プロット起こすひととフリーハンドで書くひと
小説の書き方にはおおきく分けて二種類ありますよね? たぶん。
綿密に、プロットという名の設計図というか、下書きを作っておいてから本稿を書き始めるひとと──
思いつきで書き始めて、書きながら物語の続きを考えるひと。
皆様はどっちでしょうか?
もちろん両方のハイブリッドというパターンもあることでしょう。
基本的な設定や登場人物のキャラづけはするけど、物語の進め方はフリーハンド、とか──
物語の骨格を綿密に設計して、設計図通りに物語を進めはするけど、その中にその時の思いつきで遊びは入れます──みたいな。
私はプロットというものを書いたことがありません。
これじゃダメだ! しっかりプロットを組んでおかないからいっつも物語が当初書きたかったものからどんどん離れていってしまうじゃないか!
そう思って、初めてのプロット作業に今回挑戦してみました。
めんどくさ……
挫折しました。
自分に合ったやり方というものはあると思うんですよね。
私がプロットなんか組むと、キャラが物語のための操り人形になってしまう。
『物語をこうしたいから、君にはこう動いてもらう』とか言って、キャラに物凄く不自然なことをさせてしまうダメ司令官が私です。
それよりはキャラたちに自由に動いてもらって、司令官が当初描いていた結末とは全然違うところへ向かいはじめても好きにやらせるみたいな、そういうやり方のほうがどうも自分には合ってる。
自分に合ったやり方でやるのが一番なんですよね?
たぶん。