三話 心が躍るとはこのことを言う
いつもは朝帰ってきて中学に行ってる母親からは絶対中学校だけは行ってと言われているから言っている 何故だろう 先輩たちは大体仕事しているから皆朝や昼はそんなにバイクとかでは走り荷はいかない
本当だったら俺は中学に行って真面目に学校に行くと思うのに何でこんなことしているんだろう
今でも思う そう考えると 煙草の火を消しながら鞄を持ち バイクの鍵を回しセルを回し始めた
中学では大体寝ている 普通ならそうだろう だけどいつも起きている授業がある それは国語である
国語はなぜか楽しい 人の心情や考え その場の状況が文字で分かるとても見ていて楽しい
「いつも寝ていて高校に行く気はないのか」
このセリフは聞き飽きた 毎回中学の先生に嫌味のように言われる
毎回俺は 「そんなのその時の俺が決めること」といつも現実から逃げていた
大体 昼頃になると給食が出るから起きて給食を食べる 給食後は給食センターの近くのごみ捨て場の横でタバコを吸う 大体給食を食べ終わるといつものやつがいた
鈴木「よう、山神」
「よう、お前かよ、、」
いつもの場所に行くと鈴木がタバコを吸っていた
「今日も走りに行くのか?」
「分からんな だけど夕方頃には先輩から連絡はくるだろ」
「そうか、俺は先に行くわ」
そういうと山神は煙草を地面に投げ捨てkつで踏み教室のがある校舎に歩き始めた