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異世界(この世)は戦場、金と暴力が俺の実弾(武器)  作者: 木虎海人
3章  土台作り
105/196

集合  新組織



翌日。


師匠の教官たちが仮眠に使う建物。

そのリビングに、昼食後、新派閥の面々を呼び出している。


師匠と、なぜかエクルンド教官がソファーに、4人で腰掛けてお茶を飲んで待機している。


そのお茶を入れたのはニコニコ顔のクィレアだ。

彼女です。と師匠に挨拶に行った行動力には驚いた。

馬鹿はこれだから侮れない。


いきなり言われ、戸惑って「おっ、おう・・・」としか返事できなかった師匠の顔が面白かったから許してやろう。

突然そんな宣言されたら普通驚く。師匠もかなり面食らっていた。






入口の外にはナードが立っている。


現在の派閥の正式な人数を把握しているのは彼だけだ。

『槍龍波』を覚えたことで少し人数が増えた。

正確には元派閥の人間が再度ビビって、ヘタレた。


クィレア、ジスナ、幽木女 など主に女関係でやることが多々あったので、新しく入りたいと言ってきた面子はナードと最初からいた2人に任せてある。


今日は話があったので、ついでに新しく入る事になった者たちとの顔あわせも行った。


初期メンバーは当然俺。


そしてナード、槍使い予定。講習内成績序列30位以内。 田舎に彼女有り。


ノッヒ 元々部屋が近く旧派閥での連絡係をしていた男、元々まとめ役のような役割をしていた。旧派閥結成時の要因の3人のうちの1人。


ユーロフ マナとメアリーを襲おうと画策していた奴らの1人(男)。ぶっ飛ばした事で心を入れ替え、真面目に講習に取り組んでいる。あれ以来従うようになった。旧派閥の時も即座に頭を下げに来て加わっている。

今回も真っ先に反応している。




この4人でしばらくは行動するつもりだったが、『槍龍波』の話が講習生内にあっという間に広まってしまい、 この3人と裏で何かをしていることに気づいた者が改めて接触してきた。

