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1話 バトロワ三姉妹の馴れ初め

なぜだか分からない。誰にだってこんな時はある、意識しなくても訪れる毎日。

誰かに言われたわけでもなく学校に向かう。勝手に体が動く。

こういうのが習慣っていうのかな、そうやってふと思うけどたぶん今考えてることもすぐ忘れる。

なんで人間て忘れるようにできてるのかな。

忘れられないから辛いこととかってあると思う。

まいっか。そんなことを考えながら今日は登校した。


今学校に向かって歩いている。そろそろ着く頃か。

寒い風が吹きつける。地球が自分に修行でも与えてるかのように。

「メール返さないと、どれどれ~。」

スマートフォンの案内機能がしゃべり出す。

「新着メッセージ417件 今日の運勢は大吉 運勢は良いですが何か悪いことが起きそうです。」

「迷惑メールだらけ。昨日見た少しエッチなサイトのせいか。世の中には暇な奴が多いもんだ」

当てにならない占いを毎日スマートフォンを開くと勝手にしてくる。

OFF機能もなく面倒くさいがそのままにしている。

俺の名前は水風空多みずかぜそらた、空のように多くのことを成すそういう意味らしい。

空のように多くって意味わからんけどな。親の意向だ。

今日も空が綺麗だな~ってそう思った。

「おっはよ~」

急に背中を優しく叩いて挨拶。

「あぁおはよ」

こいつはいつも元気だな。大概こいつがテンション高い時はろくでもない。

雨宮奏あまみやかなでクラスのお調子者ポニーテールだ。絡むと疲れるしどうでもいい。

テンションが高いってことは考えたくもないが今日もあいつがいるってことか?

「はろぉ~空ちゃん~」

でた。

雨宮空あまみやそらさっきの雨宮奏の妹、こいつもお調子者。でもツインテール。間違いなく俺の世界をかき乱す中の一人だ。

ってなことでいつもこういった朝が始まる。

誰かに言われることもなく誰かが始めたわけでもない世界が。

わっかんないな~世界の構造でも知ってるやつがいればいいのに。すぐに教えてもらってこんな毎日終わらせて自由になるんだ。

そんなことを思ってたけどまだ授業が始まらない

「奏っ姉ちゃんは朝起きてたか?」

「ん~私が家出るときはまだゲームしてたけど」

なにやってんだよ高校教師。仕事しろ。仕事。

うちのクラスの担任は雨宮の一番上の姉、雨宮夕日あまみやゆうひ

ガラガラガラ、勢いよく扉が開く。あれ、体育教師の田中だ。

「本日の朝のホームルームは雨宮先生が・・・」

田中の話を遮るようにして人が入ってくる。

「ごっめ~ん。昨日忙しくて~~あら田中先生。今日私休みじゃないですよ。あはは」

田中は少し苦笑いをしながら一言づつはっきりと言う。

「雨宮先生がこないので今から私がHRをしようと思ってました。」

「まぁまぁ先生私がきたのでもう大丈夫ですありがとうございます。」

「雨宮先生毎日遅刻では困ります。気を付けてくださいね。あとで話があります。」

そう捨てセリフを吐いて大きな音で扉を閉め田中は出て行った。

「危なかった~。10キル超えドン勝できそうだったから準備できなかったのよ~。バトロワゲーって1試合時間かかるよね~」

「おかしいだろ!仕事前にやることじゃないだろ!」

いつも俺の人生はこの雨宮三姉妹にかき乱される。

幼稚園、小学生、中学生、そして今高校生活全て荒らされてる。

どうしたらいいんだか。

俺は自由への道を模索した。

内容がないような( ゜Д゜)

次はもっと意識してみます。

小説を書くのってこんなに体力を使うんですね。

もっと頭使います。考えて考えて。

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