0159 きゅぴきゅぴ報告書~因子・エイリアン紹介Ⅲ
12/30 …… 『血統』因子に関する状況を加筆。
11/1 …… 因子の解析状況を修正しました。
【盟約ぴ暦514年 飛天馬の月(5月) 第1日】
――あるいは【降臨暦2,693年 百眼の月(5月) 第1日】(102日目)
やぁみんな。造物主様の頼れる外付け脳みそとはこの僕達のことだよ!
元は造物主様の頭さんの中にいたちょっとした意識さん……人によっては『幻想の友人』さんなんて言うかもしれないけれど、でも! 僕達は造物主様のために、エイリアンさんの姿形で受肉ぴしたと言っても過言さんではない――。
≪あはは、ウーヌスったら"僕達"が何者さんか、ちょーっと思い出してきちゃったみたい? あはは。あ、ちょっとここからは検閲さんさせてもらうねー≫
――――――。
――――。
――。
≪え、うそ……ち、チーフ、今更さん……だったの?≫
えっ? えっ?
≪あー、まぁでもウーヌスはさ! 創造主様の『好奇心』さんだからね!≫
≪えぇ!? ええぇ!? みんなそれはどういうことなの!≫
……よかった、僕だけじゃなくて「克己心」を担当さんしているイェーデンもだった。
僕だけがみんなの仲間外れになっていたわけじゃなかったんだ!
それに僕がわからないことを、みんながわかってくれていればいいのだきゅぴ。
造物主様だってこういうはず。
思惟するきゅぴのぷるに在りだね、と。
≪そんなことよりご飯たべよう~≫
≪あ! ウーノ、何食べてるの!≫
バリボリさん……この、口の中で砕けた粒粒が口腔さんを傷つけながらも、唾液さんと混ざって濃厚な香りさんがいっぱいに広がり、ペーストさんとなってもしゃもしゃ感! アーモンドさんだきゅぴね!
≪ま、造物主様……食べ過ぎさんは、よくないよぉ……≫
≪でも~美味しいし~病みつきになるよ~≫
≪あはは。造物主様ってほら、いつも手持ち無沙汰だし、何か手元でくるくる回してないと親指さんから人指指さんまでいつも暇そうじゃない≫
きゅぴ。その意味さんでなら、お口さんももちもち無沙汰さんだねぇ。
美味しいもの記憶さんを漁っていると、造物主様の好みは味さんより食感さんの方が大事みたいなのだきゅぴ。アーモンドさんを、ものすごい量口に入れてばーりぼーりさんなのだきゅぴ。
あぁ、奥歯さんに跳ね返るこの感触、噛み砕く感触が僕達の至高にして至福の時間さん――。
≪ち、チーフ、それは良いんだけれど……本題の報告書さんが……?≫
――きゅっ! そうだったのだきゅぴ。
僕達は今報告書さんモードだったのきゅぴ。
≪でもでも! 僕達のお仕事さんここ最近どんどん増えてるからね!≫
≪アンの言う通り、ほんとだよぉ。だって僕達、副脳蟲なんだから、本業さんはエイリアンさんの管理なのになぁ!≫
イェーデンの言う通りなのだ。
今や、我ら副脳蟲五大頂のお仕事さんはたくさんさんなのである。
≪あはは、まずは本業さんのエイリアン管理さんでしょ?≫
≪そうそう! それからX機掌位さんで【人世】と【闇世】さんの心話さんの共鳴通信さん!≫
≪あ、あとは……造物主様の身体の遠隔操作さんもあるよね……もう技能さんの代行だけじゃ……ないよ≫
そうなのだ。造物主様の身体能力さんは、今や「元の世界」さんにいた時を上回る。それもこれも僕達による肉体改造のままもの……自分達の才能さんが怖いのだきゅぴ。
≪あとは~いろんな計算さんも~僕達がうんうんやるよね~≫
≪そうだぁ! お掃除さんからお片付けさんまで、迷宮さんから造物主様の身の回りのお世話さんまで全部僕達がやってるよ!≫
まさに墓場の百合を籠さんに詰めるがごときゅぴ……はっ! これが、今流行りのオールきゅぴィンワンさんということきゅぴね!
