、似たようなもんでよぅ・・・・・・

そんで二人してっよぅ、なんて言ったと思うよ?


『これで貧乏な家から抜け出せる』だぞ!?

俺とお袋がよぅ、どんだけに苦労してあいつらを育ててきたと思ってるんだよ!」


 あー・・・・・・そりゃー弟、酷いな・・・・・・


 確かに酷いんだけど、どっちの気持ちも分からなくも無いのが困るところだな。

誰だって貧乏はいやだ。

俺だって嫌に決まってる。


 でも世の中には言葉()に出しちゃいけない言葉もある。

総合的に判断するなら圧倒的に弟が悪い。

シグベルが怒る気持ちも分かる。

こんな弟なら殴りたくなる。


「だから俺は勇者になる。

勇者になって見返してやるんだよぅ。

あいつらをよぅ、おとうとをよぅ、村の奴らをよぅ・・・・・・

絶対に・・・・・・・絶対によぅ・・・・・」


 弟には弟の、言い分もあるだろうけどな。

でも俺はそいつらは知らん。

シグベルは知っている。今日から仲間だ。仲間になった。

だから何か有れば、シグベルを手伝ってやりたい。



「うん、そうだな・・・・・・頑張れよ、シグベル。

俺は勇者は目指してないけどさ、強くなりたい。

一緒に強くなろうぜ、シグベル。

お前が、勇者に、なれるくらいに、さ」


「ああ・・・・・・俺はよぅ・・・・・・俺は・・・・・・」


そんな話をしながら、その後もシグベルと飲んだ。


その日の酒は少しだけしょっぱかった事を覚えている。

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