0055 火の力を試す者達
12/27 …… 「属性」周りについて描写と説明を加筆修正しました
【40日目】
○炎舞蛍
"名付き"の1体にして、ベータの舎弟、回転移動を習得していた噴酸蛆イプシロンがエイリアン=スポアから緑色の体液ともつかない『強酸』を噴き出す。そしてそれが、じゅわりと【火】に変わる。
自らは吐き出した可燃性の強酸を燃焼させ、周囲の被膜や肉の繭を焼き尽くしながら、さながら不死鳥を悪魔的に解釈して手近な生物で再現したかのように、炎の中から姿を現したのは「4枚羽を生やした虫のような獣」であった。
エイリアン=ビースト共通の種族的特徴である「十字牙顎」はそのままに、噴酸蛆時代の鈍重な丸々太った巨躯は剽悍に引き絞られており、走狗蟲時代と比べるとダックスフントを思わせるような胴体に対して短いものではあるが、身体を支えるだけの四肢がまた戻っていた。
そして、背中から4枚、肉と骨と皮からなる落下傘のように大きな翼膜が生えている。
頭の側に向かって2枚、お尻側に向かって2枚。
名前が"蛍"である通り、笹のような形で伸びたり、背中の中に畳み込むことができる様子の翼膜は、形状や役割としては"虫羽"のそれに近いだろう。ただし、その肉々しさや獣な肢体や、翼膜全体を傘の芯のように指骨が貫いている形状を思えば、蝙蝠の翼膜のようでもあった。
ただし、この蝙蝠蛍、自力では空を飛べないらしい。
『因子:軽骨』の効果によって、全身が軽く浮かび上がりやすくなってはいるものの、翼膜自体を動かす筋肉と身体構造が未発達であるという歪さがあり――イプシロン達に試しに「飛んでみろ」と命じたものの、びたんびたんと見苦しく4枚の翼膜をバラバラに羽ばたかせることはできたのだが、どうにも様々な意味でのバランスが悪いのか、風を受けて空を飛べるに至らないのである。
ぷるきゅぴ達が「特別講師さんを呼ぶよ!」と言って呼び寄せた『哨戒班』のイータ率いる遊拐小鳥達が空中から、まるで面白がって馬鹿にするような様子で囃し始める。しかもそれをどこから聞きつけたのか(おそらくきっと確実にぷるきゅぴによる告げ口)、ベータが【虚空渡り】によって姿を現してイプシロンの周囲をぐるぐると、まるで転がす球に巻き込まれて一緒に回転しているとしか思えないフンコロガシのように回って囃し始める。
邪魔であったのでアルファに命じて【おぞましき咆哮】を迷宮中に響く音量でぶっ放させて、ベータと副脳蟲どもは追い散らしたが。
炎舞蛍の羽ばたこうにも羽ばたけない虫羽のような翼膜であるが――無論、ただの邪魔な飾りかと言うとそういうわけでもなかった。
初めての『属性因子』である。そこからどのような"現象"が編み出されるか俺は期待し賭けていた部分もあったが、結論から言えば、このようにアンバランスな翼であっても問題が無い「飛行法」が編み出されていた。
【火属性】が『因子:強酸』とある種の反応を起こして「可燃性の強酸」となったことは、最初に繭から出てくる際に述べた通りである。
そして炎舞蛍は――羽ばたく度にそれを鱗粉の如く翼膜から大量に撒き散らす。
無論、それだけでならば噴酸蛆の下位互換としかならないが――撒き散らされるのはそれだけではない。技能【魔素操作】によって魔素の流れを観察していると、なんと「燃酸」と同時に炎舞蛍は羽ばたきながら「火の粉」を魔法に近い魔素の流れによって生み出していたのである。
これにより、羽ばたく度に「燃酸」と「火の粉」が空中で反応。
絶え間ない"小爆発"が発生し、その衝撃波を4枚の落下傘のように広く広げられた翼膜で受け止め、"軽骨"で形成された脆くも軽い身体で浮かび上がるという、進化の収斂上の"ゴリ押し"とも言える解決策によって『因子:空棲』に頼らない飛行を実現してしまっていたのである。
