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学園………虫どもが湧いてる地獄ですか……滅ぼしましょうか。とりあえずハゲを脅迫します







僕は姉によって抱えられながら学園に連れて来られていた。何故抱えられているのかと言うと数回ほど消滅させようかと発言したところ姉が僕のことを背負ってくれました。

姉をいやらしい目で見ている虫どもや僕をいやらしい目で見ている虫どもがいてとりあえず消してやろうかと思いましたが光さんに防がれました。悲しかったけど光さんが抱きついてきたのは嬉しかったです。色々柔らかくて気持ちよかったです。


「ここが学園ですか。僕の別荘に丁度いいですね。とりあえず全員消してやりましょうか。」

「いやいやいやレインくん!そのとりあえず世界滅ぼしましょうか。みたいなノリで言うの辞めて?!駄目だから!学園にも…………いい人くらいいるよ!多分………」

「それはいいですね。では世界滅ぼしましょうか。」うん。光さんはやっぱり天才ですね。

「いやいやいや違うから!もっと駄目だからね?!と言うか滅ぼせないでしょ!」

「「いや、滅ぼせる(わ)よ」」

「え………?ど、どどどういうこと?雪菜ちゃん……」

「光ちゃん知ってるわよね?5年前に起きた『城消滅事件』」

「え、えぇ。確か未知の怪物が国王と王妃、それと王女ごと城を消滅させた事件よね?ま、まさか両親が被害者なの?雪菜ちゃん両親いないでしょ?」

「いや、違うわよ。だってあれの犯人と言うかあれをやったのレイちゃんだもん。」

「え?そうなのレインくん……?」

そう。城消滅事件とは僕が怒りに任せて城を消滅させた別称だ。

「えぇ。まぁ。あの愚者共が愚かにも僕の姉に手を出し更には僕を脅迫した罪です。あの虫どもが………身の程知らずにもほどがありましたね。正直国王と王妃など見たことはありませんでしたがまぁ王女を産んだ時点で同罪です。万死に値しますね。」

「そ、そうなんだ……………レインくんは雪菜ちゃんのことが大好きなのね。」

「えぇ。超絶美人で頭も良くて僕を甘やかしてくれて今まで僕を育ててくれた人ですから。だから僕は姉さんを守るんです。姉さんに手を出したら世界から消すんです。」と自慢げに答える僕。姉に手を出すとか考えられないよね!

そう答えるレインの周りには若干()が漏れており通行人たちは汗を浮かべながら僕たちを避けて通っていた。

「そぅ…………わ、私のことは……好き?」と恥ずかしそうに聞いてくる光。

それはもちろん


「はい。好きですよ。光さん。姉以外で初めて守りたいと思うくらいには。」


好きだと思う。

「そっか………良かった!」と言って微笑む光さん。とても可愛いです!マジ天使です!パネェっす!

「ねぇレイちゃん……その、そろそろ入学式に行かないと行けないんじゃない?」と言う我が姉。しかし僕にはやらねばならないことがある!

「うーみゅ。僕はこれからやらねばならないことがあるので有象無象の虫どもがいる入学式には行けません。では行ってまいります。」そう言って僕は姉と光さんに別れの挨拶を告げ……………学園長室に向かう。


ーーー


とりあえず索敵を使い学園長室を見つけ扉の前に転移する。

そして学園長室の扉を…………とりあえず消滅させて中にはいる。

すると中には一人のハゲがいた。


「な、なななにかね君は!入学式はどうしたのかね!と、と言うか扉はどうしたのかね!」と言って慌て始めるハゲ。正直煩い。滅ぼしてやりましょうか……


「おい。金の亡者ハゲ。かねかね煩い。ちょっと脅迫しに来たんだけどさ…………姉のクラスに入れてくれない?」そう言って僕はハゲにお願い………という名の脅迫をする。

「か、金の亡者じゃないぞ!あとほんとになんなのだ君は!わ、私は学園長だぞ!そ、それとほんとに扉はどうしたのじゃ!」


…………滅ぼしましょうか?イライラします。

「はぁ………仕方ないから名乗ってやります。ありがたく思いながら大量の涙を流しながら跪いて僕の願いを叶えてくださいね。


僕の名前は雨星(あまぼし) レイン です。二つ名は…………そうですね。『消滅の魔法使い』とか呼ばれてますね。逆らうと消滅させますよ?」と言って笑顔で脅迫する。流石に『消滅の魔法使い』くらいならハゲでも知っているだろう。多分。


