親知らずの赤ちゃんと歯列矯正
現在進行形で話が進みます。
私は、12歳の頃1年間と高校生3年間歯列矯正をしていた。
元々自慢では無いが顔も顎も小さいわりに1本1本の歯は大きくこのままだと将来歯並びがかなり悪くなると言われて3歳ごろ大きな遠くにある大学病院までCTを撮りに行った事がある。
今でこそどの歯科医院でも全体的な歯のレントゲンやCTを撮れるがその当時は全体的なCTを撮る機械が無かったのだ。
私は元から虫歯になりやすい人で10歳の時夜中虫歯が再発して2日ほど痛くて眠れなかったなんて話もあるくらい。
至る所に虫歯の治療跡があったりする。
それから2年ほどのちのこと。
その頃には全体的なレントゲン(CT?)を撮る機械がその歯科医院にも導入されてまた撮影したのだが、その時こんな事を撮影した画像を見ながら言われた。
「右下と左上にほら、親知らずの赤ちゃんがあるでしょう?美容の為これらは生えてきたら抜きます。」
ん?どして??
それから私は親知らずとは別な歯を上2本抜いた。
歯が大きすぎて入る場所がないからだ。
何故か下の歯は抜かれなかった。
歯列矯正は歯の位置を動かすのでまあまあ痛い。
1年終わったらこれで終わり、というわけでなくまた再開するとのこと。
時々付けていたチップが外れたりワイヤーの端が痛くて歯科医院に駆け込んだりと色々あった。
もちろん虫歯も。
付けてない時より、磨きにくいからだ。
そんなこんなしていたら1年経ち器材を外す。
暫くは様子見だ。
それから3年経ち、また歯列矯正をすることに。
また、同じ繰り返しだ。
やはり親知らずの赤ちゃんは様子見と言う名の放置だ。
私は進学先が県外となったためか早めにマウスピースやら舌の置き位置の訓練を始めた。
舌の力はかなり強く下手したらせっかく綺麗に並べた歯がガタガタになることもあるのだとか。
3年ほど経ちマウスピースもやめた。学校も一身上の都合で辞め、県内の別の学校に通い始めた。
それからは暫く定期的にメンテナンスをすることに。
その間年1ペースで全体レントゲン(CT?)を撮り続けた。
親知らずの赤ちゃんはスクスクと成長してきていた。
しかし、右下の親知らずはまっすぐ生えてこず横に進路を構えたらしい。
しかも場所が神経や動脈に近いところで。
その都度「これは大きな大学病院で抜いてもらわなとだね。今は様子見だね。」
そんなんで大丈夫なの?
ほほノンフィクションであります…