ナードに同じ条件でなら受け入れると伝え、代わりに話をつけてもらった。




今部屋にいるのはそんなに多くは無いが、リビングでは少し狭い。

なんだかんだと10人を越えている。

内訳はまず師匠達、教官が四名。ソファーに鎮座してお茶を飲んでいる。怖面なのでお茶を飲んでいるだけで怖い。

おかげで他の者が萎縮して縮こまっている。


入口近い場所に ノッヒとユーロフ。

彼らがナードが受け入れた者を部屋の奥へと案内している。

なんだかんだ初期メンバーの自覚はあるようで、よく動く。


その案内された者にお茶を出しているのがジスナ。

クィレアは師匠以外にはやらないとほざいたので、代わりに頼んだ。

俺が集めたのだ、お茶くらい出すべきだろうと思う。 馬鹿は後で叱っておくつもりだ。


そのお茶出しを手伝っている女が2名。こいつらもマナとメアリーを襲おうと計画してた奴ら(女)。

旧派閥にも参加していた。 少し成績は持ち直したらしい。

師匠達を恐れていて場になじめず、積極的にジスナの手伝いをして誤魔化している。

少し可哀想だからそのままやらせておく。


女性だともう1人、チカチーノがいる。

彼女は部下では無く、彼女枠、クィレアと同じ扱いだだ。

俺の後ろで困った顔で苦笑いをしながら自分で入れたお茶を飲んでいる。


アベニルさんでもいれば良かったが、さすがにあの兄妹にはそこまで求められないだろう。

付き合いもまだ短いし、そこはもう少し様子を見たい。

ただ、一緒に行動する約束はしているのでノリックを含め、そのうち(邪魔をされないように)話はするつもりだ。

今日はまた別のベクトルの話合い。



その他に男が2名、彼らも旧派閥から。 

この場にいる面子、特に師匠達に萎縮して部屋の隅で縮こまってしまっている。


そこへナードがもう1人、男を部屋に入れた。

男を奥へ促して俺に声をかけてくる。


「イゾウ、これで全員だ。あと何人か声をかけてきた者はいるが、条件を飲んだ奴はここまでだ。」


「了解。では師匠、コレが俺の仲間って事になります。

講習が終わったら、彼らと力を合わせてやっていきます。」


「うむ、分かった。 全員顔は覚えておこう。イゾウの力になってやってくれ。」


「ガハハハハハ、弟子の部下は儂にとっても部下みたいな(モン)だ。しっかり励むように。」


「槍を志す者はナードと共に訓練を受けに来るようにな。他に何かあればいつでも言ってくるがいい。」


「僕は師匠じゃないけど、イゾウの兄弟子みたいなものだから、宜しくね。」


そう順番に言って席を立ち、部下達を見回して顔を確認し、部屋をゆっくり出て行った。

一度ちゃんと顔あわせをさせ(紹介し)ろ、と五月蠅いので仕方無く機会を作った。

ついでだ。


どうせ彼ら彼女らには話をしなければならなかったので、まとめて済ませておくことにしただけだ。

どうせ俺と付き合う以上、師匠達とも関わることにはなる。


ガハハ髭師匠の発言が多分、師匠達の本音だと思うが、すまんが宜しく頼むと心の中で謝っておいた。









「んじゃ改めて話をしようか。 

呼び出して悪かったな。講習も残り僅か、改めて俺の下につくって事で話をしておきたい。

宜しくな。」


そう言うと、「宜しく」と反応が返ってくる。

師匠達が席を立った後のソファーには誰も座りたがらなかったので、仕方無く部屋の中で全員が立って向き合うことになった。

場所の選択を間違えたかもしれない。

秘密基地でも良かったのだが、師匠達をあそこに案内するのは躊躇われた。

あと、外は防音の心配もある。 少なくとも壁は欲しい。



「さっきの3人は俺の師匠筋にあたる。講習後も習いに通うつもりだから、やる気のあるやつは一緒にくるといい。

エクルンド教官も、兄貴・・・ではないけどな。まぁ色々面倒見てくれる人だからそれなりに立ててあげてくれ。

で、後他に 魔法を〝黒と白の大魔道〟に習う事になっているからそっちにも逆らわないように。」


殺されるから、と小さく言う。白ロり幼女は特に沸点が低い。

気をつけて欲しいところだ。


「〝大魔道様〟 だな。」


「おっと、そうだった〝白と黒の大魔道〟さまな。」


ナードが横から訂正を入れる。この辺りはつい素が出て敬称を忘れがちだ。

部下とはいえ、人前ではさすがにマズい。

大魔道のことは知られていたが改めて伝えると驚かれた。とても恨ましそうな視線を感じる。

だが、そこは一緒に習おうとは言えないのだ、すまぬな。


「さて・・・聞いてると思うが講習が終わった後は、お前達にはあちこちに散ってもらう。

パーティ、クラン、チーム、商会商社、組織でもどこでも構わない。

自分に合うところを選んでくれ。

残り短い期間だが底上げには手伝おう。他にもできる限り援護はするつもりだ。

当然入った後も手を貸せるところは貸すつもりだ。


なるべく強いところへ入って欲しい。一度入ったら、そこにずっといろとは言わない、機会があればどんどん条件の良いところへ移ってくれ。

都度都度必要ならサポートもする。」


俺の言葉に皆が頷きを返す。

ちゃんと全員に話は通ったうえで、納得してここにいるようだ。



「そして時期がきたら戻ってこい。

いつになるかは不明だが、商会を立ち上げるつもりだ。それが合図だと思ってくれ。

それまで組織に潜入して、色々吸い上げてこい。

組織としてのノウハウ、取引相手、そしてその組織が金を稼ぐ方法、何でもいい、敵対組織でも友好団体でも何でもだ!  とにかく情報を盗んでこい。

有益でも無益でもなんでもいい。まずは色々探ってくれ。


最も、戻ってこなくても問題無い。所属したまま情報を流してくれてもいい。

所属した組織の中で出世したいなら言ってくれ。それもサポートしよう、出来る範囲でだがな。


やりかたは自由だ。

それで上手く廻れば当然、優遇する。儲けた分はちゃんと目に見える形で返す。

どんなやり方でも最終的に幹部として扱う事は約束する。 今はこれだけだけどな。数は増やすぞ。」


俺の言葉に「おぉ~」と声が上がる。

そんな簡単に上手く行くとは思ってないけどな。まぁ最初は下っ端からだ、最低限他所の動きを知れる事が出来れば充分だろう。

あとは互いにフォローしながら、その組織内で偉くなってもらえばいい。



「それが前提な。ここからは多分、大半が聞いていない話に入るぞ。ちゃんと聞いてろな?


お前達に散ってもらっている間に、俺は・・・」



ナードに話しておいてもらったのは他所に所属してもらうところまでだ。

俺自身の行動は自分で説明する。

まず裏町に組織を作ることを説明した。



「っつーわけでな、馬鹿講師に単独行動されたときに、裏町で絡まれた相手を纏めておいた。


それが裏だな。

表は冒険者な、チカチーノとクィレアを連れて冒険者としても活動する。

一応真面目に動くからな? お前らがどっかのパーティに入ったら同期として上手くやろうぜ。



で、それをしつつ、裏町を纏めて廻る。


お前達の行動はこの裏の、()()()()になるわけだ。

地道な作業だけどな。

でも絶対に必要な仕事だ。


いいか、人から与えられているうちは、そいつの持っているものしか手に入らない。

俺は欲しい物は自分で手に入れるつもりだ。必要で有れば奪い取る腹づもりだ。


だが、1人では限度がある。

本来なら講習終了後にはどこかに所属して、ちゃんと下積みをしようとは考えていたんだよ。

だが、思ったより急に色々動き出した。のんびり経験を積んでる場合じゃなくなった。


折角得た縄張りを、俺が下積みしている間に、どっかのカスに取られるのも面白く無ぇ。」


皆うんうん頷いて聞いている。

ここに集まった連中になら、俺が裏町で何をするかなんて説明するまでも無い。簡単に想像出来るだろう。


「俺なら裏町を締めるなんて朝飯前だ。知ってるよな?

