フィクション
タイトルは「イリュージョン」にしようか迷ったのですが、皮肉を込めて「フィクション」にしました。男子が不利になることへの救済策だったのなら、どうして男女比が同じにならないのかなっていう素朴な疑問。
新たな時代の幕が開く
未来へと続く遥かなる
巨大な積乱雲が遠くで
強力な低気圧が通るね
だけど乗船客は多くて
順番を競って乗ろうね
乗っている心地は大船
もしかしてこれが泥舟
暗雲が青い空を覆うと
嘲笑ったんだよ努力を
壁に阻まれてその都度
乗り越えてきた自ずと
セントエルモが灯るも
酷く無力な己を呪うよ
遂に降り出した豪雨に
いざ駆け出した勝負師
私は蹲りながら恐怖し
呟いたんだよもう無理
暴風雨の中では傘は役立たず
船体を揺らす波が心を煩わす
我が身に起これば最悪な体験
テレビを見てたら大学が会見
女子は伝達能力が高いってさ
男子が不利だと馬鹿言ってた
そうやって大人ははぐらかす
君らには薔薇色の明日がある
本来ならこんなはずじゃなく
大船の切符を掴めど助からず
本来ならこんなはずじゃなく
大船の切符を掴めど助からず
こう言って大人ははぐらかす
君らには薔薇色の明日がある
暴風雨の中では傘は役立たず
船体を揺らす波が心を煩わす
どんな新たな時代の幕が開く
いずれ未来へと続く遥かなる
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。注意に赤い字で書いてあります。そうです、これらはフィクションなんです。実在の人物・団体等とは一切関係ありませんが、私だったら是非ともコミュニケーション能力の高いお医者さんに診てもらいたいですけどね。受験で有利になるからダメなんだって。あくまでも実際の事件・事案等とは関係ありませんけども。