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初めての敗戦 その7

鋼のトウゴウ。特技、分析。シルバーオックス。特技、マシンガン。彼らの戦いが始まった。相手は死神四天王、デット モンク。デット メイジ。彼らの能力は知らなかった。死神が指を鳴らすと、円球の金網に丸いアリーナが出てくる。それが彼らの舞台だった。




[トウゴウ。下がれ。最初は俺が行く。君は分析を頼む][ヒョヒョヒョ。シルバーオックスだとよ。どうするだ?オラでえーか?][譲る。私の分も残しとけよ]



[ガシュコン。貴様、覚悟は出来たか?冥土に土産は弾丸をくれてやる][ヒュー。コッエーだな。オラ、モンクだ。格闘家だな。さて、始めるッぺか?]モンクは如意棒を召喚した。[行くぞ!ズガガガガガッ!][ヒョヒョイヒョイ!おせーだな]如意棒で弾丸をかわすモンク。[フン。少しは出来るな][終わりだか?終わりだか行くッぺ]如意棒を地面に刺し棒高跳びの要領で空を舞うモンク。ズシュッ。如意棒を肩に回し、金網に掛ける。片腕で回り、その反動でシルバーオックスに急降下する。[食らうだ!人間魚雷!][ハッ………速い!マシンガン!ガードモード]マシンガンは左右に展開し盾になった。[ズカン。ググググッ…………なんて力だ。あの跳躍力、飛び降りる角度、スピード…………]クルクルクルッ。回転し着地するメイジ。[ヒョヒョイ!耐えただか?戻るだ。如意棒]如意棒は消え、メイジの右手に戻った。[変形型のマシンガンだか?オラ、初めて見ただ。すんげーだな][ハン。お前程じゃ無いさ。たいした筋肉だ][シルバーオックス。分析できた。奴は魔法で肉体を強化している。本来の能力は、魔力に比例している][魔力か?どうりで力のバランスが取れてる訳だ][そうだべ。まあ簡単な事だべ。オラ、魔法人間だからな。つまりこんな事も出きるべ]モンクは髪の毛を抜き、息を吹き掛けた。髪の毛は矢となりシルバーオックスを襲う。[クッ。かすったか。力だけじゃなくて飛び道具もか?トウゴウ。属性は?][解析不能。まだだ][チッ。暫くは属性弾丸も効きそうに無いな。無駄な魔力になりそうだ]




[オメーもやるだか?メイジ。オラ飽きただ。昼寝だべ][代わろう][来たか。デット メイジ]ズガガガガガッ。シルバーオックスのマシンガンが火を噴く。[カード クイーン!オープン]メイジはシュルルルッとトランプカードを召喚し、ジャックを投げた。グロローロッ。カードから熊が出てきて彼を包む。カンカンカンカン。熊は全ての弾丸を受け止め、跳ね返した。[グフッ。…………トランプ カードか。カジノのディーラーみたいだな][よくやった。クイーン。戻れ]熊はカードに戻る。カードを蹴りあげクイーンを戻す。[どうしたね?全く効いてないが?]






続く

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