≪あはは。流石に今回の「ジグソーパズル」さんは大変だなぁこれ≫
≪人間さんも合わせて何百体さんだからね! グウィースちゃんにも手伝ってもらってるよ! 冷凍代胎嚢さん少し増やしてたんだけど足りないんだよ!≫
きゅぴ。何が大変さんかって、これ、ただのお肉の塊さんじゃないってことなのだ。
造物主様が解説さんしていた3種類の【魔獣】さんの違いはあるけれど、要するに【魔法】とか【属性】さんが関わっていて――でもそれって実は僕達の造物主様の【エイリアン使い】としての『因子』さんとの相互作用さんで……。
≪う……ウーヌスが、ち、チーフが真面目な解説さんを……!? 大丈夫? ち、チーフ頭ぶつけた……? 脳みそさんがこぼれてない……?≫
きゅっ、アインスにしては失敬な! 脳みそさんが全露出してるのは僕達みんな一緒なのだきゅぴ!
≪あははは! まぁまぁ、その理由さんは明らかでさ、処理能力追いつかないから僕達創造主様に許可もらって、自分の部下きゅぴ作ってるじゃないかな? ウーヌスのこの急激な知向上! あははは、ウーヌスらしくねぇお腹がよじれる!≫
≪うーぬすしゃま!≫
≪まけうなー!≫
ううう、僕のことをわかってくれるきゅぴはドゥオとトレース以下略なのだきゅぴ。
まぁ気を取り直して、状況さんを解説さんすると、ばらばらの肉片さんになっちゃった【魔獣】さん達だけれど、【属性】さんの力として表出さんしている「超常」さんのパゥワァさんが残ってるものが結構あるのだ。
≪まったくだよぉ! おかげで迷宮中の属性障壁茸さんを呼び集めないといけなかったからさっ≫
≪そうそう! 【火】属性さんに始まる各種元素系の属性さんで遷亜した万紅労役蟲ちゃんと千紫走狗蟲さんも総動員さんだったし!≫
そうなのだきゅぴ。内側さんで、どんな化学反応さんとか属性反応さんが起きてるかわかったものじゃないから、超覚腫さんや一ツ目雀さんとかその亜種さんの望遠一ツ目さんとかを、ガンマさんに盾さんになってもらいながら内側さんを確認してからという手間も必要だ。
≪地雷探査~≫
≪あはは、なんかもうしゃらくせぇってなったベータさんが肉塊パズルさんの内側に入って全部ぶっ飛ばそうとしたのは笑ったなぁ、あははは≫
≪い、いくらなんでも造物主様が怒りそうだから……アルファさんが止めてくれてよかったよ……≫
やはりアルファさんの筋肉はさいつよさんだね。
でも問題は属性さんだけではない。硬いさんに柔らかいさん、尖ったさんに丸々さん、ぬめぬめさんかがゴワゴワさんまで、欠片もまたそれぞれさん。
裁縫労役蟲ちゃんだとか、捏練労役蟲ちゃんに甘蜜労役蟲さんなど、亜種さんという亜種さんを集めてそれぞれの強みさんを活かして、お片付けあんど組み立て作業さんが今も湯通しさんで行われている。
≪滲み出た液体さんとかは臓漿さん達が吸ってくれるもんね! その点はちょっと楽さんができる!≫
≪あはは、こんなことならもうちょっと、いろんな労役蟲ちゃんの亜種さん増やしておいてもいいのかもしれないねー。【矮小化】で小さくさせた"ちびっこ"部隊さんもいい感じに、細かい欠片さんをより分けてくれてるけどね!≫
と、みんながみんな頑張ってくれているのだきゅぴ。そして僕達がそうしているからこそ、造物主様も戦後処理さんだとか尋問さんだとかに集中することができるというわけだきゅぴ。
≪ち、チーフが……ウーヌスが難しい言葉……を?≫
≪うーぬすしゃま!≫
≪たたかえー!≫
きゅおっほん。偉大なチーフは、この程度のことでは動じないのだきゅぴ。
とりあえず三日坊主さんで、あらかたの【魔獣】の欠片さん三銃士さん(肉片さん、骨片さん、組織へんさん)を仕分けさんするのが今の目標。
その後は……『強知覚』さんと『侵神経』さんと『肥大脳』さんで遷亜さんした『演算浸潤嚢』さんの力で、爆速解析さんができるはずなのだきゅぴ!
≪遷亜さんに時間かかったけど、これで造物主様の負担が減るといいよねっ≫
≪えっと……むしろ造物主様へのイメージさんのフィードバックさんまで……爆速になりそうなんだけど……?≫
≪未認可さん~?≫
きゅくく……僕達だけがたくさん苦労さんするのはおかしいもんね!
ところでモノ、僕はちょっと悩みがあるのだきゅぴ。
≪ん? どうしたウーヌス、珍しいなあはは≫
きゅきゅ! 悩みがあるのが珍しいさんなのか、モノに真面目な質問さんをするのが珍しいのか、どっちなのだきゅぴ!
