アクシデント
「7番を抜かないと8番抜けないよ」
8番、親知らず。
7番にアタックしており骨と根を溶かしていたこと。
そのため、7番は抜けかけていたこと。
8番は7番の根の下に歯冠があり7番を抜かないと見えないとのこと。
え、え?
7番も?
先生はかなり申し訳なさそうに抜くか、抜かないか、抜かないなら切開した傷口を縫うと。
ここまできて抜かずに終われるか、ということと随分と放置したせいでやっぱり抜かないと不味いということ、いずれ抜かなないといけなくなるしいろいろな思いが巡る。
私は決めた!
「7番も抜きます!」
「急に決めさせて・・・」
母も来ているのでというと母を呼び今後どうするか説明があった。
「もう7番の骨が溶けて抜けかけています。お嬢さんは7番を抜く決断をしました。
しかし、8番は骨癒着をしている可能性があり抜けるかどうかはやってみないと分かりません。
1つは7番と8番を完全に抜く、2つは7番と8番の歯冠だけ、3つは7番と8番の一部を抜くということになります。」
というもの。
3は下歯槽神経にかなり近い根だけ残すというものであった。
これで智歯周囲炎が治ればとの思いもあって先生にお願いすることにした。
7番はその後あっさりと抜けた。
いろんな器具を使い8番を抜いていく。
途中なかなか切れないと言いつつ切断していく音と声が聞こえた。
神経を切っているのか少し痛みがあったものの気合いで乗り越えることができた。
どのくらい経ったのだろうか。ものすごく痛い。
顎の下の神経にあたっている様な痛み。
これ、麻酔切れてる??
思わず涙が。
麻酔を2回補充してなんとか抜き終えた。
学生にここが下歯槽神経の束ね。との説明があった。
どうやら綺麗に見えているらしい。
「森原さん、終わったよ。あとは縫合するだけ。」
「どこまで抜けましたか?」
「全部抜いたよ。頑張ったね。」
麻酔をしてからおよそ2時間後のことであった。
先生もよく抜いて頂きました。
「縫合が終わったらお母さんを呼んで説明します。」
ということで説明があった。
「かなり抜きづらかったですが、抜けました。」
「次回は抜糸だけど1週間後か年明けてのどっがいい?」
と聞かれたので1週間後にお願いした。
流石に年明けまで待てなかった。
グリグリえぐられる様な痛みでした。
とんでもない親知らずを抜きました。
ちなみに私にはもう1本親知らずがあり左上にあります。
その歯はまっすぐ生えており今のところ悪さをしておりません。




