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僕の服

作者: ふぁみ

ヒマー…

予定もなければ,したい事もない僕は

"どーでもいいこと"

について考えた


服を着ている僕…

まぁ当たり前のこと



その服は近くの店で買ったもので店の人がセッセと発注し店に並べたものだ



たぶん発注先からトラックか何かで誰かが店まで運んだのだろう



それ以前に発注先の会社が服の原案を考え試作品を会社の人が作り完成したら工場?で大量生産しているのだろう


その工場には何十人という世代もバラバラな人達が働いていて,それぞれの与えられて仕事…

裁断…裁縫…梱包…をしているのだろう



僕はふと服を見ると綿100%と記載されている



原産国は中国…海を渡って来たのだろう



僕の服はとても長い旅をして多くの人の手により僕に渡ったのだ



中国でこの綿を作っている人には家族があり綿の種を蒔き育て家族を養っているのだろう


そして今日も家族の笑顔のため綿を育ているのだろう


この世の中にはたくさんの人がいてそれぞれの幸せの為に働く…

その結晶が僕の服であり,その他たくさんの物であり…



しいては世界を形作っているのだろう




「なんか壮大な話になっちゃっなぁ…」


なんて思いながら僕は暖かい気持ちになっていたことに気付いた




「ただいま〜」


ここにも一人,家族の為…

僕やお母,兄貴を支え,僕たちの笑顔を守っていてくれる人がいる


「おかえり」


今日はビールくらい注いでやるか!!

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― 新着の感想 ―
[一言] 誰もみんな、こんなことを時々考えたりするのでしょうね。
[一言] なんだかやわらかい小説です。読み終わるとふと、気持ちが浮くような。
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