あとがき
この度は『空想スイリ』を読んでいただきありがとうございました! これにて完結です。
本作は屁理屈で構成されております。屁理屈系推理小説、または屁理屈系恋愛小説ですので、『こんなの推理小説じゃない!』と怒らないでください。すみません。
前作の『infiorarsi』に大分気力等を持っていかれたので、今回は箸休めの感覚で書きました。ので、箸休めの感覚で読んでいただけたらなと思っております。
今回も解釈は読んでくださった皆様にお任せしたいと思っております。ただ、夢オチだけは譲りません。
鶴ヶ谷の好きな人や、『俺』の本名については自由に想像してください。べ、別に考えてない訳じゃないですよ? 名前考えるの苦手だから登場人物を二人で済ませたなんてことはありませんよ? だ、大丈夫、ですよ……?
推理小説は初挑戦だったのですが、やはり難しいですね。多分次はないなと思いました。でもファンタジーとは違って動きが少ないのがとても楽……! ファンタジーだと必ずバトルシーンが入るのが問題ですね。自分のせいですね。
さて、やはりあとがきというのは何を書いたらいいのか分かりません。
最後に、ここまでお付き合いくださった読者の皆様、推理のアドバイスや鶴ヶ谷のイラストを描いてくれた相方に感謝の意を述べてあとがきとさせていただきます。ありがとうございました!
平成26年1月17日 千虎




