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001 まえがき


…ある時、幻想郷に住む

  ありとあらゆる生物が

   七日七晩眠り続けるという

    不思議な「異変」が起きた…。 


…だが、特にこれといって

  損害も影響もなく、

   その「異変」は記録されることなく

    やがて忘れられた…。


…「異変」の真相を知る

  唯一人の男は、

   その真実を生涯

    誰にも語ることはなかった…。




 異説・東方陰陽鉄

まえがき


ここはきっと、あなたが知っている世界とは、少し違う世界。

これはきっと、あなたが知っている物語とは、少し違う物語。


この物語を読むにあたって、憶えておいてほしい事が1つあります。

この物語には特定の主人公はいません。

登場人物は、皆、それぞれの人生を送っています。

それぞれの立場で、笑い、泣き、話しています。

彼等、彼女達は、生きているのです。

彼ら、彼女達は、物語の登場人物であるよりも先に「自分自身」というストーリーの主人公なのです。

物語で描かれるのは、それらが絡み合い、織り成す、世界のほんの一部分にしか過ぎません。

それ以外の部分で皆が何をしているのか、どんな場所で暮らし、どんな生活を送っているのか。

それは「あなた」が、自由に想像してください。

物語は一つでも、その物語を読んだ読者が想像する世界は、読者の数だけ無数にあります。

物語は、「あなた」の目に触れた瞬間、作者の手を離れ、読者の頭の中に入ります。

そして活字や映像という枠組みを越え、「あなた」の頭の中で、新しい想像の世界が作られるのです。

それは既に「あなた」だけのオリジナルストーリーであり、二次創作なのです。



人の数だけ幻想郷。

人の数だけ二次創作。


この物語の主人公は、この物語を読む「あなた」に他ならないのです。

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