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レベル31



“きりさめや”


“説きがたきかな”


“知りがたき”


“差やあやかかな”


“しりがたきこと”



百人一首モドキも。


久し振りだと、何を訴えて


良いのかは、心得に因るかと・・。


復興の垂れ幕が、当時を物語る。


地の利を過信した結果


怒涛の津波の如く


彼等はやって来た。


水陸両用の彼等は、我が物顔である。


水上の砦をよじ登る様は、忍者である。


次々とやって来た。


ブロック&蛙がやって来た。


今年は、大漁である。


砦から見える範囲内は、全て蛙で埋め尽


くされて、足の踏み場もない。


街に入る冒険者は、総て駆り出された。


蛙、退治である。


臨時収入だと、張り切る輩も多い。


共同運航に為るんで、稼ぎ易いって話で


ある。


僕は、大会で造り出した。レッドクラウ


ンを再び起動させる。


「ハァ~~。」


ヤル気の無さが、漏れて仕舞った。



★☆★☆★☆★☆



げっそりした。


そう、ここに来て録でもない、輩に出会ってしまった。


山賊に出会した。


彼等の、魂が玉の如く転がっていく。


ゴーレムに尽く散っていった。



★☆★☆★☆★☆



ちょっぴり遅い、文化祭が始まった。


街の到る処で、安売りの品が溢れている。


街では、収穫祭との触れ込みが各国に届


けられている。


中央に向かって、パレードが進み。


曲線を描いて、音楽隊が進んで入る。


久し振りに、鳥吉君とシミ吉君をぱく付


き、腹は満足を得た。


数百を超える。


即席の販売場では、見た事が在る品物か


ら、物珍しい物まで数百を数える品々で


溢れていた。


★☆★☆★☆★☆


人工知能


人は何処までも夢を追う者である。


僕は考えた!!


人は其を、マクロと呼んでいた!?


と、誘惑に敗けて、寝マクロ成る物を造


る事にする。



「ポチポチ。」


「フムフム。」



ふふふ。


あやしげな検定三級試験では、落第点。


妖しげな、文化祭深夜が訪れていた・・。


★☆★☆★☆★☆


着ぐるみを着た。変な親爺とピエロが


声を張り上げている。


「わははっっは!!」


「ぎゃはは。」


どうも、開店セールの呼び込みらしい。


因に、完全週休二日制・残業ナシ。


★自分や家族の時間を

大切にできる働き方。


★無理なく働くことで

長く続けられます。



なんて、看板の裏手に書いていた。


僕は、白い目をしながら横をすり抜ける


しか無かった。


★☆★☆★☆★☆


上手くない。


久し振りに、薬草を作ったが


スキルは腐らない。


「ゴリゴリゴリゴリゴリ」


「ゴリゴリゴリゴリゴリ」


低品質か・・。


俊敏を其れ成に、押し上げる。


しかし、作製となると作り上げ難い。


昔話では、ギフトはスキルであった。


何故か、ギフトは手に入れ難く。


アイテムを使って、対策は贅沢三昧と囁


かれていた。


さて、ウンチクは兎も角として、狸のか


和算では仕方無い。


投げては、当たる信楽のトレインちゃん


には、なるまいと狸寝入りした友人を、


遠い昔気質としてクシナダ姫の薫がキツイ!?


泥沼化した机の上を見て。


事前に仕入れた。基礎知識を使ってもう一度作り上げる。


「ゴリゴリゴリゴリゴリゴリ」


「ゴリゴリゴリゴリゴリゴリ」


「ピン」


〔六道祝福〕

ステータス全てに上昇補正。

高品質


高品質が出来た。


「ふぅ~~。」


少しでも興味があれば、経験に


積み重ねられる。


そんな所が、病み付きに成って入る。


材料を替えて、すり鉢と材料を持って移動する。


そう、法印を書き記した部屋での出来


は、更に厄介な物を造り出す。(笑)


しかも、手に入れた力が上乗せされる。


多重構造を可能とした理想を手に入れた。


★☆★☆★☆★☆


今は、旬である。


中央卸。


水揚げや、産地特売が並ぶ。


かつお節を中心に扱う女将に


声を掛けられた。


何気に、ハニカミを返す。


大して、応えられなくて申し訳ない。


★☆★☆★☆


疲れた。


何処まで行っても、終わりが見えない。


蜃気楼がまた行く手を、遮っている。


僕には、まだ早かったのか、経験からくる喜びさえ。


灼熱の日差しに、希望が消え失せる。


渇ききった喉元に、命の源を流し込む。


流砂が舞い上がり、嬉しくない熱風が吹き荒れる。



★☆★☆★☆★☆



【Iモード】

いもシステム、根ばかり深く

掘り下げる。

華が咲かない、事で有名。

スキルの根を掘り下げる。

松、竹、梅の三段階で、掘り下げる。


【Sシステム】

Sシステム、SSシステム、SSSシステム

各、スキルとの連携、精神、神、悪魔、

との在り方が上昇補正。

多様すると、記憶や経験が減少。


今一人気がない。


スキルだけに、滅多に市場に出回らない。


お値段も、其れ成に成って入る。


某Mシステムを凌駕する。


店員の説明も頭に入って来ない。


▲†▼†▲†▽†△†▽


ありがとうございました。


結局は、購入で満足した。


一年間の終わりでは、やはり〔おせち〕料理が必要と感じる。


話が変わったが、年の瀬と同じ時を迎えつつある。


冬ギフトや手紙を送り付けて、お祝いの席に、大切な会議に、季節の行事に。


様々な要望のご予約が入って入る。


転移でお世話に成っていた。


店員と子供達に、ケーキと特製おせち三段


重を持って、貸し切った店先に向かう。


途中寄り道が、響いて途中下車、盛り上


がりが、年の瀬を“すれ違い”結晶も色褪せた。





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