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東方学園  作者: ゆっきー
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東方学園

 俺の名前は柳雪、今年東方学園に入学した男子高校生だ。


東方学園、ここ最近で有名になった学園で、第六感、超能力などをもつ者たちのためにつくられている。この学園に通う者たちは一人一人が通常では考えられない能力を持っている。各言う俺もその1人である。


「あら、雪じゃない。奇遇ね」

「霊夢か」


博麗霊夢。博麗神社というところで見習い巫女をしている。博麗の巫女は代々能力者たちと無能力者たちとの間をかけもつかなり重要な職業ともいえる。小学の頃からの知り合いで幼馴染ともいえる関係性である。


「霊夢はいつ博麗の巫女になるんだ?俺はてっきり学園入ってすぐだと思ってたんだが…」

「それでもよかったんだけどね。ぽっとでの博麗の巫女なんて誰からも信頼されない。ならこの学園をトップの成績で卒業すれば名も売れるはずよ。それにまだお母さんは現役バリバリだし。」

「あー、そう言えばそうか」


霊夢の母である博麗靈華さんは現在の博麗の巫女で、強さはトップ、霊夢と遊ぶときにたまに会うが普通に美人。戦闘したところも見たことがあるが、見ているだけで身体が震えるほどである。


「てか今日は魔理沙と一緒じゃないんだな」

「あー、一応行ったんだけど、起きなかったから諦めたわ。流石にあいつを待ってたら遅刻するし」


霧雨魔理沙。霊夢と同じで小学からの幼馴染。キノコが好きでほぼ毎日キノコを食べている。霊夢とは小学校入る前から友達らしくかなり仲がいい。それを知らない奴らのせいで『二人は付き合ってる』なんて噂が流れたこともあった。


「遅刻常習犯だからなぁ。ふぅ…少し連絡かけてみるかぁ」

「それで起きると思う?」

「ワンチャンあるだろ…10000分の1ぐらいの確率で」

「多分もっと低いわよ…」


電話をかけるが一向に出る気配がしない。


「はぁ…諦めるか」


10コールしても出なかったことを考えるとかなり熟睡をしているらしい。魔理沙は一人暮らしのくせに、いろいろ出来ない。早起き、家事全般…etc…普通に致命傷だと思うのだが…


 俺たちは何事もないかのように自分たちの教室に入った。1年A組、人数は20人、もちろん全員が能力者だ。俺が席に着くと1人の女子に声をかけられた。


「雪さん。おはようございます」

「さとりか。おはよう」


古明地さとり、超がつくほどの富豪である古明地家の長女。幼い見た目だが、中身は立派なお嬢様、だがさとりの能力《心を読む能力》のせいで多方面から警戒・畏怖されている。そのため友達は少ないのだが、彼女曰く『金目当てでついてくる輩が減るのでありがたい』とのことらしい。ただし全員が全員嫌っているわけでもなく、なんならファンクラブが存在するほどだ。


「今日は霊夢さんと二人で登校を?」

「まぁそうだな。たまたま会ってな」

「私の数少ない友人を独り占めするなんて…憎いです」

「…それ、本気じゃないだろ」

「…もちろんですとも。この程度で恨んでいては古明地家長女として生きていけませんから」

「はいはい。で、お前は今日は誰かと話したのか?」

「レミリアさんと少し。」

「あー、そう言えば仲がよかったな」


レミリア・スカーレット。スカーレット家の長女。古明地家と並ぶほどの富豪の家系だ。さとりと同じで幼い見た目だが、見た目以上の覇気を持っている。定期的にその覇気が0まで下がることもあるが・・・そして何より、一年生最強となると必ず名前が挙がる人物でもある。ちなみに俺と霊夢もほぼ必ず名前が挙がる。

俺とさとりが会話をしているとHRのチャイムがなり、教師が入ってくる。


「よし、全員席に着けーHRを始めるぞ…ってまた魔理沙は遅刻か…」


上白沢慧音先生、二つ能力を持っているという珍しい能力者にして1年A組の担任でもある。歴史が得意らしく能力もそれ関連らしい。怒らせると相当怖い。ちなみに魔理沙はほぼ毎日起こられている。


そして魔理沙は1時限目の中盤で入ってきてめちゃくちゃ慧音先生に怒られていた。

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