得意分野だ! 信用しろよ?


それにお前達の手を借りる必要は無い。任せてくれ。」


勿論全員が頷く。 その信頼感が少し悲しい。

誰1人疑っていない目をしている。

俺の評価って一体・・・まぁいい。


「俺がお前らに期待するのはその先だ。

人手を集める? 簡単だ裏町のカスどもだ、殴って言うことを聞かせりゃいい。

もう土台は出来ているしな。


じゃーそれで何をするか?

暴力か? 殴って奪う ? 脅して奪い取るか? 盗人集団にでもなるか? 

駄目だ、あんまり派手にやれば目をつけられる、すぐ捕まるだろう。奴隷落ちだぞ?

すぐに詰んでしまう。」


ギルドから仕事を廻してもらう話はついている。

だがそこに全部期待するのは悪手だ。 手の平を返されたら、簡単に全部零れてしまうだろう。


「そんなわけで潜入、宜しく頼む。

ここにいるクィレアは潜入を拒みやがったから、将来的に幹部とかにはしない。

組織として動き出したときには組織内では1つ下で扱うから。」


代わりにこいつは俺の妻の座を本気で今から狙っている。

組織内で下でも最終的には上になる可能性が有る。

以外と小狡く思えるが、本人は発情期に入っていて、単に俺から離れたがらないダケだ。

彼女になったことで、完全に脳内がお花畑になっていやがる。

そこはいちいち説明する必要は無いだろう。


チカチーノには触れない。今日この場にいるのはやることを伝えるためだけだ。

呪い持ちの身で潜入は難しい。それくらい誰もが分かるだろう。

連れ回すのは今更だ。

任務の前にで皆の前で大々的に宣言したからな。


「今後、人数は増えるかもしれないが、増やすのは潜入する奴だけな。

ある程度俺と一緒に行動してしまうと、バレやすくなるからな。

俺の方の表で組んで行動する奴は基本別だと考えてくれ。

ついでに言うと、おまえたちもあまり被って欲しく無い。最初は、だぞ?


結論として、講習中は講習生からは条件を飲まない限り仲間にしない。

配下は基本、裏町で増やしていく。


ここまではいいか?」


皆が頷いたのを確認して、続きに入る。


「言うまでも無いが、暴露(バラ)した場合殺す。必ず殺す。

潜入を止めるのも、俺の部下を止めるのも好きにしろ。それは責めない。

だが口を滑らせたらどんな場合でも絶対に殺しに行く、話した相手も、聞いた相手も全部殺す。

それだけは覚悟しておけ。」


釘を刺すのも忘れない。

勿論続きもあるんだけどね。


「組織だって動くことにも意味がある。

信じがたいだろうけど、最後まで聞いて欲しい。


俺の最終目標は宗教を興すことだ。」


この事はここにいる面子に、誰にも言っていない。

初期の3人の顔が驚きに変わる。クィレア、チカチーノの顔も変わった。

当然全員がざわめきだした。


「まぁ落ち着いて、と言っても無理だろうが最後まで聞け。


俺は氷魔法が使える。使い手の少ない希少(レア)な魔法だ。

何故か?


俺は氷の神に会った。」


皆の顔がさらに変わる。ナードが

「イゾウっ」

と、声をかけてきたが、「最後まで聞け」と押しとどめた。


「氷の神は言った。信仰する者がいないくなったから氷魔法の使い手は減り、氷の神自身も死にかけている、と。

そして死んだ。」


「え・・・!?」とクィレアが呟き、皆が絶句する。


「俺はその氷の神が復活するための寝床になった。

代わりに魔力が高く、力が強い。

だがその代償に記憶を失った。 それが講習が始まる前のことだ。

それからは知っての通りだ。身体が馴染むのに時間がかかっちまった。

おかげで不名誉な呼び方もされたけどな。あの時は魔力だけが先走っていた。」


この辺りは苦い思い出がある奴も多い。

だからこそあえて言っておく。


そして師匠達が飲んでいたお茶を浮かす。そして空中で凍らせて形を変えて見せた。

さっきまで師匠達が飲んでいた熱いお茶が、一瞬で氷に変わる。

わかりやすく剣の形にし、手元に持ってきてみせた。


周囲から驚嘆の声があがる。


「今は、かなり馴染んでいる。多分それでも半分くらい、かな。


それでな、良い機会だから1つ実験をしたんだ。

単独行動をした時に、裏町の奴らをしめたと言っただろ?

