表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
49/49

クローバー

いつからはみだしたっけ

何かが足りないなって

身につけたものが余分でも

歪な存在と呼ぶんでしょ

切り捨てた傷口のカサブタを

そんな風に指差して笑うなよ


普通になりたくてさ

常識を搔き集めた

治らない傷が傷のまま

こんな姿にしているのかな

神様の決めたカタチが

誰もが認める正しさ

整った世界に一人だけでズレた僕は

君が嬉しそうに拾い上げてくれた四つ葉


生まれて死ぬまでは一度だけ

それならこの生涯は君のため

神様の望んだ三つ葉じゃないけど

もう自分自身を偽らないでも

大丈夫だから祈らせてよ

いわゆる愛が色褪せても

思い出を探せば君だらけ

君の幸せが僕の生きたわけ


この息はいずれ絶えるけど

その意味は見つけられるでしょ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 左足左肩がかなり右とは形が違った亡き夫を偲んでしまいました。 私には特別でした。四つ葉以上にONE AND ONLY。 書いてくださりありがとうございました。 韻踏みについては言わずもが…
[良い点] 素敵な言の葉ですね(^ω^) いろいろと足りないと思えたり 傷つくこともあるけれど 人の心というのは素敵で 本当に素晴らしいと そんなことを感じた言葉、文章でした(*^^*)
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