東京コーリング
タイトルは言わずと知れた「London Calling」から引っ張ってきましたが、内容的には全くの別物です。無関係と言っていいでしょう。本当は引用したりオマージュのような作品を書きたかったのですが、酷く不調なんです。
画面の中の彼女が息絶えた
咽び泣くその感情の引鉄は
ちょうど世界の中心辺りかな
辺境に今もなお飛び交う鉛玉
世界的な映画祭を彩るカーペットにも
彼らの体から染み出したガーネット色
その色がよく似合う国際社会は
血色のいい英雄の独裁ばかりさ
純愛を描いた物語が呼ぶ共感
ノーベル平和賞を伝える朝刊
国会で繰り広げられる不届きな冗談
新聞社やTV局が続ける不穏な傍観
小さな針が神聖な歴史を突き刺した
溢れ出るものが充満して振り出しだ
平和を希求することは流行らない
未来がどうなろうともう構わない
物言わず殺し合うコロシアムこそリアル
たったの七十年で戦争を始めるこの始末
いつの間にか色褪せた
ラブアンドピースのそのひとかけら
小さな声で
いいから吠えて
今もブルーハーツが聴こえるなら
最高のハッピーエンディングを仕留めるから
この詩集のタイトルも「Straight Outta Compton」から拝借しています。よく知らないんですけど。ヒップホップのことは。それはそれは伝説的なアルバムだそうで。大変におこがましいのですが、もっと声を上げようぜってことで「ストレイト・アウタ」を冠しました。「トキオ」は、解らないでしょうけど「Tokyo Road」から取っています。実は。ロックは聴くんですけどね。どうにもヒップホップってやつは付き合いにくいです。