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風に吹かれて  作者: cyabo
13/14

閑話

更新!









リリーンッリリーン……





虫が歌うのが聞こえる





暗い部屋の中





丸い水晶が蝋燭の光を反射して緋色の光を放つ





丸い窓からはせんげつが淡い光でその微かな存在を主張している





紅い三日月の様な形の良い唇から言の葉が零れ落ちる…





ーーーーー



雨が降る紅い紅い雨が降る。



愚かな人間達が



大地と自らの手を悲しみと憎しみの血で汚す。



悲しみはより濃く大地にみ込み、



憎しみはより深く大地を犯す。



しかし人間達は気付かない、



勝つ喜びに取り付かれ



一時の狂喜の蜜に惑わされ堕ちていく



世界のコトワリを歪めながら



より深い悲しみと、憎しみの連鎖を断ち切れぬまま…



悲しい苦悩、



憎しみに取り付かれた心



傷ついた獣を救うのは歪んだ鳥



願わくは……



消えぬように……



ーーーーーーーー






微かな月の光に白銀の髪が冷たい色をかもし出す。




伏せられた白銀色の睫毛に縁取られた瞳の色は深紅。



形の良い唇が微かに動く




「オプシオス…あなたは……」




ポツリと零された言葉は銀色の月に解けるように消えていった……






やっとひと段落です!!


これからもチョットずつがんばって行きます!

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