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彼等の魔法物語  作者: メーティス
1/2

1話 魔法学園

ぜひとも、過去の物語もお読みください!


 

___人間が生まれるより遥か前、創造神様は、この世界に、火、水、草、土、光、闇、魔法、と呼ばれる属性を作り出し、創造神様によって作り出された人間逹は、その力を使うようになった。

だが、ある日突然、力は使えなくなった。

人間逹は皆、創造神様がお怒りなのだと思った。


それから数年後、賢者の力により、精霊界の扉が開かれ、私達は、精霊と契約を交わすことによって、魔法を得られるようになった。




___昔、昔ある所に、暗雲をもたらす魔女と、

神からの加護を授かった聖女様がいらっしゃった。

聖女様は魔女を、自らの命と引き換えに、魔女を封印したと記されている。




            魔法大神話より、、、

*************************



チュン、チュン


ふぁ~、今日も鳥たちの声で、目が覚めました。


「お父様、お母様、そして、皆、どうか私の事を応援してください..........。」


いつも通り、お母様とお父様と皆に誓いを立てて、私の朝は始まります。


私は、シリティアといいます。


昨日の夜、田舎の方の町から出て、この街の空家を借りたばかりで、

私はこの春から、この魔法都市の学園に入学する事になっているのです。

そして、今日が丁度その学園の入学式なのです。


朝食は、町で買ったパンと、隣の家の方にもらったミルク、森で取れたキノコを使ったスープを食べました。

それから、私のストレートに肩より少し長くのびた茶色い髪を顔の横の一房持ち上げ、片方だけの三つ編みにします。

実は、小さい頃からこの髪方密かにを気に入っています。

服はちょっとした白いワンピースに学園の紋章が入ったカーディガンを着ます。


準備が整い、魔法バッグ(小)を使い、必要なものを入れていきます。

まず学生証に、羽ペン、精霊の魔法陣、羊の皮用紙

、などなど、、、、。


よし!準備は出来ました!



*************************



........と、魔法都市に来たのはいいのですが、

お恥ずかしながら絶賛、迷子状態です。


地図を反対にしても、横にしても、全く今の自分`の居場所がわかりません。


それはそうと、魔法都市はそれはれは発達していて、街中を魔法が飛び交っています。(現実逃避中)


すん、すん、美味しそうな臭いにつられていくと、

パン屋さんがありました。


「このハチマツ入りパンと、ラズベリーパンください!」


「おや、お嬢ちゃん、見かけない子だね?」


「はいっ、今日この街に来たばかりで、魔法学園に行きたいのですが迷ってしまって、、、、。」


「お、お嬢ちゃん、魔法学園の生き方がわからないのかい?」


なにやら、おじさんの顔が引きつっているようですが、、、、。


「あそこが魔法学園だよ」

そういって、おじさんが指を指した方向には、、、


確かに、お城と見間違うばかりのパンフレットでみた魔法学園の校門が目と、鼻の先にありました、、、。


「...............。」


「お嬢ちゃん、もしかして方向音痴かい?」


「そんな事はないと思いたいのですが、、、、。」



*************************


なんとか、校門についた私は、さっそく校門に学生証をかざし、学園内に入る事が出来ました。


まず、私達1年生が最初に案内されたのは入学式が行われる講堂でした。


なんとゆうか、講堂に入った瞬間、思わず気圧されてしまいました。


確かに講堂の外装だけでも十分に大きいとは感じていたのですが、

講堂の中は、もちろん大きいだけでなく、魔法で美しい花々に囲まれており、天井からは特大のシャンデリアがぶら下がっていて、ほのかながらバニラの臭いも漂っています。

それはまるで神話の中の楽園のようでした。


その光景に見惚れていたのは私だけではなかったようで、あちこちからざわめきが起こっています。




そんな中、壇上に黒い礼式用のドレスに身を包んだ、とても美しい金髪をカールにした女性が現れました。


「皆さん、始めまして。

私がこの学園の理事を勤めさせていただいている、ローゼン・クロイツェルと申します。


我が学園は、、、」


理事長先生の話が始まってからは、話声一つ聞こえなくなりました。

恐らく、この魔法の感じからして、会話系魔術の静寂と、注目

を使っているのだと思います。



因みに、今更ながら魔法学園の事を紹介しますと、

魔法学園とは、主に13~17歳までの子供達の中で、

国が魔法に適正があったとみなす子供達を集めて、

魔法の使い方を教える施設です。



そもそも魔法とは、自分の魂を杖として具現化させ、契約した精霊様の力を杖に宿らせて初めて使えるのです。但し、現れる精霊様は、その精霊様を呼び出している術者の力によって比例して、