「しょ、しょ、消滅の魔法使い様ですかぁ?!な、なな何故この学園に………いや、そうか。そう言えば我が校に姉が居ましたね…………それで消滅の魔法使い様が何故私のような者のところに?」

どうやら知っているみたいだ。反応がうざい。消滅させたい。

「ん?あぁ、姉が僕にも学園に来てって言ってたんだけどさ。ほら。僕今年で12歳だし………正直姉と違うクラスとか嫌なんだよね。まぁ学年違うけどいいよね?姉と1つしか年離れてないしさ。

飛び級ってことでね?いいよね。ね?ね?因みに駄目って言ったら学園ごと消滅させるよ?だからいいよね!」と言って脅迫………じゃなかった。お願いをする。

手に消滅の魔力を顕現させながら。

「め、めめ滅相も御座いません!えぇ!いいですよ!いいですからその手に浮かべてるものを消してくださいお願いします!どうぞ!姉と同じクラスでいいですから!なんならクラス替えも毎回姉と同じにしますから!

だからどうかその危険なものをしまってください!」と懇願してくる。まぁそこまで言うなら赦してやろう。僕って寛大だね!

「あ、そう言えばもう一個お願いあるんだけどさぁ…………いいよね?」と光さんのことを思い出しながら言う。

「は、はい。ど、どうぞ。何でもいいですから………」とすっかり腰が低くなったハゲが言う。中々殊勝な心掛けだね。うん。10点あげよ。

「光さん、冥零 光さんともクラス替えの時変えないでください。変えたら消滅させますよ?」と言ってお願いする。

「は、はい!も、問題御座いません!ど、どうぞまた他にお願いが出来たらいつでもお越しください!えぇ!だ、大丈夫ですから!


…………そ、それと大変申し訳無いんですがドアを元に戻してもらえると助かります。流石にこの状況は………」と言ってペコペコ頭を下げてくる。うん。今の僕は機嫌がいいからね!特別に作ってやろう。

「いいですよ。あ、姉のクラスには転校という形で入れてください。では。」

そう言って僕は学園長室を出てから扉を創り出してやる。うん。いい出来栄え!

そう思いながら僕は姉のクラスへと向かった。


ーーー


〜数分後〜


「えー、突然ですがこのクラスに転校生が来ることになりました!皆さん。仲良くしてあげてくださいね!では、連れてくるのでちょっと待っててくださいね!」と言って教師が教室の外に出ると一斉に騒がしくなる。


〜男子〜


「なぁ?どんな子だと思う?」


「さぁ?でも可愛い子がいいな。」


「ははっ、例え可愛くてもお前はモテねぇよ!」


「なにおぅ!」


〜女子〜


「ねぇねぇ、どんな子だと思う?」


「んー、かっこいい子だといいなぁ。」


「え〜、可愛くて守りたいと思う子がいいよぉ」


「え〜〜、エリカはどう思う?」


「私はどうでもいい。ただ迷惑さえ掛けなければそれで」


「ちぇ〜〜、冷めてるな〜。全く。」


〜雪菜&光〜


「ねぇ?雪菜。転校生だって。どんな子だろうね!」


「うーん………なんか知り合いの予感がするんだよねぇ………」


「えーー、どんな子だろーな………っとと。先生来たね。」


「うん。そうだね。」


ーーー


「転校生を連れてきましたよ〜。皆さん静かに、では入って来て〜。」と教師が呼ぶ。うーん。人の視線を感じるのは嫌だなぁ………


とりあえず僕は教室のドアを消滅させ中に入る。すると女子は一斉にキャーキャー言い始め男子は残念そうに項垂れる。

すると教師が何故か慌てたようにこちらに駆け寄ってくる。

「ちょっ?!レインくん?!ドアどこいったの?!」と聞いてくる。何を当然のことを聞いてるんだこの教師は………


「当たり前でしょう。消滅させたんです。そんなことも分からないんですか?これだから虫どもは……全く、使えないですね。ポンコツです。ポンコツ教師の称号を与えます。」と言って仕方なく教えてあげる。称号をあげた僕はなんて優しいんだろう。

そんなことを考えているとポンコツが息を荒くし始める。


「ちょ、ちょっとぉ?な、なんなのこの子!なんでこんなに上からなの?!あと消滅ってほんとなに?!分からないわよそんなこと!というか虫ども?!酷い!酷いよこの子!

あとポンコツじゃないから!謝って!ポンコツ教師って言ったこと謝って!」とちょっと涙目になりながら怒ってくる。

なにゆえ?