――火炎と小爆発に包まれ、ちょっとした熱風を撒き散らしながら浮かび上がるもんだから、その検証は「縦に広く」掘り抜いた部屋で行ったが。
そういう意味での"蛍"ということ。腹部を淡く光らせるのではなく、全身に小爆発の火気を纏わせながら、燃える強酸を振らせて真下にいる生物を2重の意味で"焼く"という、儚さも侘び寂びもへったくれもない"蛍"であった。
とてもではないが、遊拐小鳥達のような自由な機動力での飛行は期待できない。
しかし"戦略爆撃機"としての性質を備えているという意味では、また異なった運用法が考えられる。言わば生ける焼夷兵器であるとも言え――遊拐小鳥達の「生物を空に持ち上げる」習性と組み合わせると安定性が増す。
炎舞蛍自身でも不安定な飛行ながら「爆撃」はできるが、数体の遊拐小鳥達によって、空中で運ばせたり、さらには遊拐小鳥自身に炎舞蛍の翼膜を端から掴んでバサバサ振らせて「燃酸」を降らせた方が効率がよかったのである。
ただし、【火属性】を持たないエイリアン達を巻き込まないようにするという意味での運用上の注意は必要である。
対【樹木使い】のリッケルでも、地上部の森を全て焼き払うのは最終手段である。そして俺はむしろ――「燃酸」という炎舞蛍からの"生産物"に注目をしていた。
……むしろ炎舞蛍自身は「携行兵器」や「燃酸生成装置」に徹させた方が効率が良い、とすら言えるかもしれない。少なくとも、今のこの局面においては。
○一ツ目雀
『連星』の2番手であるイータは現在遊拐小鳥であるが、その"進化先"については『風斬り燕』にすることに俺は決めていた。どのような能力であるかが予測しやすいということと、"名付き"の1体であるだけでなく『哨戒班』の取りまとめ役であるため、あまりピーキーな役割を与えてしまって運用がしづらくなることを恐れたからである。
しかし、余裕があるうちには"選択肢"の検討をしておくことは価値がある。
そのため、当初の方針を軌道修正して1体だけ――『一ツ目雀』を生み出したのであった。この際、『哨戒班』でイータの副官的な役割を果たすことが多かった個体を選抜して、新たに「カッパー」の名を与えて"名付き"とした。
≪資源がカツカツさんだと言っておきながら、造物主様結局、進化さんさせてるきゅぴねぇ! やっぱり僕の言った通りだきゅぴねぇ!≫
≪やったぁ、造物主様の"冒険心"だね!≫
≪で、でも……1体だけなら、大丈夫さんだよ……きっと≫
副脳蟲達の会話の中身に興味はありませんさんだが……くそ、口調が伝染ったのか……"好奇心"もあったことは否定はすまい。ただ、それをいちいちこの脳みそどもに言われることは鬱陶しいと感じたため、俺は意識をカッパーに戻す。
『一ツ目雀』は"雀"とは言いつつ、進化前の遊拐小鳥よりは一回り大きい身体となっている。その分は『因子:軽骨』によってむしろ身体を浮かせやすくなっているようであるが――どことなくのピーキーさを俺自身予感していた通り、かなり独特の姿形になっていた。
それは一言で言うならば、「空飛ぶリコーダー」といったところだろうか。
完全な棒状とはなっていないものの、折りたたまれた四肢と、両端から頭と尾を掴んで縦に引き伸ばされたような"長い"肢体となっており、しかし遊拐小鳥時代の羽は変わらず。
細長くなってしまったために、見た目の"圧"という意味ではさらに弱まっている。
しかし、その異形さは増していた。
その名に与えられた『一ツ目』の通り、元々存在する両目とは別に、額からもかなり上の頭頂部に近い辺りに、まるで脳みその半分が変異したのかと思われる巨大な赤色の虹彩を放つ"目玉"が生えていたのである。