術者の魂の色に合わせて呼び出される精霊様も変わるのです。

以前、私が生まれるよりずっと前は、人間も大気中の魔素を集めて魔法を使えていたらしいですが、ある日から徐々に使えなくなったそうです。


「では、それぞれ、自分のクラスに向かってください。」


理事長先生の話が終わり、自分のクラスへと向かいます。


クラスは S ~Eクラスまでに分かれています。

私は訳があり、Sクラスに入る事になっています。


Sクラスはもともと一番優秀な魔法使いのクラスなのですが、特待生として、座学で優秀だった人でも入る事が出来るのです。

私は座学でSクラスに入る事が出来たのですが、これは凄く稀なそうです。


*************************

教室についたはいいのですが、またえらく絢爛豪華な教室でした。


机は三人一組になっていて、三人で一つの机を共有する机になっていました。

それに、用意してある勉強道具も最新の魔法を使っています。


「ええ~と、とりあえず皆、どこでもいいから席に座って、自己紹介をしてくれないかな?」


そういって教室に入ってきたのは、先ほど壇上で話をしていた理事長先生でした。

実は、Sクラスの担当は理事長先生が勤めているのです。



「えっと、わ、私の名前は、ハーイス・ミィシェルツです。

得意な魔法は主に治癒魔法です。

よ、よろしくお願いします!」


最初に自己紹介をしたのは、ハーイス・ミィシェルツさんとゆう方でした。

髪の毛の色が白いストレートで瞳の色が薄い紫の、落ち着いた雰囲気の方でした。

恐らく、名字からして、王宮の有名な治癒術士の家系だったと思います。



「名前、ミミ、」

「名前、ルル、」

次に自己紹介された方達は、薄い水色の髪の眼鏡を掛けた双子さん達でした。

二人とも、黒いローブを着ています。

瞳の色は薄い緑で、とてもそっくりで、私には区別がつきそうにありません。



「我が名は、エルリアル1の貴族にして「タレリア・ルータシア 得意な魔法は水系統、よろしく」

「...........アロクスだ。」


何だか途中でアロクスさんの自己紹介が遮られた気がしますが............、

アロクスさんは金髪の髪と深い青色の瞳が特徴的です。

ルータシアさんは白いローブを着込んでいて、僅かに見え隠れしている髪の色は緑色で、瞳の色はローブに隠れていて見えませんでした。



「ボクチンの名前は~、ユスティーだよ!

 よろちくね☆」

ユスティーさんは、明るい金髪をツインテールに結んでいて、右目には黒い眼帯を付けていて、左目は、薄い赤色をしています。



次の方は...........


そういって次の方の自己紹介を見ようとした、

の........、です.......、けれ......ど...........。


「はじめまして、

 僕の名前はエルペス、得意な魔法は炎と水、

 これからよろしくっ  ニコリ」











......................................................................................................、、、、、、、、?



はぁ? ほへ? ???



!?


そこで私はハッと、しました。

何だか、あの男の子のをみていると不思議な気分になってきます、、、、。


確かにエルペスさんの髪の毛は紫色ですし、

瞳の色はやや黒よりの紫で、顔もとても整っているのですが、やっぱり何かそれだけじゃないような気がしてならないのですが...........、

既視感?とゆうものでしょうか、

前にもどこかであった事があるような..........?



「俺様の名前は、リキトス!

 皆、よろしくなっ!」


リキトスさんは赤い髪に、緑色の瞳で、体が筋肉質な方でした。



「私の名前は、リーシャです。よろしくお願いします。」

次に自己紹介された方も落ち着いた雰囲気の方で、

茶色い髪をお団子にしていて、眼鏡を掛けた緑色の瞳の綺麗な方でした。



次の自己紹介の方を見ようとして、周りを見回すともう、自己紹介をしていないのが私だけだと分かり、急にドキドキしてきました。


........それに、きっと、、、


「私の名前はシルティです。

 魔法は、、、、

 使えません、、、、。」



私の自己紹介が終わると同時に周りからざわめきが起こりました。

疲れた、、、、。

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