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私が住んで居いる家は周囲より大きい家で地主をしている。
何故か爵位も有る男爵らしい
でもお手伝いさんはいないんだよね!
父は人嫌いと言う訳では無いのに何でか聞いてみたら
教えてくれ無かった…
「ルシオ私は行かないからね?知らない仲でもないけどホイホイついて行くのは無防備すぎるから!」
「…君なら戦争のど真ん中でも大丈夫だよ…」
え?!ちょっと!か弱いうら若き女児に何て事言うのよ!
「ルシオ…冗談にしては笑え無いよ?」
「………」
何で其所で黙るの??
あ!家に着いた!
何で灯りがついてないの?
「お父さーん居るなら返事してー」
お約束の台詞を叫んでみた。
………何か出て来た!
「貴方がセリア様ですか?」
誰この人…目が糸目で髪の毛は金髪の短髪デカイ体
全身黒いマント!
魔力の感じからして俺はメチャメチャ危ない人だぜ!と言っているようなもんだよ?
あ!父よ!居たなら返事してよ!凄い速さでこっちに来る!
「セリアに近ずくな!」
何か父の怒りぷりが凄い!
「仕方ない無いだろ?
陛下に連れて来る様に言われて俺がわざわざ出迎えに来たんだ!
手ぶらで帰る訳無いだろ!」
「ルシオお父さん達忙がしいみたいだからもう寝る時間だし私寝るね?」
「「「………」」」
『なぁ…あの娘は大丈夫だと思うぞ肝がすわってる…』
『処で何でセリアと一緒に帰って来たの?侯爵家の回し者?』
『…僕はバルシアム公爵家の当主にセリアの従者に成る事を命令されて迎えにきました…』
『ルシオ!陛下に合わせるのが先だ』
『申し訳ありません先走りました…』
『バルシアム公爵家?!何故?君は侯爵の暗殺者だったはずでは?』
「三人で仲良く固まって会話しているとこ悪いけどようするに私が会いに行けば全て丸く収まるんだよね?
お父さんちょっと行ってくるね?
明日で良いよね?
では皆さんお休みなさい。良い夢観れると良いよね。」
「「「!!?」」」