それこそ連日、海上で空中戦を行っていたテルミト伯の『飛来する目玉』を模倣したのかと思うような「巨眼」であり、元々の顔についている両目とは独立して、ぎょろぎょろと血走った――しかしどこか遊拐小鳥時代を思わせる好奇心に溢れた様子の眼差しを周囲に向けているのがその生態。
そしてこの"巨眼"の周囲には、【火】属性の魔素の流れが渦巻いており、限定的ではあるが【火】属性の魔法を小鬼術士並には扱うことができることがわかったのである。
……だが、重大な欠陥として、純粋に『因子:火属性適応』を取り込んだ炎舞蛍とは異なり、数ある属性のうちから【火】属性を与えて進化させたに過ぎない『一ツ目雀』は、他のエイリアン達と同じく【火】への"怯み"が克服されたわけではない、ということが検証の最中に判明したのであった。訓練を重ねれば、ある程度は"慣れ"てくるかもしれないが――自分で生み出した火球に自分で怯み、混乱したり逃げようとしてあらぬ方向に暴発させてしまう、ということが頻発したのである。
無論、"名付き"となった以上は、指揮統率する能力も求められるため、むしろ臆病な性格は生存率が高いため決して忌避されるものでもないだろう。
――しかし、一ツ目雀の"潜在力"自体は、それ以外のところにあった。
系統技能【属性換装Ⅰ】。
念の為副脳蟲代表ウーヌスにカッパーと会話させて確認したことであったが、なんと一ツ目雀は自らのその『一ツ目』に宿った魔力の【属性】を、俺が"解析済"の他の『属性適応因子』に変えることができるらしい。
すなわち、1体の一ツ目雀が、まるで生きた魔法のステッキであるかの如く、様々な属性のものを扱うことができるということ――それも、俺の『属性適応因子』の解析が進めば進むほど、その応用性は飛躍的に増していくこととなることがわかった。
……ただ、少なくとも【火】に関しては失敗であり、少なくとも今検証せずとも良かったな、と俺は自らの"好奇心"の結果を受け止めた。
○属性砲撃茸
○属性障壁茸
凝素茸を基盤とした迷宮経済の構築と、それを基礎としたエイリアン=ビースト達の軍量確保との相談であったが――最終的には、30基の『火属性砲撃茸』と、検証用に数基の『火属性障壁茸』を俺は生み出していた。
その姿は、どちらも進化元である凝素茸の"オカリナ"部分が割れ砕け、まるで内側から冒涜的な触手生物の「種」が芽吹いて"肉の蘭"でも咲いたかのような形状。
うねうねと細葉を模したいくつかの触手で、それぞれに"オカリナ"の砕けた白い殻を宙に持ち上げ、掲げていた。この"持ち上げ方"で属性砲撃茸と属性障壁茸には違いが生じており、砲撃茸の方はまるで小さな小盾をいくつも構えて常にその位置を変えており、一方で障壁茸の方では砕けた白い殻を再びつなぎ合わせ、円状の輪っかとなるように自身の周囲を包むように構えているのであった。
そして、"花"の部分を構成する紅蓮色の肌に覆われた肉塊の果実の中には――凝素茸が生み出すものに近い「魔石」のような拳大の結晶が、裂けた肉の切れ目から見え隠れしていた。
この「結晶」こそが『属性砲撃茸』と『属性障壁茸』が引き起こす"現象"の肝となる部分である。
俺はそれに『属性結晶』と名付けた。そして【火属性】の場合は、周囲から少しずつ、魔素の青と命素の白を属性結晶の中に取り込んでいき、それを結晶の中で、まるで霧状の絵の具が空中で溶け合ってかき混ぜられ――その中から新しく淡く"赤橙色の"仄光に変換されて充填されていくのである。
それは技能【魔素操作】を使うまでもなく魔素の流れとわかるものであり、そしてそれがさらに【火】の魔力と言えるもの、【火】の"属性"であるものとして蓄えられたものとはっきり感じ取れるものであった。