≪うーぬすしゃま!≫
≪みぎすとれぇとー!≫
≪あはは、どうせ変なことだろうけど何さんなのさ≫
僕達のこの過労きゅぴ状況を、どう表現すべきなのか。
ぶらっきゅぴ企業がいいかな? それともブラック企ゅぴょうがいいかな? それともそれとも、ぶらっきゅぴ業がいいのかな?
≪創造主様の語呂の好みさん的に「ぶらっきゅぴ企業」さんでいいんじゃね? あはは≫
≪報告書まだ~?≫
***
【きゅぴきゅぴ報告書】
【因子解析状況】
・解析完了済(50種)
肥大脳、強知覚、侵神経、強筋、伸縮筋、瞬発筋、硬殻、鋭利、豊毳、重骨、軽骨、強肺、分胚、骨芽、拡腔、擬装、水和、再生、寄生、共生、殖生、隠形、空棲、水棲、土棲、垂露、噴霧、粘腺、汽泉、生晶、酸蝕、塵芥、猛毒、麝香、酒精、葉緑、紋光、強機動、水穣、魔素適応、命素適応、火属性、風属性、水属性、土属性、雷属性、氷属性、闇属性、光属性、空間属性
・解析完了(NEW!!!)
紬糸
・竜鱗:25.7%
・被鉄:54.6%
・血統:91.3%
・振響:5.2%
・精神属性:34.2%
・混沌属性:30.5% ← UP!!!
・活性属性:46.6%
・均衡属性:9.2% ← UP!!!
・崩壊属性:6.5% ← NEW!!!
・死属性:0.9% ← NEW!!!
・呪詛:24.1%
・神威:1.9% ← UP!!!
○コメントさん
肉片さんの元の【魔獣】さんは総勢で75体さん。
もちろん、造物主様が気付いて言っていたように、ちゃんと解析さんする前に邪悪なところてんさんになってしまった。だから、造物主様の力を代行さんしているに過ぎない走狗蟲さん達の「食べる」解析さんとか、浸潤嚢さんの解析さんだとかも上手く通らない。
≪だから~ジグソーパズルさんをする必要があるんだね~≫
きゅくく……大変さんだけれど、でもぷるぷるしている僕達にできないことはないのである。
きゅぴぃ! 造物主様技能【精密計測】【地形記憶】を代行発動、脳内マッきゅピングなのだきゅぴ!
≪あはは、結果さん的には今の時点でまだ新しい因子さん達はまだまだ定義さんされてないけどー、でも、あはは≫
≪な、なんかすごく「体力」がありそうな魔獣さんとかいたよね……≫
≪いやっほぅ! 後はものすごく硬くて……圧力鍋にも耐えられそうな性質さんの魔獣さんとかもいたねっ! すぐに混ざってぐちゃぐちゃになっちゃったけど! 残念っ≫
解析さんはできていないが、この辺りは、僕達のカンカン照りどころさんが……きゅぴいと感じているところなのだ。
そして、これだけ「資材」さんがあるということは、煉因腫さんが不眠不休ぴでやってくれている煉因強化さんの研究にも役立つ物質がたくさんさん。
≪いくらかは~紡腑茸さんが利用することもできそうだよね~≫
そして、それだけではない!
造物主様がついに僕らのヒュド吉の頑張りを認めて、ご褒美さんをなんか適当にって言っていたのだきゅぴ。因子さんとかちゃんと余さず活用できれば、ヒュド吉グルメ大会をすることも……いや、みんなを招いたパーティをすることも夢ではない……きゅっくっく。
≪いいね、いいねぇ、あははは、垂酩嚢さんからの"お酒"さんもたっくさん≫
≪きゅくく、僕は知っているのだきゅぴ、ウーノ。君が……こっそり垂酩嚢さんにいろんな遷亜さんを試して! 美味しい飲み物さんを作って造物主様にきゅぴライズしようとしているのを!≫
≪グウィースちゃんも共犯者~≫
夢さんがたくさん広がるさんなのである。
だから、今はそれに向けての地道さんな準きゅ備中。
造物主様が、リュグルソゥム家さんのこともあるので、結構せかせかさんモードだから僕達もあたあたふたふた、きゅぴきゅぴぷるぷるだけれど、【人世】さんではこれほどの【魔獣】さん……造物主様のいうところの資源さんを手に入れられたというのは、まさしく仰天な銀行さん。
活用しきってやらねば、僕達のおうちの管理を任せられた僕達の名前さんがすたれるというもの!
≪呼んだ?≫
そっちの「もの」じゃないきゅぴぃぃい!
