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GAME1ー9

南 流星と北上 アキラ。現在4650対5000。アキラのカードの引きが上回っていた。[アキラ君。今、何ターンだっけ?][10か?もっとか?][耐えてくれ!俺のイークフリード!俺のターン!ドロー。ポーション。まだ早い。手持ちに加え更に50の体力を消費してキャラカードドロー。重騎士クレイトス。まだだ!手持ちに加え攻撃命令でターンエンド!][俺のターン!ドロー。聖騎士の鎧。イヴアーリスに装備。更に体力50消費してキャラカードドロー。来た!神官イメルダ!俺の得意パターンだ。イヴアーリスとの相性は星4つ。攻撃命令でターンエンド]





[来い!イヴアーリス!我が妙技を味わうが良い][イークフリード。………なんて圧力だ。剣を構えただけで全てが凍りつく。だがしかしここで負けては主に会わせる顔が無い。一気に行かせて貰うぞ]イヴアーリスは炎のオーラを纏った。[地獄の業火か。緩いわ!新星奥義!氷河闘将剣!(ヒョウガトウショウケン)]イークフリードは渾身の力で刀を振る。大地が凍りつきイヴアーリスに襲いかかる。[グフッ…………練習試合だぜ。旦那さん。だが手抜きはさせてくれなそうだな。イヴアーリス!空を駆けよ!行くぞ!新星奥義!熱波業剣!(ネッパゴウケン]イヴアーリスは上空から火の玉を投げた。[クッ………かわせん。しょうがない受け止めてやる!]地面にクレーターの様な後が残る。[体力500。さすがに貰いすぎたわ]煙の中膝を突くイークフリード。





[流星君。お互いに奥義が炸裂したんだ。互角。それで良いじゃないか?公式戦の肩慣らしになったよ。こっちはまだアーマードキャノンゴブリンにデッドスカル、それに神官イメルダまで召喚している。ゲームエンドだ][ガクッ…………イヤ。俺の敗けだ。イークフリード…………ゴメン。君に頼りすぎてた。悪いのはお前の主だ]





[素晴らしい。実に白熱したゲームだったよ][おじさんは?][イヤー………すまんすまん。つい申し遅れたな。私は安田。そのカードゲームの社長さ。たまたま通りすがりのおじさんだがな。どうだね?公式戦に出てはみないか?][公式戦?ルールは?][カードはレベル5まで。勝負は10ターン。どうだね?乗るか反るかは君ら次第だが。手強い敵を用意しよう。一応、招待状だ。渡しておこう。アーそうそう。今回の大会にはチャンピオンもご招待している。来る気があるならな]





[イヴアーリス。感じたか?奴の気を][アア。間違いない。暗黒の支配者。邪心皇帝シヴァ。遂に動いたか。で、どうするんだイークフリード][行きたいさ。主次第だがな][奴の用意した敵。おそらく一筋縄では行かせてくれなそうだな][この世界に降臨した以上、覚悟の上さ。そうだろう?イヴアーリス][肩を貸そう。立てるか?][大丈夫だ。発動する瞬間、ポイントをずらしたな。相変わらず甘い男だ。イヴアーリス][私の性ですがね。行きましょう。イークフリード。教えて欲しい。何故それを知っていて避けなかった][受けてみたくなっただけだ。問題は無い]






こうしてアキラのデビュー戦は痛み分けと言う形で幕を降ろした。だがしかしお互いにライバルだと認める一戦だった。





GAME 1。完結。




次回、遂に禁断のゲームが幕を開ける。




GAME 2

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