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新しく支給された自分の機体がデブだった  作者: レント
第二章 コロニー編
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エピローグ

「ねえ、お母さん」

「どうした?」


 火星周辺のコロニー『セイギ』

 ガードナーの関係者が多く居住している。


 そのコロニーに住んでいる一人の少年が、妹とのテレビゲームを終え、使い方が分からず洗濯機とにらめっこしている母親に聞く。


「お母さんはお父さんとどうやって出会ったの?」


 そういうのが気になるお年頃なのだろう。

 少年は自分の母親に聞いた。


「気になるのか?」

「うん、気になる。だってお父さんとお母さんは軍人さんでしょ?」


 少年からすれば、軍人として人々を守っている親が誇りなのだ。




「少し長くなるぞ?」


 ようやく洗濯機との格闘を終え、母親が息子である少年の側へと来る。


「あ、お母さんにやけてる」

「知ってるー!そういうのってのろけっていうんだよね」


 息子と娘に指摘されて母親は微笑んだ。


「そうだな……あれはもう今から十年以上前の話だ」




 SC暦二百五十六年


 世界は度々ぐらつきながら均衡を保ちつつ、ゆっくりと、平和に、穏やかに進んでいく。



「……そしてお前達が生まれた、これがお父さんとお母さんの出会いだ」


 話を終えた母親は息子と娘にどうだったと感想を聞いた。


「「つまんなーい」」


 二人揃ってあくびしながらの返答に、母親はそうかと言って立ち上がり台所へと向かった。


 もうすぐ旦那が買い物から帰ってくる。



 そう考えていると、玄関の方から扉の開く音がした。



「おかえり」

「ただいま」

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