ここは漢字の小説。話は飛ぶしコロコロ変わる。作者が覚えるための小説3
今日、やっと糧にありついた。
1人が飢え死んでから瓦解のようにどんどん死んでいったこの村は
もう法を遵守するものは誰もいない。
食べ物がないのだ。そんなことになるのは必定だ。
今この村から災いが払拭されればいいのに。
この村に幸運が流布すればいいのに
そんな意味のない拘泥が、願いが、
叶えられるというから神に帰依した。
ある宗教団体が前々から来ていた。胡散臭かったので、今まで威嚇して退けていた。
わざと齟齬をきかしてこの村はもうダメだと思わせるようにしたこともあった。
いつも俄にくる奴らを俺は嫌っていた。
だが、村の中には懸念を抱くものもあった。
そこの神を信じ、村を乖離するものも現れた。
しばらくすると村に屹立とした教会がたった。
そこから村の安穏は失われて行った。
この食糧不足は遡っていいけばあいつらのせいなのだ。
謎の肥料を敷衍してまかせ、この村の農作物を激的に減らした。
種を巡って軋轢が起きたこともあった。
あの団体はこの村を遮った。
あいつらは遊説しているだけかもしれないが、こっちは命がかかってる。
先代までの育ての嗜好もある。
脆弱で生半可な知識に頼るべきではなかったのだ。
こんな状況下でも教会だけは裕福な感じを醸し出す。
食糧を求めて農民は神を崇める。
気障な神父は絶対に俺の手で復讐してやる。
誤字があったら教えてください。これは私にとっての勉強なので。