≪ちなみにダリドちゃんとキルメちゃんからは、やっぱり『因子:血統』さんが解析できなかったよ、残念だったねウーヌス! 僕らの存在昇格さんはお預けだねぇ≫
がががーんきゅぴぃ……ぼ、僕のふりふりさんが……。
≪どうしてなの~?≫
≪ええっと、理由はいくつか思いつくんだよ! 代胎嚢さんの中で誕生したから、ミシェールさんの一部として解析されちゃったとか≫
≪あ、後は……『新生リュグルソゥム家』さんとして……断絶さんが起きちゃったから、かなぁ? 血としては確かに……続いているけれど……≫
きゅぴぃ。そこもまた認識さんって奴の仕業かもしれないけれど。
リュグルソゥム家さんが自分でそう思うのなら、造物主様に言われない限り、僕たちがそれを止めることはできないし、してもいけないのだきゅぴねぇ。
≪あ、そうそう! 造物主様は、このまま『関所街ナーレフ』さんを相手に、あまり時間をかけずに大胆さんな一手を打とうとしているみたいだからね!≫
≪だ、大丈夫かなぁ……ラシェット君。確かに造物主様の指示で……色々とお備えさんは、させたけど≫
きゅぴ。案ずるなかれ、ちょっと生意気になりつつあるぼくのぷるぷる同胞アインスよ。
万が一、悪い目さんに転んだら、その時はきっとすっ飛んでいくだろう造物主様のフォローアッぷるさんをするのが僕達の役ぴ割。
≪あはは、ま、ウーヌスの言う通りだね。ウーヌスの癖に賢しらさんなのが、なんか小癪だけど≫
≪え……えっと、今日の報告書さんは、もしかしてこれで……終わり?≫
≪もう僕達帰っていいのっ? やったぁ!≫
んなわきゃないのだきゅぴ。
前の報告書さんから苦節30きゅぴ、40きゅぴ、50きゅぴ。
ついに! 名前さんだけしかまだわからなかった、進化さんや胞化さんに時間がかかっちゃう第4世代さん達がいくらかできたのだきゅぴ!
≪じっくり煮込んだよ~≫
≪新しい同胞さん達だ! やったぁ!≫
■エイリアン=ファンガルさん
○繊殻茸さん
・ますきゅぴ・ド・メロンさんなのだきゅぴぃぃいい!(僕)
・ち、チーフ、意味わからないよぉ。とりあえず、鞭網茸さんかなり硬くなって丈夫になってるかなぁ(アインス)
・そりゃそーだよね、一筋一筋が、あはは、因子『硬殻』さんの力ですごく硬そう、あはは。しかも因子『生晶』さんの力で、1基でどんどん生産してくれるから(モノ)
・自分の意思さんで~動いてくれるから助かる~。みんなで~着よう~?(ウーノ)
・あぁ、うん、マスク・ド・メロンってそういう。お前らこのもぎたて脳みそどもが……(造物主様)
・これってさぁ! 臓漿ちゃんとの使い分けができるよねっ? 1基で筋肉式縄梯子さんの役割さん代替しちゃえるよっ!(イェーデン)
・たくさん千切ってたくさん着れるから、労役蟲ちゃんも走狗蟲さん達も丈夫になるよ! 硬いからル・ベリさんやアルファさん達が振り回してもいいかも!(アン)
◯維管茸さん
・エイリアン同士を接続させちゃうのだきゅぴ。しかもなんと! お互いの魔素さん命素さんその他体液さんを共有しちゃうのだきゅぴぃ!(僕)
・えっと、『共生』さんとか、臓漿ちゃん達との効果は……どう違うんだろう(アインス)
・あはは、使い所さんがぱっとはわからないけれど、そうだなぁ、臓漿ちゃんがいない場面でも使えるかも?(モノ)
・『共生』因子さんは、それで遷亜していないと効果が出ないからね! 傷ついた子と、そうじゃない子を繋げて応急処置と延命ができるよ!(アン)
・わかったぁ! このバラバラ【魔獣】の肉片さん達の保存にも使えば……いいんだよっ! 早速実験だぁ!(イェーデン)
・ひ、ひぇぇえ! キルメ、何これ、こんなところあったなんて初めて知ったよ!? きゅ、きゅぴちゃん達が、活き活きとしている……ッ(ダリドちゃん)
◯揚翼茸さん
・鶴翼茸さんがさらに【風】属性とシンきゅぴドナイズドしたのだきゅぴ。空中さんをふわふわ滞空できて、軽いエイリアン達なら足場にできるのだきゅぴ!(僕)
・あくまで足場ってか踏み台さんにできるだけだからね、あはは。すっごく軽いから、持ち上げる力は弱っちゃってるから(モノ)
