レベル18
「う〜〜ん?」
アホになったのではない、いやバカ何だが・・。
今日は何かと言えば、久しぶりに〔リリー〕と〔ダン〕で
狩に行く予定の筈・・。
思案して居ると、此方に向かって走る二人の姿が視えるが・・。
彼等の背後を追っている何かが視えた。
「嘘だろ・・」
オモワズ声が出てしまった。
其れも其の筈、オーガが視えた。
「アルト!!」〔ダン〕
「逃げるわよ!!」〔リリー〕
当たり前だ、何処にオーガを相手にする人間がいるのか?
踵を返して走り出す。
其処にダンとリリーが追い付いて来たが、かなり息が上がって
きている。
待ち合わせ場所に来る迄に、結構走ったのだろう。
チラリと後ろを確認するが、未だオーガは此方に向かって来る。
最悪の状況が頭を過るのを、頭を振って払拭する。
「ギャャャ」〔ダン〕
後ろを観て叫んでいる・・。
暢気に考えている時でもないか、以前採取した悶悶草から
創り出した【煙玉】を使う事にする。
「Boooww!!」
「Boooowww!!」×5 !?
オマケとファイアーボールを数発お見舞い品だとおいていく。W
「Goooooow!?」
オーガも流石に戸惑ったか?
スキルで確認する。【オーガ レベル11 1500/2000】
・・・・意外と削れている。
ゴソゴソと取り出したるは、【ボム】・・・・。
「にゃ・・・・」
リリーとダンは走り過ぎて、300m先でへばって何事かと
こちらを凝視している。
俺は少し離れた位置でオーガを待ち受ける。
未だに煙が晴れない、仕方ないので魔法で吹き飛ばす。
位置が確認出来た瞬間に、【ボム】を投げ付けて、更に魔法で
ウィンドカッターを唱える。
「Booow」 【オーガ 1000/2000】
「Gwooo」 【オーガ 888/2000】
「Goooo」 【オーガ 484/2000】
「ooooo」 【オーガ 124/2000】
「……」 【オーガ 0/2000】
終わったみたいだ。
意外と呆気なかった。
固定観念でガチガチだったかな!?
ふっと、気になってリリーとダンを確認すると、アホな顔してる。
視なかった事にする。
さっそく、こんがり揚がったオーガを視て、魔石を取り出す。
運が良いのか、コアもあった。
隠れて使ってみる。【棍技】レベル 2
余り嬉しくない・・・・。
苦い想いをして居ると、2人が声をかけて来た。
スッカリと忘れて居た。
愛想笑いで誤魔化すも、シッカリと見抜かれてしまい、小言を聴かされて
30分やっとの事で解放されるも、今から目的地に向かうと聴かされれば
嫌な顔の一つや二つ・・・・。
案の定、また小言を聴かされてしまった。
で、1時間後向かった先は、ラムだったりもする。〔来る事が多くなったな・・〕
リリーは杖を持ち、ダンは剣と盾を持っている。
フッと気になり、スキルで確認する。
〔リリー レベル 8〕
〔ダン レベル11〕
まあ、死にはしないと思うがな、油断は禁物と気を引き締める。
以前訪ねた時は、油断して盗賊と鉢合わせとなり、碌に手が出せなかった。
1Fはゴブリンで問題なし。〔スライムを数匹居たが〕
2Fもゴブリン戦士を3人で滅多打ち。
3Fにゴブリンソーサラーを加えるも、反撃の隙など与えない。
コアの台座まで一直線と迷わずに来た。
2人とも気が付かない・・。〔まぁ良いか〕
〔リリー レベル 11〕
〔ダン レベル 15〕
コアは復活して居ない為に、ボスとコアはお預けとなったが
2人にしては、大冒険だったらしい。
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アルト
レベル 29 → 30 NEW!
加護 ------
称号 ------
種族 人族
年齢 15
職業 鍛冶屋(見習い)
出身 ロードスター
ジョブ ------
DP 301 → 312 NEW!
GP 124 → 137 NEW!
体力 133 → 144 NEW!
腕力 105 → 117 NEW!
器用 100 → 121 NEW!
敏捷 117 → 120 NEW!
魔力 105 → 115 NEW!
知力 100 → 109 NEW!
運 20
アクティブスキル
【錬金術】 レベル 2
【鍛冶屋】 レベル 2
【剣技】 レベル 2
【棍技】 レベル 2 NEW!
【魔法】 レベル 2
【筋力上昇】 レベル 1
【能力上昇】 レベル 2
【身体再生】 レベル 1
【身体強化】 レベル 1
【火耐性】 レベル 1
【毒耐性】 レベル 1
パッシブスキル
【鑑定】 レベル 2
【検索】 レベル 2
【アイテムボックス】 レベル 2