レベル31
“きりさめや”
“説きがたきかな”
“知りがたき”
“差やあやかかな”
“しりがたきこと”
百人一首モドキも。
久し振りだと、何を訴えて
良いのかは、心得に因るかと・・。
復興の垂れ幕が、当時を物語る。
地の利を過信した結果
怒涛の津波の如く
彼等はやって来た。
水陸両用の彼等は、我が物顔である。
水上の砦をよじ登る様は、忍者である。
次々とやって来た。
ブロック&蛙がやって来た。
今年は、大漁である。
砦から見える範囲内は、全て蛙で埋め尽
くされて、足の踏み場もない。
街に入る冒険者は、総て駆り出された。
蛙、退治である。
臨時収入だと、張り切る輩も多い。
共同運航に為るんで、稼ぎ易いって話で
ある。
僕は、大会で造り出した。レッドクラウ
ンを再び起動させる。
「ハァ~~。」
ヤル気の無さが、漏れて仕舞った。
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げっそりした。
そう、ここに来て録でもない、輩に出会ってしまった。
山賊に出会した。
彼等の、魂が玉の如く転がっていく。
ゴーレムに尽く散っていった。
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ちょっぴり遅い、文化祭が始まった。
街の到る処で、安売りの品が溢れている。
街では、収穫祭との触れ込みが各国に届
けられている。
中央に向かって、パレードが進み。
曲線を描いて、音楽隊が進んで入る。
久し振りに、鳥吉君とシミ吉君をぱく付
き、腹は満足を得た。
数百を超える。
即席の販売場では、見た事が在る品物か
ら、物珍しい物まで数百を数える品々で
溢れていた。
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人工知能
人は何処までも夢を追う者である。
僕は考えた!!
人は其を、マクロと呼んでいた!?
と、誘惑に敗けて、寝マクロ成る物を造
る事にする。
「ポチポチ。」
「フムフム。」
ふふふ。
あやしげな検定三級試験では、落第点。
妖しげな、文化祭深夜が訪れていた・・。
★☆★☆★☆★☆
着ぐるみを着た。変な親爺とピエロが
声を張り上げている。
「わははっっは!!」
「ぎゃはは。」
どうも、開店セールの呼び込みらしい。
因に、完全週休二日制・残業ナシ。
★自分や家族の時間を
大切にできる働き方。
★無理なく働くことで
長く続けられます。
なんて、看板の裏手に書いていた。
僕は、白い目をしながら横をすり抜ける
しか無かった。
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上手くない。
久し振りに、薬草を作ったが
スキルは腐らない。
「ゴリゴリゴリゴリゴリ」
「ゴリゴリゴリゴリゴリ」
低品質か・・。
俊敏を其れ成に、押し上げる。
しかし、作製となると作り上げ難い。
昔話では、ギフトはスキルであった。
何故か、ギフトは手に入れ難く。
アイテムを使って、対策は贅沢三昧と囁
かれていた。
さて、ウンチクは兎も角として、狸のか
和算では仕方無い。
投げては、当たる信楽のトレインちゃん
には、なるまいと狸寝入りした友人を、
遠い昔気質としてクシナダ姫の薫がキツイ!?
泥沼化した机の上を見て。
事前に仕入れた。基礎知識を使ってもう一度作り上げる。
「ゴリゴリゴリゴリゴリゴリ」
「ゴリゴリゴリゴリゴリゴリ」
「ピン」
〔六道祝福〕
ステータス全てに上昇補正。
高品質
高品質が出来た。
「ふぅ~~。」
少しでも興味があれば、経験に
積み重ねられる。
そんな所が、病み付きに成って入る。
材料を替えて、すり鉢と材料を持って移動する。
そう、法印を書き記した部屋での出来
は、更に厄介な物を造り出す。(笑)
しかも、手に入れた力が上乗せされる。
多重構造を可能とした理想を手に入れた。
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今は、旬である。
中央卸。
水揚げや、産地特売が並ぶ。
かつお節を中心に扱う女将に
声を掛けられた。
何気に、ハニカミを返す。
大して、応えられなくて申し訳ない。
★☆★☆★☆
疲れた。
何処まで行っても、終わりが見えない。
蜃気楼がまた行く手を、遮っている。
僕には、まだ早かったのか、経験からくる喜びさえ。
灼熱の日差しに、希望が消え失せる。
渇ききった喉元に、命の源を流し込む。
流砂が舞い上がり、嬉しくない熱風が吹き荒れる。
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【Iモード】
いもシステム、根ばかり深く
掘り下げる。
華が咲かない、事で有名。
スキルの根を掘り下げる。
松、竹、梅の三段階で、掘り下げる。
【Sシステム】
Sシステム、SSシステム、SSSシステム
各、スキルとの連携、精神、神、悪魔、
との在り方が上昇補正。
多様すると、記憶や経験が減少。
今一人気がない。
スキルだけに、滅多に市場に出回らない。
お値段も、其れ成に成って入る。
某Mシステムを凌駕する。
店員の説明も頭に入って来ない。
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ありがとうございました。
結局は、購入で満足した。
一年間の終わりでは、やはり〔おせち〕料理が必要と感じる。
話が変わったが、年の瀬と同じ時を迎えつつある。
冬ギフトや手紙を送り付けて、お祝いの席に、大切な会議に、季節の行事に。
様々な要望のご予約が入って入る。
転移でお世話に成っていた。
店員と子供達に、ケーキと特製おせち三段
重を持って、貸し切った店先に向かう。
途中寄り道が、響いて途中下車、盛り上
がりが、年の瀬を“すれ違い”結晶も色褪せた。