そしてこの言わば『火属性の結晶』とでも言うべきものを、一度命令を下せば、火属性砲撃茸は『燃え盛る火球』として、魔法の力の弾丸として撃ち放つことができる。この【火】魔法の操作には、ある程度の柔軟性があるようであり、"放出"に限ってであるが、火炎放射器のように細く鋭く噴き付けさせることや、時間を貯めて大きな火球としたり、複数の小さな火球に分散させて撃ち放つことができるなど、応用が効き、『砲撃』の名に恥じず、まさに砲台のような運用が可能。
一方で火属性障壁茸の方は、これは俺が『9氏族陥落』作戦で「妨害魔法」に近いものを会得したため理解できたことだが、【火属性】を引き起こそうとする魔素の流れや魔力をかき乱すことに『属性結晶』内の力を使っているようであった。
欠点として、属性障壁茸自身の技能に応じた"対応範囲"があること、また魔力の発動により一度【火】の"現象"と化したもの、つまり魔素の作用ではなく自然現象として既に燃え盛っている炎を直接鎮火することはできないが――『それでもその【火】に追加の魔力が供給されて"現象"が引き続き維持されることは防ぐ、というようなことはできるという具合である。
この"障壁"が及ぶ範囲内では炎舞蛍や一ツ目雀、火属性砲撃茸であっても満足には【火】の現象を引き起こすことができず、『火竜』の力を持つソルファイドも、力の発動こそできたものの「かなり、重く感じる」との言であった。
これだけでも、俺の迷宮の対魔法戦力が急激に強化されたようなものである。
少なくとも『9氏族陥落』作戦の時にもし属性障壁茸があれば、小鬼術士程度の力であれば完封して封殺することもできていたであろう。
――だが、属性砲撃茸と属性障壁花の真価は、こんなものには留まらなかった。
この『属性結晶』だが、実は取り外しが可能だった。
赤橙色が十分に結晶全体に染み渡り、成長しきった結晶であれば、それを直接【火】属性の「魔力タンク」として扱うことができることが判明したのである。
ソルファイドに持たせてみて【火竜の息吹】を行わせてみたところ、小さなため池ならばすぐに沸騰させてしまうことができるほど火力が増しており――ソルファイドはそれを"温泉"の燃料扱いしたが――炎舞蛍にも与えてみたところ、こちらも撒き散らす『火の粉』の持続時間が明らかに増え、羽ばたきの下で発生する小爆発の規模が上がっていた。
ただし、一度取り外してしまうと属性砲撃茸自身は『属性結晶』の"再生成"には時間がかかるようであり、丸2日経っても結晶は元の半分のサイズにしか成長していない状態。
ソルファイドや炎舞蛍に与えた属性結晶は、魔石や命石と同じく、内部の魔素や命素が尽きた場合は霧散して塵よりも細かな粒子となって風に消えてしまうのである。その一方で、魔石や命石とは異なり、属性結晶自身は、エイリアン達の維持命素や維持魔素を支払うためには使えない。
"戦略資源"としての『属性結晶』は生産に時間がかかる、凝素茸とのバーターであったわけであるが――。
「御方様。その凝素茸の魔石の方を、属性砲撃茸や属性障壁茸に与えてみてはいかがでしょうか?」
というル・ベリの気づきの下で、凝素茸が生み出した、言わば"無色"の魔石を、属性結晶を抜き取った火属性の砲撃茸や障壁茸に与えてみたところ――急速に魔石内部の魔素が【火】属性を表す赤橙色の輝きに変換されていき、見事に新たな『属性結晶』へと変化したのであった。
「なぁ、ソルファイド。"属性付きの魔石"なんてものが【人世】にはあったか?」
「そこまではわからぬ。【人世】の"魔法"については、『長女国』を調べねばわからぬだろう」
