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新しく支給された自分の機体がデブだった  作者: レント
第二章 コロニー編
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後始末と

※ナトカの声はコロニー中に響いております

 勝敗は決した。


 頭部にアサルトナイフが突き刺さったまま、マージの機体はその場に崩れた。


「狂気の度合いが足りなかったか……」

 コックピットの中で頭から血を流し、誰に言うわけでもなく呟くマージ。


 機体自体はまだ動くが、動かそうという気力はもうなかった。


「殺さないのか?」


『上層部からしてみれば貴様から聞きたいことが山ほどあるだろうからな』


 ナトカからの返答に成る程と答えたマージは観念するようにSDの動力を切った。



 ここでレーダーにSDの反応が出た。

 GD-98ガエムが五機、ナトカのいる丘の上へと近付いてくる。


「こちらガードナー第九部隊所属哨戒艦アガノ級巡洋艦ノシロ所属、ヤレータ・スグ大尉である。ナトカ・ナルサ少尉、そちらを援護する」

 どうやら援軍らしい。


 モニターにも所属が出ているため、口封じの部隊ではないようだ。


『援軍感謝します、しかし既に敵は無力化しました。』


「え?あ、ほんとだ……了解した」


 たった一機で五機を相手にして勝利し、更に周りに出る被害を最小限に抑えた事への驚きを隠さずに反応したヤレータは、部下達に状況の確認をさせつつ自らも動き出した。



「この機体に乗っているのが、先程までコロニー内へ放送をしていた『黒羽(ブラックフェザー)』の幹部なんだな?」


 ヤレータがうつ伏せで倒れているマージの機体に、90mmブルパップマシンガンを向けて聞く。

 コロニー内への影響を少しでも減らすために少口径のものを使用しているが、至近距離で撃てば十分な威力を発揮する。


『熱源が感知出来ない以上、動力が切れているとみていいでしょう』


 つい先程まで戦っていた相手の機体に目を向け、ナトカは答えた。


「あとは我々が後始末をつける。少尉は帰還しろ」


『了解しました』



 ヤレータとその部下達もまた、後ろから撃たれる覚悟を持ってきたのだろう。

 処理する人間が多くなればなるほどボロが出やすくなる。

 このコロニーに厄介事を持ち込んだガードナーの連中は今頃頭を抱えていることだろう。


 ナトカはそんな事を考えながら、自ら引き受けたヤレータの部隊に後始末は任せて帰還しようとした。




 その時だった



 轟音と共に森林地帯の一角が崩れ、レーダーに巨大な熱源が一つ、そこから反応があった。


「何だ!?」


 ヤレータの疑問に答えるようにコロニー内へ放送が入った。




『私はガードナー所属の者である。現在、このコロニーに現れている反政府勢力が一部のガードナー上層部と手を組んでいた事が分かった。そしてその一部の上層部によって持ち運ばれた禁止兵器が、反政府勢力の手によって暴走を始めた』

ずっと「ブルパップ」じゃなくて「プルパップ」だと思ってました……

一番好きなモビル○ーツジ○・コマンドなのに!プラモデルのメイン武器なのに!!

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