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屈強なやつら


まず、結論から言うとねいきは生きていた。



おもくそ斬られたのに、なぜか生きていたのである。

生死を確認せず、侍女がどっかいってくれたのは本当に幸いだった。


自分でもなんで生きてるのか不思議だったが、ここでようやく気功のことを思い出したのである。


ムクリ(ム〇コじゃないよ…略)

(き)

「そういえば気功がどうとか言ってたな。」



手に力をぐっと込めると、確かに少し光って見えた。

さっきのは生死に関わることだったので、勝手に発動したのだろうか。



とりあえずここにとどまるのも、また揉め事が起きるかもしれないので急いで宿舎に向かうのであった。












~~宿舎~~

(兵士)

「今日も平和ですね。」

「壁の音がドゴンドゴン鳴ってるしそろそろ休憩にしますか。」


そういうたわいもない話をしながら、休憩をとる。






(き)

着いたか。


「頼も~~う。」そう言い勢いよく扉を開けるねいき。




(兵士)

「ん?」


(き)

「王が襲われてるから、早く助けに行ってくれ。

おれは不審者だが、そんな問答をしてる時間はない。」


(兵士)

「まずお前から拘束させていただく。」



やはりだめか。




(兵士偉い人)

(怪しいやつの言うことを信じるのもどうかと思うが、とりあえず嘘は言ってなさそうだな。) 多分。

「先に王の所へ行くぞ。拘束はそのあとでいい。」



ダンディーな髭をはやしている偉そうな人が賛同してくれた!




(兵士)

「しかし...」


(兵士偉い人)

「王に何かあってからでは遅いぞ。念のため付いてきてくれないか?名前は何というのだ?」



(き)

「おれの名はねいき。話を聞いてくれてありがとう。急にこっちの世界に飛ばされたものだ。詳しいことは後で話そう。まずは、王のもとへ。」


(兵士偉い人)

「ねいきか。いい名だ。おれの名前はDだんだ。Dとでも呼んでくれ。」

...

..

.











D、兵士複数を連れて急いで王の元へ。



王の間へ着くと、まだ障壁を殴っている屈強なものたちがいた。



ドゴンドゴン


ドゴンドゴン




D

「驚いたな...。かなりの数がいるじゃないか。とりあえずこのものたちを捉えるぞ。」



兵士達が一斉に屈強達に襲い掛かった。









(屈強隊長)

「早く障壁を壊してオケ。」

そういうと、兵士達の前に立ちはだかった。

3メートルくらいはありそうな、隊長格の男が前に出てきた。



上半身は服を着ていなく筋肉に自信をもっているのが伺えた。

そこらにいるボデイビルダーより一回り、二回りも筋肉がついていて、岩のようであった。




兵士達は槍で攻撃を仕掛けたが、パシッと素手で払われてしまう。




「今度はこちらの番カナ」

そういうと隊長は腰に付けてある、小さなポーチから、小石を複数取り出した。

そして、兵士に向けて親指で弾いた。


(き)

(いやその筋肉つかわんのかい)心の声



ドスドスドスドス。にぶい音がたくさん聞こえた。


放たれた小石は兵士達の眉間を貫通し、前に立っていたものたちは絶命した。



一瞬で兵士達に動揺が走る。弾いた小石で、、、




兵士の1人が、腰を抜かして床にドスンと倒れた時



それが殺戮開始の合図となった.....



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