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春嵐

作者: 織田一菜

暴風雨昼夜の間

雨風強く僕らの心に

やむことなく吹き続ける

そう思ってたずっと


風が全てを吹き飛ばし

雨が全て洗い流し

そして全てが無くなる

そう思ってたずっと


吹きやまない風はない

降り止まない雨もない

だから


春嵐がやって来て

綺麗な花を散らせても

またいつか新しい花が咲く

またいつか綺麗な花が咲く


真夜中の間の暴風雨

うるさいくらい吹きつけて

うるさいくらいたたき付ける

だから気付かなかった


風が全てを吹き飛ばし

雨が全て洗い流し

それでもいつかまた

綺麗な花を咲かせることを


春嵐がどんなに

強く吹いても僕は

もうなんにも怖くない

いつか止むと知ったから


春嵐がやって来て

また花を吹き飛ばしても

また美しい花が

何度だって咲き続ける

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― 新着の感想 ―
[一言] こんばんは。聖魔光闇と申します。 心はいつだって前向きで嵐の後にも花が咲く。 そんな情景を唄った詩でした。 私の心は今、嵐の真っ最中。またいつか花が花達が咲き乱れるのでしょうか。 そ…
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