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レベル14




「不愉快です」




冒頭の頭から、飛び出して言い言葉では無い。

何故こうなった?




「待ってくれ」




自分で言っといて嫌になる。


此れまでのやり取りで、何か勘違いされそうな内容だが

なんて事無い、道具家で売りさばこうと交渉した結果だった。


女主人は最後に一言告げて、店の奥に引っ込んでしまった。

仕方が無い、カウンターに並べた物を仕舞い店を後にする。




全く人の足元を見過ぎだ。

愚痴の一つぐらい言いたくなる。




今日は、ある程度溜まった魔石や、その他諸々を売りに出て来たが

女主人と折り合いが悪く、安く叩かれた。


今後も安く叩かれそうだ。

まあ、過ぎた事は考えても仕方ない。


銀貨15枚、銅貨8枚、銅線貨4、手持ちを合わせると

金貨3枚近く手元にある。




「・・取り敢えず飯にするか」




頭を掻きながら、【フィール】の街中を進む。

適当に目配りし、空いて居る店に足を向ける。




「いらっしゃい!!」


「坊主か・・」


「む・・」


「・・串肉、串鶏2つ」


「を!?客か」


「ヘイ!!お待ちかね!!」


「あ、ああ・・」


「また、来いよ!!」




主人の態度に惹きながらも、銅貨4枚を渡す。

串肉を頬張り歩んで行く。


たまに食べると美味い、タレが絶妙に肉とマッチしてる。

直ぐに食べ終わり、串鶏を頬張る。


此方は、塩タレか?




「う、美味い・・・・」(又こよ)




口の中をモゴモゴさせて、程なく到着した。

魔道具屋、目的地の一つでもある。


店の中に入ると、怪しげな物から普段見慣れた物まで

所狭しと並んでいる。


定員に声を賭けるべく、カウンターに向かう。




「いらっしゃいませ」


「ああ」




思わずぶっきらぼうに返事をして仕舞った。




「コアが観たい、【身体再生】【身体強化】【火耐性】は有るか?」


「少々お待ちください」


「・・・・ん」




ぼーっと待って居ると、定員が奥から戻って来た。

手には木箱がある。


そっとカウンターに置かれたソレを視て居ると、木箱を開けて

俺の前に置いてくれた。


覗き込むとコアが3個ある。

特に違いが解る事もなかった。




「・・いくらかな?」


「はい、金貨1枚、銀貨40枚になります」


「じゃあ、金貨2枚」


「では、御釣りの銀貨60枚です」


「・・ん」




迷う事無く硬貨を受け渡し、木箱から取り出したコアを

次々と足もとに叩き付け、スキルを手に入れた。




▱▱▱▱▱▱▱▱▱▱▱▱▱▱▱▱




アルト


レベル 24


加護 ------

称号 ------

種族 人族

年齢 14

職業 鍛冶屋(見習い)

出身 ロードスター

ジョブ ------


DP 244

GP 88


体力 91

腕力 65

器用 60

敏捷 75

魔力 64

知力 55

運 20


アクティブスキル


【錬金術】 レベル 2

【鍛冶屋】 レベル 2

【剣技】 レベル 2

【魔法】 レベル 1

【能力上昇】 レベル 1

【身体再生】 レベル 1 NEW!

【身体強化】 レベル 1 NEW!

【火耐性】 レベル 1 NEW!

【毒耐性】 レベル 1


パッシブスキル


【鑑定】 レベル 2

【検索】 レベル 1

【アイテムボックス】 レベル 1





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