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昆布の香りただよう。

港の隅っこに住む。


私は今商店のおっちゃんことシリウスさんの所に来て居るでも中に入る事が出来無いあやしげな男達と一緒に居る様で有る。


「おっちゃん!王宮に行くから手土産何持って行けば良い?」と出て行ける空気では無い!


あやしい男達とおっちゃんは只今会議中の様子!


ただならぬ空気の中私の残念な脳はその重い空気をぶち壊しにした…


いや…まだ大丈夫私は何も聞いてい無い!


重大な事を喋りだしそう早く止めねばならない…


「おっちゃんーーー私だ!」前世で俺俺詐欺と言うのが有ったー今うっすら前世の残念な記憶がよみがえったー


「はー何度も言っているでしょう!私はおっちゃんでは有りません!セリア何時から其所に居たのですか?正直に言いなさい?」


父と年が近い様だからおっちゃんで有ってると思うよ?


「重い空気で変な事喋り始めそうで巻き込まれたらめんどくさいし喋る前に黙らせなきゃと思って慌てて声をかけたの!」


「…それで何かご用ですか?」

「王宮に行くから……土産何が良い?」私のバカ違うでしょ!


あれ?あやしい男達かなり身綺麗?

「王宮ですか?この時期に?」

「え?何か有るの?」

「いえ…ですがセリアその喋り方で王宮の王や貴族と喋ると不敬で首が飛ぶかもしれませんよ?」


え?私だって判ってるよ?

この喋り方今しか出来ないからね?


ここらへんに住んで居る。

私と同じ年の子達こんな喋り方だし社交に出たこと無いからお嬢様語喋れ無くても良いよね?と思っていたから…


「そうだよね!じゃあ断るよ!」


作法出来ないから恥じかくだけだよね。


「恐らく断る事は出来無いでしょうね。」


「何か有るの?王太子が決まって無いと言う話しは聞いてるけど…」


「ええ。ですから王宮では王権をどうするかもめているご様子。

王と正妃の御子息は1人いましたが何者かに暗殺されその後御子は産まれていませんから。」

王様と正妃様まだ若い筈なのに…

この世界の医療進んでないの?


…それにしてもおっちゃん…普通は王宮事情知っているはず無いのに…

私は確かおっちゃんに聞いて…


あ?!私偶然聞いただけで直接聞いて無い!


何で何も聞いてこないの?!

て!言うか何で王宮事情そんなに詳しいの?





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