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花の傭兵  作者: まよなかちわわ
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アレン国、バーリン村、それから……18

何事だ。見張りのローズはどうした?


バードは眼をこすって半身を起こしローズの姿を探した。


ローズは剣に寄りかかったまま寝ていた。


「ローズ!」


バードはかけよってローズの頬を叩いた。


「う、バ、バード、痛い」

「見張りが寝てるんじゃない」

「ご、ごめんなさい。何かあったの?」

「まぶしい光で眼を覚ましたんだ」



と、その時、チリになって消えたはずのヒトガタがまた一つに集まりだした。


「あれは何?」


ローズはヒトガタを指さす。


「あれはたぶん死人しびとですよ」


そばに来ていたスワローがいった。


「死人?」


「エルフは普通、死なないんですけど、まれに戦いとかで死ぬと死人になるんですよ。そして、肉体がないから入れる体を欲しがって襲うんです」


スワローは懐からリルスの玉を取り出してヒトガタに向ける。


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