親父「ひぃ!株価が乱高下!お金ないぞ」
学校から帰宅すると何やら親父らが真剣な目で見ている
おいどうしたんだ親父・・なにか「いいから見てみろマコト、大変なことになってしまったようだぞ日本は・・・」
テレビを見て必死にその発言をいうぐらいしか語彙力が残っていないのか俺の親父は指を指してブンブン口を開け示している。
毎度のことながらこういう事象にはなれているんだ。どうしたんだと俺は目をジト目でテレビの映像について見てみると・・どうやら株価が大暴れしているらしい。
なんてこったい、このままじゃ俺の購入している株券が全部ぶっとぶうううううううううう!!
親父よ、たしかにそれは大変じゃないか!!
株は大切である。なぜならウチではただ単につもり貯金としてお金をタンスにラッピング保存する以外に使いみちを余らすのも可愛そうだから全財産過剰な資金を含めて全て株に交換しているからである。
株で円に依存するのをヤメてやるぞ!と粋こんでた親父が,,,,なんだか今ではその発言を思い出して頭を猛烈なスピードで我が家自慢の硬さを誇る壁掛け時計に向かってジャンピング土下座して回転しながらお尻で叩きまくってる状況だ。
大変じゃあないか!!俺ら一家はボンビー一家になっちまうぜえええ!!
こうなったら俺がなんとかしなくちゃ・・なんとかして株価を止めなくちゃ・・・・!!!
落ち着けマコトよ!そんなことをしたらインサイダー取引になって俺らはブタ箱になる!今すぐ考えを改めるんだ!!!
焦る親父。しかし俺はもう言っちまったからには止まらない。我が家のボンビー増進計画には加担したくないのだ。親父よ今の言葉は聞かなかったことにしてくれ‥
俗に言う武士の情けである(多分)
しかし金をどうやって稼ぐべきなのかを我が家からミサイルのように貫通ジャンプして思ってしまった。フッ我ながら情けないな・・
だが俺には人間的な繋がりがあるんだ!これを使って俺は一家のボンビーをなくしてやるぜえええええええええええ!!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(((((((((((っ・ω・)っ ブーン
というわけなんだダール!助けてくれ
俺はインドから日本へカレーの凄さを広めたいがために移住してきたダールの店へ足を運んだ
ダールのカレーははっきり言ってまずい。けどダールはいつもダイヤモンドのような光る輝きで俺へこういうのさ。
「もんだいない、わたしに頼ってきた段階であんたは正解を選んだも等しいのだ」
「おお!!さすがダール!一体何の解決手段をもってきたんだ !??!」
会場(ダールのお店)にて緊迫感がとってつもなく上がってやがった。いかなる荒波にも負けないほどのビッグウェーブをダールの鼻息から感じられる。あれはサーファーたちがビッグウェーブで乗るべきだと思わせない命知らずか主人公補正の入ったハイな奴らしか乗りたがらないような並半端じゃない大波の音だ!!
ダールは一息つきながら ゆっくりと口をへの字から開けはじめる。
優雅とはいえないがその動作は全ての人生を込めてのマジなヤツだと悟ったぜ。
「俺はお前にお金のできる仕組みを作ればいいんじゃないかと進言する。」
「おおっ・・おおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
俺は感極まって頭の中に浮かんだトンカチを取り出して自らの頭を殴りまくり、多くのお星さまをトンカチから作り出してオークションサイトに売ることにした。
まずはオークションからやってみればお金が簡単に手に入るらしいな、と助言を親父からも呆れからいただけたのでスマホから売ってみたら
ふむ、さっそくオークションで売れているみたいだな。ん!?!?
俺は値段を1000円で1ダース売ったつもりだったがどうやら100万円で売っていたみたいだ。
しかし驚くべきことにこれを購入したいと海外の偉いことしてるらしい兄貴が買い取ってくれた!!なんて優しい人なんだ!!
俺は経済の流れについて知った、今度は驚愕のあまり目から金色に光る涙が際限なくだばだばと漏れてきてしまった。今度は流石に固形物じゃないから自分の本を汚したくないし傍にあったゴミ箱へ全部貯めておいたが・・いいのだろうか、こんなに優しい人からお金を沢山ぶんどることをしてしまって・・・
一応出品者が登録のときに義務付けられているメアドに購入者からのメッセージが来てるから開いていみると近々ウチの家へ来てお話してもらえないかと書いている。
明らかに歓迎モードらしい語り口で書いているものだから満足していただけてるのだろう。
ならバッチグーである。一応御礼のメールで返信してメアドをブロックしておく。
100万円をオークションから稼いだぜ親父!!
「マコトよ、100万円では全く足りないのだ。なんかさっき株の7割をめちゃくちゃ資産として価値なくなってしまって・・・申し訳ないが100万ドルなら意味があったかもしれん」
「なんだって!?じゃあ俺のこれは雀の涙程度だったのか」
「ああ、マコトすまんがもう諦めて一家ボンビーに「ならないいいいいいい!!俺は毎日もやし飯をみんなで食うのは嫌なんだああああああ」
再び落雷のようなスピードで我が家の世界一硬いとでも言えるような鋼のソファの硬さを借りて俺はカタパルト加速をして瞬間的に家から飛び出した・・
ふうむ、百万円は手の中にある。よし、俺には人脈が有るんだ!でっかい大動脈がな!
・・・・・というわけで頼んだマイク!!
マイクの家で俺は昨日の出来事を話しまくる。とにかく俺は話しまくったのさ。
マイクはそれを一通り聞きまくってこういったんだ。その一言を言う前に彼の自己紹介をさせてくれ!
彼の名前はマイク アメリカから留学でやってきたプログラミングが好きなギークさ
デブだけど心優しく、まるで大和撫子のような菩薩のような目でいつも胡座かいてラリってやがるけど
いい人だぞ!大食いできるからな!! (男)
話をマイクに戻そう、マイクはのんびりと口を開けて言った。
「ふむ、ならばその百万円を使って更に大きく金を稼ぐこともできるんじゃないか?」
え?マイク、それってどういう意味?俺は口を栗の形にしてブーブーと滝の流れるスピードのように抗議をする。
「ハハハ、お金でお金を働かせるってやつだよ。」
なるほど、そういうことか! 今度はお金が使えるもんだから俺はみんなの思いのためにお金を使えばいいんだな!マイク!!
「ふふっ」
マイクはそれだけいうともはや俺には何も言い残すことがないかのようにパソコンをいじる作業へ戻った。
「マイク!!キミはいい友だ!また困ったら質問を聞かせてくれ」
マイクは俺の言葉を聞いて軽くうなずき、俺はドアを静かに閉めて今まで加速してぶっ飛んできた道を動画の逆再生の如く同じ体勢で家へ戻っていった。
家へ変えるときにマイクと昨日のダールの発言を組み合わせて俺はプログラミングができるマイクを50万円で10日労働契約を結び、学習するのが困難な俺へ知識の全てを教えてもらいながらセルフプログラミングスクールを開催してもらい、家族をもやし生活から救うためにテロリストの懸賞金がかかっている奴らを片っ端から特定して警察へ電話して→金がどんどん溜まっていくのであった
過激派宗教教祖、殺人鬼、危険指導者、やばい奴らは全て居場所をカメラからハッキングして見つけていった。総額1000万ドルだ!
しかも金色に光る涙を謎の研究所に売り払ったから我が家ももう安泰だな。そうして俺は寝るのであった。