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2、Twisted Love


私の名前は大和楓。

周りからは楓と呼ばれている。

私は...かなり卑屈な性格をしている。

それは捻じ曲がっていると言える感じの性格だ。

つまり...ボッチである。


残念だけど私は...職場。

つまりコンビニの裏方でも浮いている。

だからこそ私はアルバイトを辞めたいって思っている。

だけど私が辞めない理由。

それは1つの理由だ。


つまり私は佐野島晴人くんに会う為に必死に働いている。

ただ唯一、彼に会うのが日課になっていた。

学校では彼はキラキラしているから急角度に見える。


だけどこのコンビニで会う時は...私は彼と平行線上に居る。

だから私はこのコンビニエンスストアで働いている。

ただ晴人くんに会いたい為に。

それが私の簡単な思いだ。


「そういやさ」


コンビニのカウンターの向こう。

晴人くんは面白い話ばかりをしてくれる。

それは...私にとってとても心地良く。

私は自信が持てている。

ただ私はこの人の笑顔を失いたくないな、と思いながら私は笑顔になっていた。


そんな私が...更にこの人に近付きたいと思った。

それはどういう理由かといえば彼が彼女に浮気されたのだ。

そして捨てられてしまった。

彼女か。

そう思いながら私は心の中で笑みを浮かべる。


全てが計画通りにいっている事に。


「?...どうした?楓。何で固まっているんだ?」

「え?あ、だ、大丈夫だよ。アハハ」


あの女はこの大切な人に適さない。

だから私は...。

そう思いながら私は心の中で醜い笑みを浮かべる。

あまりに上手くいきすぎている気がする。

正直。


「...ね、ねえ。晴人くん」

「...ん?どうした?」

「わ、私ともし付き合うとするならどれぐらい待ったら良いかな」

「...それは...」

「わ、私、いつまでも...待てる気がする」

「...あの。何でそういう事...え?」


私は晴人くんを見る。

晴人くんの目はギョッとしている。

少しだけ紅潮しながら私は息遣いを荒くして晴人くんを見る。

晴人くんは???という感じで私を見る。

構わない。


「...お、おい。冗談は止めてくれ」

「ねえ。晴人くん」

「...な、何だ」

「私、嘘は吐いてないよ」


それから私は晴人くんの手を握る。

カウンターから少しだけ伸びをした。

そして晴人くんを見る。

そう。

私は...全てを覆す為にこの計画を練ったんだから。


「じゃ、じゃあまさか」

「そうだよ。私はあくまで晴人くんが好きだから」

「...!!!!!」

「...だから冗談は発してない」

「...し、しかしそれは。友人としてだろ?」

「そんな訳ないよ。私、1年生の頃からずっと晴人くんしか見てない。あの日から」

「あの日って?」

「晴人くんは覚えてないかもしれないけど私は晴人くんに救われた。そして私は貴方が大好きになったの」

「...!?」


お客さんが来た。

私はそんな晴人くんに手を振りながらそのまま接客をする。

それからエプロン下の太もも下半身を擦り合わせる。

マズい。ショーツが濡れている...。



何だと?

どういう事なのか。

そう思いながら接客に戻った楓を見る。

それから時間になったので楓に挨拶を...して心臓に手を添える。

た、確かにそう思える感じはしたけど。


「...いやでも。流石に嘘だろ」


俺は心臓を高鳴らせる。

確かに彼女からはそんな感じはした。

だけどそれは友人として、だろうとスルーしていた。

だ、だから。


「...でもなぁ」


浮気された俺だ。

だから...何というか。

そう思いながら俺は空を見上げる。

それから家に帰った。


だけど心臓の高鳴りが暫く消えなかった。

甘くない紅茶を買ったが。

激甘だった。



私は全てを手に入れる。

そうなると晴人くんと付き合っている彼女は邪魔だ。

だったらこうすれば良い。


私が付き合う人になってとにかくまあ。

彼女の思考を性奴隷にする。

そう思ったのだ。


「...?」


ショーツを履き替えてからコンビニのバイトが終わってそのまま歩いていると目の前にヨロヨロと人影が出て来た。

それは皆富朧だった。

私の(彼女)の朧である。


「...ね、ねえ。...も、もう良いかな」

「そうだね。良いかもだねぇ」

「も、もうイキすぎて...本当に心臓がバクバクして血圧も...その。と、とにかく全てが辛い...」


彼女には...それなりに道具を盛らせた。

道具はその場所から外すなと指示をした。

イキまくったのだろうけどスカート姿の彼女の太ももを一筋の液体が伝う。

私はその姿を見ながらゾクゾクする。


「ちゃんと...ちゃんと言った。だからも、もう。ヤバい。本気で潮吹きそうだから」

「...そうだね」


私は彼女の股からそれを引き抜く。

するとピュッと股から液体が吹き出した。

結構な量で私の手首にその液体が付く。

道路にも思いっきり飛ぶ。


「...またイッたの?本当に悪い子だね」

「あひ、あひ...」

「...うふふ。わ、私。ゾクゾクする」


ヤバいよこの子の顔。

その場でアヘ顔になって崩れ落ちる朧。

この子は...えへへ。

本気で私の奴隷になっている。


そう私は。

晴人くんの全てを手に入れる為なら何でもする。

この子を性奴隷にする。

それが私だから。

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