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詩集 迷い道

天の邪鬼

作者: 小日向冬子

口にしてしまった野菜の量だけ

タバコを吸わずにいられない


朝陽を浴びた長さだけ

夜更かししないと落ち着かない


我慢して節約

それ以上に無駄遣い


清らかな笑顔を見れば

反吐が出る


正論が聞こえてくれば

そっぽ向く


幸福が足音立てて近付いてくれば

不幸に向かって舵を切る


愛してくれと言いたいくせに

黙って自分を傷つけていく



夢は叶ってはならぬもの

人は笑っては生きぬもの


それがいつの間にか

僕に刻みつけられたルール

そしてやがてきっと

破滅へと向かうレール

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