どうか私に心をください。
嗚呼、神様。
どうか私に『心』をください。
誰かを信じることの出来る
美しい心をください。
嗚呼、神様。
何故私はこんなにも醜いのでしょうか?
誰かを信じることも出来ず、
誰かを愛することも出来ない。
私は、酷く『消えたい』衝動に駆られます。
嗚呼、神様。
私を救わなくて良いのです。
私を愛さなくて良いのです。
いっそ、消えてしまっても
もう、良いのです。
嗚呼、神様。
もう、前を向くことに疲れてしまいました。
無理矢理にでも前を向き
無理矢理にでも笑い
無理矢理にでも『信じてる』と云った私は
本当は、すべて出来ませんでした。
嗚呼、神様。
だから、
どうか私に
この穢れた私に
『誰かを信じられる心』を
私に、ください。
感想、アドバイス等頂けると幸いです。
ここまでお付き合いくださり、誠にありがとうございました。