「考えるのは最低でもリッケルを退けてから、だな……だが、属性結晶の戦略資源としての価値は計り知れない。【人世】では存在していないなら持ち込むだけで激震が起きるだろうし、逆に、広く流通しているならしているで、一財産を稼いで拠点を構えるのもやりやすいだろう」
凝素茸を基盤とした俺の迷宮の「魔石・命石経済」に、一捻りが加えられた瞬間であった。
ただ単に、俺の眷属達を維持する資源としてだけでなく、少なくとも「魔石」には、属性砲撃茸や属性障壁茸を通して『属性結晶』に変換する、という選択肢が与えられている。
あくまでも魔素・命素の供給源として安定的に軍力を増していくか、もしくは『属性結晶』として蓄えてそこから生み出される特定の属性の魔法の大火力による瞬発力を重視するか。
はたまた、これを"資源"として交渉や交易に利用するか。
なお、残る15属性についても、発動される魔法効果は、素直に考えれば【水】でも【土】でも【混沌】でも【空間】でも、【火】属性と同じように"砲撃"され、"障壁"となり、"換装"されるだろうと予想している。
片や、名前と役割に「属性」という文字を冠するこの2種。
片や、技能に「属性」という語を含んでいる一ツ目雀。
これらの「属性適応系」のエイリアン達において、まさにこの「属性」という語が――『16属性論』というものに由来するものであれば、だが。
だが、今は有事であり、このことを検証している時間も解析済み属性系因子も足りない。
なので話を今できることに戻そう。
『属性結晶』について考えるならば、いわばこの『火の魔石』が手元にあるだけでも、元の世界などでは長い技術史の果てに少しずつ解決されてきた暖房問題や燃料問題について、色々な段階をすっ飛ばしたアプローチが可能となるのである。
そこに他の「属性」が加わった時に、果たしてどれほどの応用が効くことになるであろうか。
なお、物は試しということであえて魔石ではなく命石についても『属性結晶』化を試みてみた。
しかし、やはり超常の現象を引き起こす主体となるのは"魔素"の方であり、命石は単に属性砲撃茸と属性障壁茸の「維持命素」のコストを支払うために消費されてしまうのみであった。
だが、それでも属性結晶は純粋に、俺がこの世界で「探索」をする際にも有用となるだろう。
今後、【闇世】や【人世】でどのような勢力と遭遇するか次第ではあるが――割りと本気で『属性結晶』をさらに今後の"迷宮経済"の中心に据えていってもいいのかもしれない。
俺はこの時、既にリッケル戦の先を見据えていた。
今はその余裕が無いが――"技術革新"は流石に気宇壮大で勇み足であるにしても、副脳蟲達がいる限り、最低でも属性砲撃茸や属性障壁茸と"会話"することによって、俺自身の「魔法」という概念への理解を深められる可能性が高かったからである。
(果たして、他の迷宮領主達も"同じ"ことができるのか。それとも、俺がどこか頭一つ飛び抜けているのか。それを測る意味でも、リッケル戦は勝たないといけないな)
既に"大枠"としての迷宮は出来上がっており、迎撃体制は急速に固められている。
走狗蟲がまだ200体程度までしか増やせておらず、本音を言えばもう少しだけ増強したいところであるが、どこまで待ってくれるか。
連日、流れ着いてくる木造船団の"残骸"に関しては、念の為【情報閲覧】によって見聞後、全て燃やしているが――それはテルミト伯の『飛来する目玉』に俺が【火】での対抗を意識していることを見せつける意味もある。
こちらがこの作業を「日課」として慣れてきたあたり、そろそろ"奇襲"に警戒すべき時期が来ていた。
読んでいただき、ありがとうございます。
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