「はぁ……全く煩いですね。これだからポンコツ教師は……はぁ、消滅させてや「ちょっ

、ちょっと待ってレインくん!落ち着いて!ね?ね?消滅させちゃ駄目だから!」おや?その声は光さんじゃないですか!このポンコツ教師どうにかしてくれませんか?煩くて消滅させたくなります」


「えーーっと………霧先生。ちょっと落ち着いてくださいね!レインくんに消滅させられちゃいますから!ね?落ち着いてください。ほら。深呼吸。スーハースーハースーハー」

「ど、どうしたんですか光さん⁉消滅させられるって何ですか?!そ、そんなにこの子危険なんですか?!」と言った。僕が危険だなんてそんなわけ………ないじゃないですか?

「いやまぁ………霧先生がブラックワイバーンを一瞬で倒せるなら一欠片の可能性がありますが…………」


「いや無理だから!ブラックワイバーンって………準災害級ですよ?!無理です無理!ってレインくんそんなこと出来るんですか⁉ちょっ、謝るんで許してくださいお願いします何でもしますから!」と言って謝ってくる。うん。素直なのはいいことだね。特別に許してやろう。うん。

「いいですよ。許してあげます。あと今なんでもするって言いましたね。ならお願いがあるんですが」


「あ、ありがとう御座います!ってお願い?!わ、私をどうする気ですか!え、えっちなことだなんてそん「違います僕がポンコツ教師とえっちなことだなんて万が一にもあり得ないんで黙ってください」違うの?!というかそこまで言う?酷くない………?ま、まぁいいや。それでお願いってなに?」

「えぇ、姉さんと光さんの隣の席にしてください。」

「光さんはいいけど…………姉さん?誰が?」

「雪菜姉さんです。ほら。早くしてください。」

「え?!雪菜ちゃんの弟?!そ、そんな………あの優等生で優しい雪菜ちゃんの弟がこんな暴虐無尽の生意気だなんて…………嘘嘘嘘だからその危険なものしまって!

ね?ね?席隣でいいですから!」と言う。

なんでポンコツが焦ったかと言うと脅迫玉(消滅魔力球)を手に出したからだ。

これを見ると無性にお願いを聞きたくなるらしい。


「なら良かったです。では早くしてください。ほら。早くして。僕は立つのに疲れました。早く席を……いや、用意しなくていいです。自分で創るんで」と言ってから姉さんと光さんの隣に席を創り出す。

因みに何故か姉さんと光さんの席の間には人がいなかった。きっと欠席なのだろう。

机は消滅させたが問題無いはず………だってポンコツが悪いのだもの。


「ね、ねぇレイちゃん………そういえばなんでうちのクラスにいるの?レイちゃんは私の1つしたよね?なんで2年生の教室に入ることになったのかしら。」と言って初めて話に入ってくる我が姉。やっぱり姉さんは可愛いです!

「ハゲ………じゃなかった。学園長を脅迫して飛び級という形で入らせてもらいました。」


「『学園長を脅迫?!』」と初めてクラス全員が声を発した。正直頭が痛くなりました。

「はい。ハゲを脅迫して入れてもらいました。姉と同じクラスに入れないと学園ごと消滅させる、と。」


「『スケールデカすぎない?!』」とまたもやハモるクラス全員。

中々調子のいいクラスなのかもしれないですね。虫どもからアリ共にランクアップさせてあげましょう。

もちろん姉さんと光さんは別で姉さんは女神で光さんは天使だけどね!


「まぁそういうわけですよ姉さん。これからずっとよろしくお願いします。光さんもよろしくお願いします。

アリ共は…………せいぜい迷惑は掛けないでください苛ついたら僕は平気で消滅させますよ?」とクラスにいる女神+天使+(いらないけど)アリ共に挨拶をした。


そしてとりあえず僕は姉さんと光さんの机の隣に創った席王座に座る。

こうして僕の学園生活が始まった。

え?ポンコツはどうしたかって?なんか気まずそうにホームルームを始めましたよ?

因みにドアは僕がとりあえず創ってやりました。『ありがたく思ってくださいね?』と言ったらなんか微妙な顔をしながらお礼の言葉を述べていた。なんでだろうか?














すやぁすやぁすやぁごふくっ?!


どうもみんな大好き遥くんでーすwwww


ちょっと調子乗りましたσ)>ω<*)テヘ

寝てました。

これからも思いついたら更新するんでよろしくお願いします!

ではばいちゃ!ドロン!(,,꒪꒫꒪,,) ホケーッ・・・


(ちょっと書き直しました)

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