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ガラクタジジィは今日も拾う  作者: じじぃになりつつあるもの
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【契約不履行】

今回は蓬莱泉の一年前のやつらしいです。

蓬莱泉 花野のというやつで、季節限定のやつですね。

古酒扱いになってちょっとだけ安くなっていました。

つまみは、ホッキ貝の素干しかな?

名前忘れた、レシートには珍味とだけになっていたし。

蓬莱泉は相変わらず呑みやすいよ。

そして、干した貝がカリカリ状態で、味気ないとおもってたら、噛んでると甘い。

そして、酒を含ませると芳醇!

物凄く合うよ、干した貝よハズレと思ってすまん。


レイドの戦闘エリアについて少々説明しよう。


レイドモンスターは多々あるが、レイドを組んでいないとレイド戦闘とはみなされない。


何か分からない表現ではあるけど、レイドを組んでいればレイド戦闘とみなされて、レイド戦闘時に死亡したキャラがいた場合その場で蘇生魔法等で復帰させることが可能だ。


そして、レイド戦闘でない場合、もしくはレイド戦闘が終わった場合はPCは全てレイド戦闘エリアの外に排出される。


死体にアイテムが残るので回収は必須、それを容易にするための処置だ。


これには、とある社員の血涙ものの訴えがあったことを添えておこう。


そして、いまはドラゴンモドキのレイド戦撤収時である。


「なぁ、ザリマスター?」


「おまえなぁ、せめてザリガニマスターと言え。

 もう撤収するしかないだろう。

 あのジイさんは話は分からない奴ではないそうだから、多少譲ればなんとかなるだろう。」


「いやまぁ、それはいいんだけどさ。

 なんで、あのジジイの死体ないの?

 死体あれば蘇生して終わりだよな?」


ここが結構微妙なラインだったりする。


レイドを組んで戦闘中は、その場に死体がのこる。


戦闘中でなければどうなるか、しかしそこまで検証する奴は意外といない。


何より、レイド戦闘後というのは、戦勝処理か敗戦処理かのどちらでそんな暇はないのが通常だ。


「レイドエリアの外に出たんだろう。

 復帰ポイントもさほど遠くないし、既に回収しているだろう。」


「それって、狙ってやったんじゃない?」


確かにタイミングはかなり良いタイミングと言える。


その場に死体が残らず、そして離れても後日相談にしてもおかしくないようなタイミング。


「それにさ、レイドメンバーからあのジイさん消えてね?」


これは他のメンバーで、口々に疑心暗鬼な言葉を重ねていく。


別にガラクタジジイが悪いことをしているのではないかというのではなく、悪いほうに考えてみればこうも考えらえるという一例なのだが。


他の材料がないと、結構こういう意見に耳を傾けるようになってしまうのが人の心理だ。


何より、その場でレイド報酬が経験値と各位にドロップされた品と落ちた品だけで、多くを持って行ったジジイは疑わしいことこのうえない。


レイドメンバーから消えているのも駄目押しとなった。


「しかしだな、契約書もあるわけだし。

 無下にはせんだろう。

 確かペナルティは、レイド報酬の権利の放棄だったか?」


それは死亡時の条件で、デフォルトでは大体100万程度の罰金刑だ。


<--ドラゴンモドキの討伐により、各位に報酬が支払われます。

 一時間後、レイドは強制的に解消されるので、それまでに分配を終えて下さい-->


アナウンスが聞こえてくる。


「お、おーい、逆鱗がドロップしたぞ!

 これで目的は達成だな!!」


また別のメンバーから声がかかり、目的のものを手に入れたことにより、話は流れて空気を読むメンバーたちは話は後にすることにした。


<--契約不履行により"越前躄蟹"はガラクタジジイに対して100万の支払い義務が発生しました。

 理由は意図した蘇生放棄によるもの、また長時間蘇生放棄状態でレイド解散したことに起因します。

 ガラクタジジイにより契約不履行のペナルティは取り下げることができます。

 一ヶ月の猶予があるので、契約者同士でご相談下さい。-->



「はぁ?

 なんで、あの契約だったら、死亡したんだから権利放棄じゃねぇの?」


「それは意見の相違じゃのう。

 ワシはちゃんとレイドメンバーに戻るべく戻ってきたんじゃが。

 死体の前に来ても誰もきてくれんし、蘇生してくれんし、ああ、抜けたのは操作間違ったからじゃ。

 解散まえにちゃんと誰かに参加させてもらったんじゃが、レイド中意図的に蘇生させてもらえんかったと捉えられても仕方ないんじゃないかのう?」


どちらのいう事も正しい。


契約書でどうとも取れる場があるのなら、そこらは当事者同士の話し合いか、判例などによるものだろう。


そして、システムは判例を取ったのだが、その判例を作ったのは誰かということもあるだろう。


「おう、そうじゃ、これは置いておくわい。」


ドラゴンモドキの首やら翼やら爪やらがその場に現れる。


「血と鱗と肉はもらっていくわい。

 他はそちらで処分してくれ。

 逆鱗はこっちにはなかったようじゃからな。」


「え、ちょっと待ってくれないか。

 俺も頭を整理したい。」


"越前躄蟹"の頭は混乱の最中だ。


しかし、ジジイは待ってくれない。


「別の約束があるから、またの。

 ワシはこのままでもいいんじゃが、何かあるようならまた連絡くれればいいじゃろ。」


ジジイは似合わない羽を翳して消えてしまう。


いわゆる、キ○ラの翼的なもので、帰っていってしまったようだ。


この後、ギルド内で意見が紛糾することになる。


ただ、趣味ギルドであったことが幸いして、解散までには至らなかったようだ。

三人称に戻りました。


ガラクタジジイの一人称とか、どんな地獄だとおもうしね。


そういえば、前回誤字報告と感想を頂きました。

酔って書いているので、誤字報告はそのまま適用させてもらっています。

わざと間違えるとかは滅多にないです。

掲示板はあるかな。


感想は嬉しいけど、返信は多分しません。

何書いて良いか分からないのと、浮かれてさらに変なもの書きそうなので。


あ、変なもの書いてる自覚はあります。

酔っ払いがまた変なもの書いてるよと生暖かい目で読んでいただければ幸いです。


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