その時に、『朝晩一度づつ、氷の神を拝め』と命令したんだ。」


息を飲む音が聞こえた。

少し大げさに言っているが、まだまだ俺はこれからだよ?とはアピールしておく必要はある。

人とは未来を見る者だ。希望が有ると無いでは、抱く思いが変わる。

皆、真剣な顔で続きを待っている。



「結果、使える魔法が増えた。 任務からまだ五日だ。

正直、関連は分からない。オークの上位種と戦ってレベルがあがっただけかもしれない。

だが、使える魔法は確実に増えている。」


顔の前に何もないところから氷の盾を出してみせる。

次は手をひろげそこに水の盾を出した。

さらに氷の矢を10本展開し、消す。



「故に俺は信仰者を集めることにした。

氷の神の信者。それが増えれば俺の『氷魔法』はさらに強くなる。

ついでに宗教は金になる。


ああ、悪いがお前らにも氷の神を信仰してもらうぞ。これは絶対だ。

別に今信じている神を捨てろとか、乗り換えろとか言わない。

俺の中に神がいる。これをまず信じろ。


俺は今後、その神の力で使う、自分のためにな、好き勝手に動く。

その先はそれを見届けてからでいい。


ここまで、何か質問はあるか?」


1人の男が手を挙げた。

部屋の隅でまごまごしていた奴だ。名前・・・忘れた。

これからはちゃんと名前も覚えないといけない。



「ボスは、勇者にはならないと言ってましたが、神様の・・・、神様を宿しているなんて、そっ、そんなの、本当の勇者様じゃないですか。

何故ですか? 何故、勇者にならないのですか?」



ちなみにボス呼びはナードに徹底するように言っておいた。

どっかのハーフドワーフたちみたく、旦那呼びが定着する前に手を打った。


ただし身内だけの時限定だ。

人前ではイゾウ もしくはイゾウくんと呼ぶように言ってある。

そうでないと同期と話ているテイを装って、その辺で軽く飯を食いながらの悪巧みも出来なくなる。

隠れてするだけでは意味がない。時には堂々と会う、その為の裏の裏だ。



「目的が違う。

俺の中で勇者とは世界を救う奴の事を言う。」


伝説の剣に選ばれ、不死鳥を蘇らせ、最後の鍵を手にし、世界樹を登り、歴史から消えた種族の信頼を勝ち取り、裏の世界に行き、 世界を震撼させる魔王を倒す。

それが俺の中の勇者だ。


なので今いる勇者は勇者では無い。

貴族の配下の勇者など、勇者の訳が無いのだ。



「俺は世界を救わない。


俺の目的は大きく2つ。

・氷の神の復活までに信仰者を多く集めておくこと。


・他の神の安否の確認


         だ。

他の神さま、当然氷の神がいるように、他の神もいる。火の神水の神土の神風の神光の神闇の神・・・

特に使い手が少ない魔法の神様は信仰者が少なく弱っていることが予想される。

なるべく早く探し、間に合うなら何かしらの手立てを取りたいと思っている。

それをこなしながら勇者の活動をするなんて無理だ。

だから俺は好きに生きる。したくないことを押しつけられたくない。」


「えっと、ボスならそれをこなしながら勇者になれそうな気が・・・・」


「ばーか。勇者なんぞになってみろ、助けてくれってあちこちから言われるじゃねーか。

そんな奴らいちいち相手にしてられるか。

俺が助けるのは、仲間、配下、信者、あとは金を払う奴だけ、それも大金を惜しげも無く払う奴だ。

無条件で人を助けるようなお人好しも、

貴族の言いなりの偽物も、

口先だけで大したことができない詐欺師になるのも絶対に、御免だ。


まぁ貴族のワンワン()の勇者、その子分になりたいならば他を当たったほうがいいぞ。

今日話した事を口外しなければ、それでも俺は構わない。」


「そっ、そんなつもりじゃ無いですよ、確認しただけです。」


「そうか、ならいい。貴族の配下なんて俺には無理だ。

色々言われたら我慢出来なくなってぶっ殺しちまう。そんな未来しか俺には見えねぇよ・・・」


そう冗談をいうと、みんなが「そりゃそうだ!」と言って笑う。

隣の奴と顔を見合わせて笑っているやつまでいる。


アレおかしいな? 冗談だからね?

イゾウジョークだったんだけど・・・別の意味で笑われている気がする。

自分の中の真勇者の条件浅いなぁと反省。

もう少し思いついたらこっそり加筆しておきますm(_ _)m

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[一言] 勇者の訳が無いのだ 勇者な訳が無いのだ
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