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クズはクズらしく  作者: 夕町 迅夜
プロローグ
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屑人の戯言

 人間は愚かだと、誰かが言った。


 まったくその通りだと、今の自分ならそう言える。

 人間は愚かで醜く、卑劣で、醜悪で、陰湿で、残酷で、ずるく、汚く、自分勝手で、罪深い。


 そんな否定的で消極的でネガティブな言葉を全て混ぜ合わせて出来上がるのが、きっと人間という生き物なのだろう。


 少し前まで、俺はそのことを知らなかった。


 いいや、人間が愚かなのは知っていた。


 けれど、その深さを、程度を知らなかった。


 要するに軽んじていたのだ。


 俺は人間を甘く、過大評価して見ていた。


 人はもっと優しく、助け合い、献身の心を持っていて、少なからず正しさを求めているものだと思っていた。


 けれど、そんなのはただの理想だ。


 現実の人間はそんなに綺麗で美しいものじゃない。


 結局、人という生き物は自分の欲望と利益の為だけにしか動けない。


 友情とか正義とか献身とかそんな抽象的な綺麗事はそもそも存在しない。


 それが残念ながら現実だ。


 そんな直視したくない現実を俺は自分の身をもって見てきた。


 本当に人間はどうしようもない。


 俺も合わせて、どいつもこいつもクズばっかりだ――。


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