表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/43

レベル9



「ふー」


「おーい」


「!?なんだ」


「何でも無い!」


「ダン、何も無いのに作業の邪魔は勘弁な」


「あはは、何となくだ!」




相変わらずのダンには、苦笑するしか無い。


鍛冶屋の親方、〔ダンの親父〕に呼び出されて、工房の中でダンと2人で


作業を進めている。



「カッン、カッン、カッン」


「カッン、カッン、カッン」


「ジュュュュ」



作業を開始為ると、規則正しいリズムに乗って音が響き渡る。


其れから黙々と進める中で、やり始めた時の記憶が蘇る。




▱▱▱▱▱▱▱▱




「・・」


「・・・・」


「・・・・・・」


「・・・・・・・・」




「アルト!!」「ダン!!」


「良いかしっかりと視ておけ!!」


「〈〈はい〉〉」


「カッン、カッン、カッン」


「カッン、カッン、カッン」


「ジュュュュ」


「視たか!?」


「手順を忘れるな!!」


「初めは誰にも失敗はある!!」


「〈〈はい!!〉〉」




「・・・・・・・・」


「・・・・・・」


「・・・・」


「・・」




▱▱▱▱▱▱▱▱




「おい!!」


「アルト!!」


「ぼーっとするな!!」


「・・・・・・」


「アルト!!」


「・・・・」


「え、ああ・・」


「まったく・・」


「出来たぞ、今回は中々の出来だと思わ無いか?」


「ん、んん・・そうだな。」


「んだょ、イマイチって顔だな。」


「俺的には、イイとおもうんだがな・・。」





ダンは首を傾げながらも、手にもつ剣を繁々と見つめている。



〔慢心は人間の最大の敵だ〕


 (シェイクスピア)

彼を見て居て、何処かで聞いた格言を思い出した。




「まあ、今日の処はこれで終わりだな」


「10本もの剣が出来たんだ」


「俺は用事が有るから先に上がるわ」


「またな、アルト!!」




言葉少なく言い残して。


手早く工具をしまい、肩を叩いて工房を出て行った。




彼の後ろ姿を見届けた後、出来上がった剣を手に


改めて視て見る。


初めの時に比べると断然出来は良いが、店に並べると


初心者が使う見習い専用がいい処だ。


力しかり技しかり、それに体力どれを取っても劣っている。


結果は手に有る剣が示している。


久しぶりに、打ちたく成って来た。


疲れも有るが、熱が冷めない内に打ち込んでいく。






鉄は熱い内に打てか・・・・。






「カッン」「カッン」「カッン」「カッン」「カッン」




「カッン」「カッン」「カッン」「カッン」




「カッン」「カッン」「カッン」




「カッン」「カッン」




「カッン」







工房は夜で遅く迄、冷めぬ音が鳴り響いた。




▱▱▱▱▱▱▱▱▱▱▱▱▱▱▱▱




アルト


レベル 24


加護 ------

称号 ------

種族 人族

年齢 14

職業 鍛冶屋(見習い)

出身 ロードスター

ジョブ ------


DP 244

GP 88


体力 91

腕力 65

器用 60

敏捷 75

魔力 64

知力 55

運 20


アクティブスキル


【錬金術】 レベル 1

【鍛冶屋】 レベル 2 NEW!

【剣技】 レベル 1

【魔法】 レベル 1

【能力上昇】 レベル 1


パッシブスキル


【鑑定】 レベル 1

【アイテムボックス】 レベル 1




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