・そのあたりは『汽泉』因子さんの力だよね! 軽いものを空飛んで運ぶさんなら、むしろ揚翼茸さんの方が得意かも!(アン)
・じゃ、じゃあ、小さくした労役蟲ちゃんとか走狗蟲さん達ならいけるんじゃないかな?(アインス)
・遊拐小鳥ちゃん達にも~つけたら~?(ウーノ)
・そっかぁ! 最初から飛べる子達なら、飛行制御さんってやつが向上するってことだぁっ!(イェーデン)
・グウィース。空から、雨を降らす! 種をばら撒く!(グウィースちゃん)
■エイリアン=ビーストさん
◯縛痺蛆さん
・やぁぁっほぉう! 新たな名付きさんであるニューさんの爆誕だあっ!(イェーデン)
・造物主様がすぐに檻獄蛛さんに進化させたがっていただけど、第4世代さんはやっぱり重いよねー!(アン)
・でも、因子『紬糸』さんがボトルネックさんになって止まってたうちの一つだからねぇ……(アインス)
・でも~名無しの縛痺蛆さん達も数体いるから~(ウーノ)
・あははは、蜘蛛だ蜘蛛、やーいウーヌス、蜘蛛投げつけてやる、あははは(モノ)
・ぎゅびぇぇええ! 僕のきゅぴてぃな足さんと縛痺蛆さんのうじゃうじゃした足さんと糸さんが絡ましびれぎゅびびびび(僕)
・ダリド様に「いいから見てみて」と案内されたはいいが――なるほど、これが我らが「エイリアン」の同胞の"頭脳"の世界……!(ジェミモントさん)
・重要なことは、全てここで決まっているとも聞く……なんでも、噂では、旦那様はあくまでも単なる表出意識。ここにおわす副脳様達こそが……!?(ヤヌドットさん)
◯三ツ首雀さん
・造物主様が僕達の報告書の前にきゅっきゅぴと進化さんさせていたのだきゅぴ(僕)
・頭が3つ~つまり同時に、3種類味わえる~?
・いや……味覚はそれぞれ別なのでは? それぞれに脳があるようですし(ルクさん)
・そりゃそーだ、あはは。でも【心話】さんを共鳴させられる僕達にはあんまり関係ないけどね、あはは(モノ)
・魔法学さん的には、こんな魔獣さん絶対出会いたくないさんってことみたいだよね(アインス)
・すっかり造物主様の最側近になってるね! でも名付きさん達の役割分担、連携さんは高度に一体化さんだからね!(アン)
・ダリドちゃんとキルメちゃんもしっかり連携しているものなぁ! グウィースちゃんも……『植物』魔法さんの開発で試行錯誤中だしねっ!(イェーデン)
■エイリアン=パラサイトさん
残念ながらパラサイトさん系統さんは因子不足なのでまだまだなのだきゅぴ。
漁骸幼蟲さんとか、今の状況さんだとすごく役立ちそうなのに。
≪この状況だもんね~≫
≪まぁでもほら、あはは、【人攫い教団】の信徒さんの死体さんの"再活用"は、【空間】魔法さんの解読とか人皮魔法陣さんの作成以外には最小限にって、創造主様が言ってるし?≫
そう考えると、やっぱり小醜鬼さんとか形成不全さんを使うのが一番かなーって感じなのだきゅぴ。
≪そうそう。造物主様の次の一手さん的には――ほら! 質の良い「人皮魔法陣」さんが大量に必要みたいだし!≫
そうなのだきゅぴ、これぞまさに渡り鳥さんに不燃ごみ。
僕達のお仕事は相変わらず無くならず、ぶらっきゅぴぶらっきゅぴ。
でも、それは造物主様が誰よりも一番いろんなことを考えて、ついてきた、拾った、そしてこれから拾おうとする、そんなみんなのために頑張ってるからだと、僕達こそが誰よりもわかっているから。
だから、別に苦にならないし、それが僕達の存在意義さんなのだからね。
さぁさ、きゅぴさん、ぷるさん! 今日も頑張ろうなのだきゅぴぃ。
≪うーぬすしゃま!≫
≪ざんぎょうー!≫
読んでいただき、ありがとうございますなのだきゅぴ。
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₍₍ (ง ╮╯╭)ว ⁾⁾キュピイ
できる限り、毎日更新を頑張っていきますきゅぴ。
Twitterでは「執筆開始」「推敲開始」「予約投稿時間」など呟いているので、よろきゅぴれば。
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また、次回もどうぞお楽しみくださいなのだきゅぴ!(╮╯╭三╮╯╭)キュピキュピ





