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私はこの世界に転生した最初の時の事。
転生は実際体験しないと有るのか無いのか判ら無い!と前世でよく思た。
あるんだこんなことが!
最初は訳説明してー誰か!?と叫んだら
赤ん坊だったから言葉に成っていなかったけど。
「あうあうあう」通訳誰かして?
転生した時私の父に成った人は私を可愛がってくれた。
母は私を出産してすぐに亡くなったと父が言っていた。
結果的に妻を死なせた娘に思うことがないのだろうか?
と言うか妻とは何婚だったんだ?
父は最初私を見るたび『綺麗だ』『美しい』と言っていたが目が虚ろだった…大丈夫かなこの人?
この人の奥さんだからもしかしたらぶっ飛んだ人だったのかな?
父が私ではない違う何処かを見ている事が多い…
私は父に言ってしまった。
父は驚いていた…
その理由を知る事はこの時は無かった。
父が私に買い物を頼んできた時いつもなら買い物は父が行くのにおかしいなと思ったけど行く事にした。
父が困った表情だったから
私は外に出掛けていたのでその時家に来た父の知り合いとの会話を私が聞くことも無かった。
その事もそうだけどいろいろずれている私の性格のせいでその後大変な事に成る事を私が知る事になるのは何時なんだろうそれは誰にも解らない…
その後始まる時間の繰り返しで父が正気に成ったのはこの最初の1回だけだと私が知る事も無かった。
『俺はあの娘を引き取りに来ただけなんだが?』
『僕がセリアをあの男にあげるわけ無いだろ?
セリアが産まれたのは嫌がる妻に僕が陛下の子が欲しいと望んだから貴方だって知っている事なのでは?…それにセリアは上流階級で生きて生けない…
思い込みが激しい…こうと思い込んだらいくら言っても聞かない…』
『は?!!まあお前の異常さはともかく貴族令嬢なら思い込み激しい女が多い問題無いだろ?』
『思い込む方向が普通とは違う…セリアは自分の顔が変顔だとか目に入れたく無い位だとか思い込んでいるみたいで…僕が王宮に居る陛下に会いたいと思ってセリアを見ていたからかも…』
『…お前変わったな…前まで陛下以外どうでも良いという感じだったなのにな…』
『セリアがあまりに可笑しなことをするからかな?よく外に1人で言って帰って来て『お友達』と言って連れて来た相手がセリアを暗殺するために来た相手だった時は驚いた!まあその暗殺者のほうが驚いていたけどね?』
『…あの娘そんなに強いのか?そうは見えなかったが?』
『セリアが言うにはパナナを食べていてその皮が偶然に暗殺の足元にいって転んだらしいよ?
暗殺術者の使い手だったりする者もいたんだけどね?
あまりに奇っ怪だから後をつけてみたら本当にセリアはいろんな意味で凄い!』
『…そうか…お前のそんな表情付き合いの長い俺でも初めて見た…』