時つ風
調べて分かったのですが日本には風の名前って2000種類もあるらしですよ!
「…モス、……アネモス!!」
「!!]
ヤバイ、久しぶりにむこうの名前よばれたから脳内にトリップしちゃたよ…
「アネモスはいつの間に姉である私の言葉を無視できるようになったのかしら??」
そういいながらシス姉様の真っ赤な唇が面白そうに弧をかく…
額に青筋が浮いてるように見える。
「え゛!?」
ズドンッッ!!
「ぐっ…」
身構える前に重力倍加の魔法が繰り出され、またに膝を着く形になる。
ギシギシと体中の関節が悲鳴を上げる。
あー本日2回目のお仕置きと題した拷問だよ。
しくじった…
何で脳内にトリップなんてしたんだ、私の馬鹿!!
なんか今日シス姉様荒れてるなー
なんて思ってたら
バキンッ!!
あ…
床、割れた…
「あらー、床割れちゃたわね後でちゃんと直しておいてねぇ、直すのがいやなら床全部張り替えてくれてもいいわょ?それにしても少しふとったんじゃない?」
なんてどっかの女王様もびっくりな言葉を投げかけてくる。
どこの鬼畜ですか??
あの頭をなでてくれた姿が幻だったんじゃないか思える。
「あらッ??ほかの事考えるほど余裕あるのかしら??」
げっ…
「そん…な事ない…から…それに太ってない…。」
何とか出した声がかすれる。
「あらそう、ならよかった。これ以上やったら私と姉妹の契りを交わしたアネモスでも無傷ですまないかったわょ。」
そう言いながら腕を振る。
今まで掛かっていた重力倍加の魔法が解除された。
ついでとでも言うように人差し指をくるくるまわす。
わたしの体に何かがまとわりつきグイッと立たしてくれる。
なんだかんだ言ってシス姉様はやさしい。
「アネモス、あなたにとって私のそんざいはどうゆうものだったかしら??」
「それは、敵でも見方でもない…血の繋がりよりも強い絆で繋がれた唯一無二の姉妹…でしょ?」
……??
ほんとにどうしたんだろ…そんな分かりきってる事なんで聞くの?
「なんでそんな分かりきってる事を聞の?て顔してるわねぇー」
「……だってそうでしょ??」
「ふふっ…私そうゆうアネモスの分かりやすくて素直な所好きよ。でもこれからはそうゆう所が裏目に出るかも知れないの…」
「え??」
シス姉様の顔が悲しそうにゆがめ窓際のイスに座る。
私も背負いかごを床においてシス姉様の向かい側のイスに腰掛ける。
「シス姉様…」
シス姉様と5年間ずっと一緒に居たけどこんな辛そうな顔はじめてみる本当に何があったの?
「アネモス、ぐだぐだするのは柄じゃないから結論から言うわね…」
意を決したようにシス姉様が話始める。
コクリッ
私の喉がなる
「ここを出て行って頂戴…」
シリアス?なのでしょうか??
契約という言葉を契りを交わすに変更しました。ちょくちょく変更してしまいすいません(><)