表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/16

3話

ウェットティッシュでからあげ棒の油っけを念入りに拭き取る。

更に普通のティッシュで水分を拭き取る。


……触っても、いいよね。


ヨドバシカメラのレジ袋から恐る恐る箱を取り出す。

ゆ、指先震えちゃう。

ただのゲームなのに。


Switchの頃よりこじんまりとしているように思うその赤はめっちゃ正方形で思わず「おーーー」と言ってしまった。

とりあえず写真撮っとこう。

スマホを起動して左手のピースと共に写真を撮る。

誰に送るわけでもない写真がまたフォルダに1枚増えた。


ASMRをする配信者のごとく指でカチャカチャ表面を叩く。

……うん、箱だ。


そんなことはいい!

早く開封だ開封!


1番上にはすでにSwitch2様が鎮座なさっていた。

手早くお取り出しし起動する。


あぁっ、画面、綺麗っ。

明らかに私のスマホよりも解像度が高いわっ。


しかも充電が上からも下からもできるですと!

かー!最高じゃないですか!


Switchをお持ちの方は同期できる、とあったので興奮でそのボタンを選んだ。

特に考えもせず。


ゲームは壊滅的だがミーハーなのでちょいちょい遊んでいたカセット達が移植されていく。


これは、さては実は長期戦だな……。


全ダウンロードまで3時間と書かれたそれを見て、ようやく肩の力が抜ける。


まだ、まだ、私は出来ないのかっ。

でも同時に安心した。この興奮状態のままゲームをするのは勿体ないと思ってたから。


3時間後にはやっと住民になれるよ。

3時間が6時間にも12時間にも感じる。

その時間をどうやって過ごそうか……。

とりあえずお風呂に入って禊をしよう。

社会で汚れたこの毒を落としきらねば。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